9月27日、しらかわホールにバッハアンサンブル名古屋(BEN)のコンサートを聴きに行く。演目は管弦楽組曲第3番と教会カンタータ(4,182,80番)。超満員の盛況だった。BENの素晴らしさが広まっている様に感じられた。
今回ではカンタータBWV80の女性のチェロ奏者が際立っていた。またBENの個性が輝き始めたようにおもわれる。
指揮者の李 善銘氏はプログラムの中の「最近思うこと...」で、小編成のピリオド奏法が主流になりつつある現在で敢えて大編成のモダン奏法を採用してバッハを極めていく決意を述べられている。グレン・グールドもブルーノ・モンサンジョンとの対話で同様の意見を語っている。
モンサンジョンにバッハの時代にはピアノが無かったことを指摘されて、「バッハの完成度の高い音楽は楽器や形式を選ばない。」とジャズのスキャット(Swingle Singers)やサキソホンだけの演奏を例に挙げ、「バッハ自身一つの曲を色々な演奏(パロディ)にアレンジしている。」と反論している。要は形式や見てくれよりも「バッハらしさ」言い換えればバッハ自身が演奏しているように聴衆を感動させなければならないのである。私もこの意見を支持している。
今回ではカンタータBWV80の女性のチェロ奏者が際立っていた。またBENの個性が輝き始めたようにおもわれる。
指揮者の李 善銘氏はプログラムの中の「最近思うこと...」で、小編成のピリオド奏法が主流になりつつある現在で敢えて大編成のモダン奏法を採用してバッハを極めていく決意を述べられている。グレン・グールドもブルーノ・モンサンジョンとの対話で同様の意見を語っている。
モンサンジョンにバッハの時代にはピアノが無かったことを指摘されて、「バッハの完成度の高い音楽は楽器や形式を選ばない。」とジャズのスキャット(Swingle Singers)やサキソホンだけの演奏を例に挙げ、「バッハ自身一つの曲を色々な演奏(パロディ)にアレンジしている。」と反論している。要は形式や見てくれよりも「バッハらしさ」言い換えればバッハ自身が演奏しているように聴衆を感動させなければならないのである。私もこの意見を支持している。
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