古都探索日記

奈良や京都の散策日記

BCJコンサートの曲目について

2010-03-02 18:07:14 | 音楽
 2月25日のコンサートの3曲の教会カンタータについて説明。

BWV47 《誰であれ高ぶる者は低くせられ》1726年10月13日初演。第2曲のヴァイオリンのオブリガートを伴うソプラノのアリアが中心。

BWV27 《誰が知ろう、いかにわが終わりの時が迫り来るかを》1726年10月6日初演。第3曲のオーボエ・ダ・カッチャを伴うアルトのアリアが有名。この楽器については次の記事で述べる。写真はオーボエ・ダ・カッチャを手にするBCJの三宮さん。

BWV36 《嬉々として舞い上がれ、星々の高みにまで》1731年12月2日初演。教会暦の元旦である待降節第1主日用。ケーテン王妃誕生日祝賀用のBWV36a(1726年)から転用。レシタティーヴォが無いのが特徴。この曲はバッハのお気に入りのようで他にBWV36b,c(世俗カンタータ)にも転用されている。オーボエ・ダモーレを伴う第3曲のテノールと弱音器をつけたソロ・ヴァイオリンを伴う第7曲のソプラノのアリアが有名。
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