「散歩のとき何かたべたくなって」の「名古屋懐旧」から
私は、鯛の刺身が大好きだ。
鯛の腹のあたりの、すこし脂が乗っているところを、あまり厚くない刺身にし、ワサビも何なしに、生醤油だけで食べる。
これに、すこし濃目の煎茶へ塩をひとつまみ落としたのを吸物がわりにして、たきたての飯を食べられたら何もいうことはない。
名古屋には[たい家]と[鯛めし楼]の二軒が、古くから鯛料理の店で、この二軒は向かい合っている。
名古屋にいて芝居の仕事をしているとき、すこし、ふところがあたたかいと、私は[たい家]へ出かけたものだ。
それというのも、何となく、値が張りそうな店だったからだが、しかし、いまにしておもうと、さほど高かったともおもわれない。
現在は「たい家」は無くなり、「鯛めし楼」の一軒になってしまった。高そうなのと私自身は鯛があまり好きではないので、まづは昼食で偵察をすることにした。3月17日、友人と二人でこの店に入る。
私は、鯛の刺身が大好きだ。
鯛の腹のあたりの、すこし脂が乗っているところを、あまり厚くない刺身にし、ワサビも何なしに、生醤油だけで食べる。
これに、すこし濃目の煎茶へ塩をひとつまみ落としたのを吸物がわりにして、たきたての飯を食べられたら何もいうことはない。
名古屋には[たい家]と[鯛めし楼]の二軒が、古くから鯛料理の店で、この二軒は向かい合っている。
名古屋にいて芝居の仕事をしているとき、すこし、ふところがあたたかいと、私は[たい家]へ出かけたものだ。
それというのも、何となく、値が張りそうな店だったからだが、しかし、いまにしておもうと、さほど高かったともおもわれない。
現在は「たい家」は無くなり、「鯛めし楼」の一軒になってしまった。高そうなのと私自身は鯛があまり好きではないので、まづは昼食で偵察をすることにした。3月17日、友人と二人でこの店に入る。
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