東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

千住宿、いにしえから昭和まで

2016-06-15 | 散歩
  ご近所どころか隣町でした千住、まさかぁ !?。
  でも隣接する町として私の住んでる街の名が。
  通勤途中で見た小さな神社がきっかけで
  ご近所散歩からいにしえまで、パラレルワールドを。


  

     ちょっといにしえ過ぎました?、
     何年前でしょう、6000年くらい前らしい。
     千住旭町からは推定体長20数メートルのシロナガスクジラの下あごの骨の一部が発見されました。
     そして4000年前には陸地になっていたみたいです。




  

     通勤途中の道端にこれがあるんですよ、気になる。
     でも行く途中なので降りてる場合じゃない、よけい気になる。
     ついに帰りにこの道を通りました、さあ探索開始。




  

     葛飾北斎の「富岳三十六景 武州千住」。
     この位置から描かれたんですね、うんうん確かにここから見ればこう見えるはず。
     地上の建物を全部取っ払っちゃえば確かに富士は正面に見えますわ。




  

     その横には「弘法大師御作 子育地蔵大菩薩」の碑。
     この道は大師道と呼ばれ西新井大師に通じます。
     西新井大師の開祖は弘法大師、
     病気に苦しむ住民のため寺の西側を掘ったら井戸が湧いた、
     西に新しい井戸が湧いたから西新井の地名に。




  

     その隣にも弘法大師。
     弘法大師道、右にこれより西新井、、、と読めますね。
     弘法大師はこの道を頻繁に通ったのでしょうか?。




  

     現在の大師道。
     この道は浅草・言問橋から向島を通って西新井橋に至る墨堤通り。
     正面の信号を右折し西新井橋を渡って西新井大師に通じます、
     ここから約2キロくらいかな。
     正面は荒川土手、左に隅田川が流れるけど見えない。




  

     さて、戻って。
     まだまだ横にあります、「元宿堰稲荷大神」、
     この辺りは当時の千住宿と本木村の境界線上に当たります。
     そして2,3軒おいて「元宿堰稲荷神社」がある、どこ違うの?。

     こちらは水神様をお祀りしているみたい。
     一時期は隣の「神社」に編入されたが
     いろいろあってまた分離。

     昭和20年(1945年)11月 元宿神社の境内社に編入、
     昭和22年(1947年)2月 元宿神社より独立、
     結局隣り合って同じような神社が二つ。


     さて次回は隣の元宿堰稲荷神社から。
     ここは有名なお化け煙突があった所、
     私くらいの高齢者くらいしか覚えてないかなあ?。

     お化け煙突の守護神だったけど
     御神徳はお化け除けというヘンな神社です。
                                                       6月11日 富岳三十六景と弘法大師
         

コメント (2)
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