東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

蔵前橋から吾妻橋まで

2016-06-29 | 散歩
  ここまで来ると、痛む足を引きずって、、、ですわ、
  歩き出してから3時間半を経過、休みなしに歩いている。
  でもここまで来たら終点はもうすぐそこ、
  ひとムチくれてゴールを目指しましょう。


  

     蔵前橋(くらまえばし)
     このあたりに幕府の米蔵がたくさん並んでいた、
     その蔵の前の地というのが、地名にもなった。
     蔵前の地は札差しなど江戸商人発展の地であり、
     粋(いき)や通(つう)のあふれた土地柄となってきた。

     札差し(ふださし)とは武士は米で給料を受け取っていた、そのままでは不便なため
     武士に代わって米を受け取り現金化して武士に渡し手数料を得る商人。

     物価が上がって暮らしにくくなっても給料は上がらない、武士は前借りをして凌いだ。
     大名から下級武士まで借りまくった結果武士は札差しに頭が上がらなくなり
     見かけはともかく実質的に町人の力は武士のそれを上回っていく。
     




  

     厩橋(うまやばし)
     この橋の創架は明治7年で、 隅田川では 第6番目の橋です。
     この一帯には幕府の御米蔵があり、米の運搬のために馬もたくさん飼われ、
     お厩と言われ、橋が出来る前には「お厩の渡し」があった。
     3連アーチがいいですね。




  

     この辺は隅田川の横にもう一つの川が、、、
     隅田川テラスを行く人にとってはまさにオアシスです。




  

     駒形橋(こまがたばし)
     駒形の名は、橋のたもとに浅草寺に属する駒形堂があるから。
     土地の人々によれば、コマカタは清んで発音して、
     コマガタと濁らないと伝えている、これも粋ってことかな。
     昭和2年に竣工する前には「駒形の渡し」のあったところ。




  

     駒形堂(こまがたどう)
     駒形堂は浅草寺の伽藍の一つ。
     浅草寺本尊の聖観世音菩薩が隅田川から発見された場所で、
     江戸時代は魚介殺生禁断の地でした。

     草の林もわかず 暮れそめ
         三日月低し、駒形の上に   子規




  

     吾妻橋(あづまばし)  これだけ下流側から
     浅草と本所を結ぶ橋、本所吾妻橋とも呼ばれる。
     創架は1774年10月で、それまでは「竹町の渡し」と呼ばれた渡し舟があった場所だった。
     江戸時代に隅田川に架橋された5つの橋のうち最後の橋で、
     武士以外の全ての通行者から2文ずつ通行料を取ったと記録に残る。




  

     吾妻橋
     東岸にはアサヒビール本社などが入る墨田リバーサイド地区があり
     アサヒビール本社はジョッキから泡が盛り上がるというデザイン。

     屋上の個性的な形をした金のオブジェでおなじみの「スーパードライ ホール」。
     巨大モニュメントにより通称「うんこビル」などと呼ばれているが、
     アサヒビールの燃える心を象徴する「炎のオブジェ」とされている。

     「うんこビル」の別名で呼ばれてはいるけど、
     その他に「オタマジャクシ」、「練り辛子、」「クジラ」、「オバケ」などの解釈もあるみたい。

     スカイツリーの左は墨田区役所。




  

     東京メトロ銀座線浅草駅
     吾妻橋方面の4番出入口には、浅草観音に因んだ格好の屋根が設置され、通称「赤門」と呼ばれている。
     向こうに雷門、すぐそこに神谷バー、右には東武浅草駅と遊覧船乗り場。

     このほか浅草には都営地下鉄浅草線浅草駅、つくばエクスプレス線浅草駅がある、
     それぞれバラバラにあるのでちょっと辛いところだ。


     ここから右へ行って東武線で帰宅の途に、
     電車の椅子に座ったら「わ~、楽ちん。生き返ったようだ」。♪
     下車駅で降りて歩こうとしたらイテテ、歩けな~い、、、
     座ってた分痛みが倍加、たまらんち!。

     帰って靴下を脱いだら足の爪が2,,3枚紫色に、
     2ヶ月を経った今でも紫色のまま。
     新しい靴を履いて行った私がバカだった・・・。
                                                           5月8日 隅田川を歩いて帰る
                 

  
コメント (4)
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