東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

江戸の華、花ショウブ

2016-06-09 | イベント
  江戸時代、最も珍重された花が花ショウブでした。
  武家社会に愛された花ショウブ、
  ショウブは尚武に通じ、武道・武勇を重んじる心として人気があったのです。
  そして今、その種類は5,000以上あると言われています。


              

              ハナショウブ(花菖蒲) アヤメ科アヤメ属

              いろいろな色の花があります、
              何色から始めようかと悩んだけど清楚な色から。




  

     花ショウブと言えばやっぱりこの色かな、
     パッと見にはアヤメと間違えそう。




              

              白と紫のいいとこ取りですか、爽やかでいいですね。




              

              アヤメとの違いの一つは咲いている場所、
              アヤメは乾いた所に咲きます。




  

     ちょっとワイドな花。




              

              花ショウブの淡い色彩は
              梅雨空の鈍色の空に映える。




  

     ここの花ショウブには全部名前が表示されている、(江)は江戸系。

     『系統を大別すると、品種数が豊富な江戸系、室内鑑賞向きに発展してきた伊勢系と肥後系、
     原種の特徴を強く残す長井系、他にも海外、特にアメリカでも育種が進んでいる外国系がある。』




              

              お奨めはこれでしょう、「小町娘」。




  

     これもお奨め、三連水車。

     「いずれアヤメかカキツバタ」という言葉があります。
     アヤメとカキツバタは似ていて区別がつきにくい。
     また、どちらも甲乙つけ難いほど美しい。
     さらに、ほとんど一緒で大差がない・・・などの意、とのことだけど。

     アヤメやカキツバタはほとんど紫の花、
     花ショウブは千差万別と言えるほどの花の色。
     江戸の人たちが夢中になったわけが分かりますね。




  

     イベントから一枚。

     いろいろなイベントがあったんだけどコンサートから。

     亀渕 友香さん(1944~) に似ているな。
     ボリューム感たっぷりの歌声でスタンダードナンバーなどをたっぷり聞かせてくれました、
     ゆっくり聞いていたかったけど、どうも気持ちに余裕がないもんで・・・。

     久しぶりに生歌、生演奏を聴きました。
     青空の下で聞く音楽っていいですね。♪
                                                         6月4日 足立区・しょうぶ沼公園
         


     今日6月9日は旧5月5日、端午の節句です。
     屋根にショウブの葉を投げあげ邪気を払う、、
     お風呂はしょうぶ湯として悪いことが起こらないようにしました。

     このショウブにそっくりな姿で花が咲くから花ショウブ、
     ショウブはサトイモ科なので花は目立ちませんね。
     ショウブみたいな尖った葉にきれいな花が咲く、
     花ショウブの名の由来です。
         
コメント
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