バッハのカンタータに度々登場するオーボエ・ダ・カッチャ(伊語oboe da caccia 狩のオーボエの意味)は当時は最新の楽器であったらしい。オーボエより5度音域が低くその湾曲した形状がイギリスの角笛に似ていることからコーラングレ(コル・アングレ 仏語cor anglais イギリスのホルンの意味)とも言われる。ほぼ同じ音域の直管のターユ(テノール・オーボエ taille)もある。その使い方の違いがよく判らない。モダン奏法では文字通りイングリッシュ・ホルンがその役割を担う。
写真をクリックしてください。左から ターユ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ。右は湾曲した形状と先端についた朝顔が特徴のオーボエ・ダ・カッチャ。
私がこの楽器を初めて目にしたのは10年以上も前BCJのクリスマス・オラトリオBWV248のコンサートだった。オリエンタルな雰囲気があり、とてもオーボエの仲間とは思えなかった。
写真をクリックしてください。左から ターユ、オーボエ・ダモーレ、オーボエ。右は湾曲した形状と先端についた朝顔が特徴のオーボエ・ダ・カッチャ。
私がこの楽器を初めて目にしたのは10年以上も前BCJのクリスマス・オラトリオBWV248のコンサートだった。オリエンタルな雰囲気があり、とてもオーボエの仲間とは思えなかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます