古都探索日記

奈良や京都の散策日記

曽我蕭白 雲龍図 図録から その3

2012-08-16 17:27:43 | 美術
 超目玉の作品。龍が飛び出してくる3Dのような効果が感じられる。龍の一寸困ったような表情がユーモラスで蕭白らしい。蕭白は3Dの出現を予見していたも知れない。

 ボストン美術館は多くの蕭白作品を所蔵。そのために一部屋が当てられている。とても満足した。後期が待ち遠しい。
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平治物語絵巻 図録から その2

2012-08-16 17:18:35 | 美術
 濃密かつ計算された画面構成で平治の乱を描いている。画像をクリックしてください。火事の炎の描写は国宝「伴大納言絵巻」(出光美術館)のものと一二を争うといわれるほど迫力がある。
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吉備大臣入唐絵巻  図録から その1

2012-08-16 17:09:47 | 美術
 図録から目玉の作品3点を紹介。

 遣唐使・吉備真備の活躍がユーモアを交えて活き活きと描かれている。マンガチックまたはアニメ的といえる。平安時代からすでに日本人はマンガが好きだったと推測させるような作品。
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ボストン美術館 日本美術の至宝 (前期)

2012-08-16 16:54:12 | 美術
 8月16日、家内と名古屋ボストン美術館にこの展覧会を観にいく。明治初期、フェノロサ、ビゲロー、岡倉天心によってボストンにもたらされた日本美術の傑作のお里帰り。廃仏毀釈に揺れる寺院や没落した大名家から流出して廃棄されるかも知れない運命から守られたというが、一日本人として残念無念というほか無い。国宝クラスの名品が揃い、作品数の多さから前&後期にわかれて展示。
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