烏来(Ulai)は台北市から南東に約28kmのところにある原住民であるタイヤル族が住む村である。また、烏来は四方を山に囲まれた湯煙が立ち上がる温泉街として有名なリゾート地である。烏来とはタイヤル語で温泉と言う意味であり、タイヤル族*の祖先が狩猟の時に岩の間から湧き上るお湯を見て、「Uraikirofu(熱湯だ、気をつけろ)」と叫んだのがUlaiの由来である。
烏来分駐所の裏側に回ると、当時の石段が残っており、石段を上りつめるとひっそりとして「奉納 水」と刻まれた水盤が残っている。水盤には「台湾埔里街 陳萬枝 昭和十四年十月二十八日」と刻まれている。その他の神社遺跡としては、水盤そばの隣家の庭に無造作に放置された石燈籠の一部がある。
烏来分駐所の裏側に回ると、当時の石段が残っており、石段を上りつめるとひっそりとして「奉納 水」と刻まれた水盤が残っている。水盤には「台湾埔里街 陳萬枝 昭和十四年十月二十八日」と刻まれている。その他の神社遺跡としては、水盤そばの隣家の庭に無造作に放置された石燈籠の一部がある。