古都探索日記

奈良や京都の散策日記

バッハ・コレギウム・ジャパン コンサート

2010-07-03 12:37:26 | 音楽
 オペラシティにBJCの教会カンタータ全曲シリーズVol.57を聴きに行く。今井奈緒子さんのパイプオルガンでプレリュードとフーガ h molに続き、1727~1729年のカンタータBWV117,120,98,34が演奏された。

ソプラノ ハナ・ブラシコヴァ、アルト ロビン・ブレイズ、テノール 水越 啓 バス ペーター・コーイ。

各曲の聴き所を紹介すると
 

BWV117 (賛美と曳航が至高の善にあれ) 第7曲 アルト・アリア:トラヴェルソと弦楽を伴うが、バッハの作品としては珍しくホモフォニックでまるでヘンデルの作品の様。

BWV120 (神よ、あなたはシオンにてひそやかに賛美され) 第2曲 合唱:3本のトランペットとティンパニが加わる大規模、豪壮な合唱。晩年の大作ミサ曲ロ短調のクレドのEt expectに再利用されている。

BWV98 (神がなすのは恵みに満ちた御業) 第3曲 ソプラノ・アリア:オーボエを伴う哀調を帯びた旋律があまりにも美しい典型的なバッハ節(ぶし)。今日一番の聴き所。

BWV34 (おお永遠の炎、おお愛の源よ) 第3曲 アルト・アリア 唯一つのアリアでトラヴェルソとヴァイオリンを伴う。このアリアも旋律が美しい。 

写真はプログラム(右)と、ちらし。

BWV98 眼よ、泣くのはおよし を聴く
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