古都探索日記

奈良や京都の散策日記

鈴木雅明 北ドイツ・オランダ オルガン紀行

2023-04-27 10:18:35 | 音楽
 4月23日のNHK教育TVのクラシック番組はバッハコレギウムジャパンの主宰者・鈴木雅明さんが北ドイツとオランダの3つの都市の教会を訪ねパイプオルガンを演奏する内容。
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 三つの教会はハンブルグの聖ヤコビ教会、ノルデンの聖ルトゲリ教会、オランダ・マイニゲンのマティニ教会。どれも製作者はアルプ・シュニットガー(1648-1719)。特徴は一段の鍵盤のパイプを一つの箱にまとめること。ペダルの太くて長いパイプは正面の左右に設置し、ペダルタワーといわれるようにそびえ立つ。また、ツインベルシュテルンという鐘が鳴るようなストップなどが解説された。画像は聖ヤコビ教会のオルガンを弾く鈴木さん。

 ツインベルシュテルン(zwinbellsternn = twinbellstar)は愛知県芸文センターのコンサートホールのパイプオルガンにも備えられている。二つではないがオルガンの中央に星が回転しながら鐘の音を出す。吉田文先生のコンサートでも使われた。

 聖ヤコビ教会とマティニ教会ではバッハ作品、ルトゲリ教会ではブクステフーデ作品が演奏され、最後に鈴木雅明さんが感想を述べられた。

 興味深い番組であった。なんとか理解できたのも吉田先生のレクチャーとコンサートのおかげです。あらためて感謝申し上げます。
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