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台湾に渡った日本の神々---今なお残る神社の遺構と遺物

日本統治時代に数多くの神社が建立されました。これらの神社を探索し神社遺跡を紹介するものです
by 金子展也

台北州 (鎮座地:羅東郡蕃地シキクン社) シキクン社

2011-06-23 20:06:28 | 台北州

鎮座日:大正12年(1923年)11月7日

祭神:大国魂命、少彦名命、大己貴命、能久親王例祭日:10月28日  

社格:社

現住所:宣蘭県大同郷四季村和勲巷16号

シキクン祠は大同郷四季村にあった。このあたりは海抜800~1,000mの所にあり、水分を充分含んだ土壌と適した気温で、あらゆるところで高地野菜の栽培が行われている。特にキャベツは有名で台湾全土に供給されている。また、河川の砂地を利用した西瓜の栽培も有名である。本殿はご案内頂いた陳勝立さん宅の裏側にあった。現在は神社の石座に使用されたと思われる石ガキのみがわずかに遺跡として散乱していた。神社の年祭の9月28日は南山社、留茂社および四季社の3が集まって盛大なお祭りとともに運動会が行われていたとのことである。参道があったと思われる場所には天主堂と派出所が建っており、本殿までの参道沿いと思われる場所には松の木が聳え立っていた。

  神社はこの中腹に建立された 参道はこの天主堂と派出所辺りからあった

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