東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

花のあとがイイネ

2019-11-10 | 季節の花
  いまゲンノショウコの花のあとがいっぱい見られます、
  お神輿の屋根の飾りに似て神輿草の異名もあるゲンノショウコ
  花のあとは今が見頃です。
  そしてセンニンソウも名前の由来が分かる形になってきました。


  

     草むらの中はお神輿がいっぱい、わっしょいわっしょい祭りだわっしょい。




  

     これはカタパルトとかスリングと呼ばれる「投石器」みたいなもの、
     神輿草はバネの力で種子を遠くまで飛ばします。




  

     根元に二つ残っている種子、
     これが完全に熟れるとバネの部分に裂けめが入りそれぞれをビヨ~ンと遠くまで飛ばします。
     子孫を広く散らばらせて繁栄させるための植物の知恵ですね。




  

     うまく飛んだかな、飛ばせるかな
     秋の日差しの中、ゲンノショウコはその一生を終えようとしていました。




  

     ゲンノショウコはフウロソウ科の花。
     フウロソウはきれいな花だけど私の守備範囲では見られません、
     昔は遠出をしたのでよく見かけたんですけどね。




  

     ゲンノショウコはお腹が痛いときに飲むとすぐ効果を現す、ということで「現の証拠」と書きます、
     ちょっと盛りすぎみたいな気もしますが、、、。
     赤い花は関西に多く白い花は関東に多いとか、面白いですね。




  

     センニンソウの種子も面白い形になります、
     この姿・形から「仙人草」名がつきました。
     白髪三千丈という言葉を思い出しますが。




  

     空高く覆い茂って白い毛を伸ばしています、
     これからふわふわと大空を旅して遠い大地で新しい生命を得るのでしょうか。
     秋は植物にとって総決算のとき、
     種子に来年を託し静かに消え去っていきます。

     秋にはいろいろな種子がたくさん見られます、
     近くまた第二弾をやりたいですね。

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影 10月26日 向島百花園
          
コメント (4)
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