このところ使用している画像処理ソフトの驚異的な効果を見ているので一部紹介する。
レンズとカメラがこのソフトの対象であることが必要だが今使われているカメラやレンズは大抵対象となっている。旧レンズで対象になっていないレンズでも暗部のカラーノイズなどは綺麗に消えるので重宝している。(例えば旧シグマの150mmマクロなど)
最近OMD ~EM 1mk2にオリンパスの100-400mmズームに純正1.4Xテレコン付きで撮影したキタテハの画像。
以下処理画像をディスプレイに表示して60mmマクロで撮影してJPEG変換して400x600に圧縮したもの。
処理ソフトで処理後200%に拡大して処理前と処理後の比較画像。左のカーソルの右側が処理後の画像で、左側は元の画像。
鱗粉の輪郭まで出ているのが驚き。胸の毛も綺麗に出ている。
カーソルを右側に移動して処理前の画像を見ると鱗粉の雰囲気は無い。
何気なく処理していてノイズが減るのと解像感が上がるのと、自動的にAdobeのLightroomにファイルを移動してくれるので
RAWファイルが大きいことと処理時間がかかることを我慢しても大いに使う価値がある。
残念ながら旧シグマは対象外でカラーノイズが消えるだけだが、元の解像度とボケ具合が良いのでなるべく接近戦では使用するようにしている。このソフトはコンパクトデジカメのRAWにもかなり対応しているのでデジスコで暗部のノイズが多い時などに使えそうだと思っている。