古都探索日記

奈良や京都の散策日記

曲目紹介 (演奏順)

2009-09-30 14:01:38 | 音楽
 演奏順に曲目を紹介する。
BWV4 キリストは死の縄目につながれたり
最も古いカンタータの一つ。ミュールハウゼン時代(1707,08)。全節M.ルターのコラールが題材になっている。今回は独唱や二重唱を合唱で演奏する試みがなされた。重厚な響きが効果として表れた。
BWV182 天の王よ、汝を向かえまつらん 
1714年3月25日初演。同月、ワイマール宮廷の楽師長に昇進したバッハは4週に1曲の割りで教会カンタータを提供する職務を負う。その第1曲で力作である。 中心に3曲のアリアが続く変則的な構造になっている。中でもフルートのオブリガートを伴うアルトのソロが出色である。
BWV1068 管弦楽組曲 第3番 
説明の必要が無いくらい有名。特に第2曲のアリアは誰でも耳にしたことがあるはず。
BWV80 われらが神は堅き砦 
1744年10月31日初演? 原曲はワイマール時代。チェロが全体に重用されている。前の記事で述べたように女性チェロ奏者の活躍は今回のハイライトであり、「バッハらしさ」を最も感じた素晴らしい演奏であった。
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