澎湖島には、馬公市、七美郷および澎安郷にそれぞれ遥拝所があったようである。その中の馬公市の陸軍官舎内にあったと思われる遥拝所を紹介する。
場所は、ちょうど天后宮裏ということで、色々探し回ったが見つからなかった。最終的に澎湖警察文物館の職員よりの情報から、天后宮の道を挟んだ、澎湖縣歴史建築(旧澎湖庁憲兵隊)の構内に造営されたものではないかと推定している。どなたか、詳しい情報をもっておられたらご提供していただきたく思います。
中には、日本統治時代の官舎も残っており、当時の「陸軍官舎」であろう。
遥拝所の石段と思われる。階段右側に防空壕がある
廃墟となった官舎
外側から見る澎湖縣歴史建築(旧澎湖庁憲兵隊)