光と風の世界3

自然が好き & 高砂高校ジャズバンド部を応援中
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大阪城ジャズフェスティバル2013.5.18 甲南大ジャズ研

2013-05-31 | 音楽

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ここ数年、BFJOのイベントなどとかぶって行けなかった、大阪城ジャズフェスティバルに久々に行けました。(初日だけですが)

初日は天気良くて、開始前に既に日焼けが始まる状態でしたが、新緑が輝いていました。翌日は朝から雨が降ってきたので行かなかったのですが、熱心な方々はカッパを着て演奏を楽しまれたようです。

高砂高校ジャズバンドの現役さん、OGさんらもしっかりと聴きに来られてました。

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こちらは甲南大Big Mountain Jazz Orchestraの高砂3人娘

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演奏のトップバッターは甲南大ジャズ研Newport Swing Orchestra

演奏曲は

1. Four Five Six

2. Corner Pocket

3. Lonely Street

4. Magic Flea

1~3曲まとめてここ、・・・4曲目はこちら

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今年のバラードはLonely Streetで攻めるようです。和風美人のかんこさんもスーツで決めてじっくりと。これは夜が似あう曲ですねぇ。

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ラスト曲は激しく熱く Magic Flea ・・・しかし、この金髪は違和感マックス

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演奏はかなりまとまっていて、さすがと思わせられましたが、もう一つ味を加えて欲しいものです。薄味というか慣れた味というか、新鮮味を感じさせる何かが欲しいですね。ダイナミックさももっとある方が良いと思いました。

Tbの磯野ブラザーズが何かやってくれるかと思いましたが、まだこれからかな(笑)

今後も期待してます。


みさご/ Osprey の狩り

2013-05-27 | 野鳥

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加古川河口付近ではミサゴが良く見られます。

トンビと同じような姿大きさですが、魚を捕食する特性があり、明瞭に違うのはお腹など飛行中に下になる部分が白いということです。それは餌となる魚が上空を見た際に空の色にまぎれやすいという利点があると思われます。このことは自然の進化の過程を経て生き残った鳥の特徴としてなかなか興味深い事実です。

トンビのような鳥が飛んでておなかが白かったら、間違いなくそれはミサゴです。

今日、その鳥の狩りの現場をまた目撃しました。

おなかの白いトンビがいるなと思った瞬間、自転車を止めて望遠ズームをセットしたままだったカメラを向けようとした時点で、みさごが急降下したため、今回も捕食の瞬間は記録できませんでしたが、水面から飛び上がったばかりの所を撮影できました。

上の写真の右側の波紋が捕獲場所です。

その後一直線に遠ざかったので、これ以上大きく撮れませんでしたが、何枚か記録しました。

次回はダイビングが撮れたら嬉しいのですが・・・

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大きかったためか、なかなか高く上がれず、また両足で掴んでたのを片足が外れてしまったようです。

前回、撮影したのは4年前でしたが、それより大きく撮れたのは一歩前進です。(笑) 狩りの瞬間というのはどきどきです。

2009.4.19撮影: http://blog.goo.ne.jp/jhtoshi/d/20090419


録音機材紹介と比較録音例

2013-05-20 | 音楽

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<上の写真:甲南大NPSO2013に元BFJOの3人が活躍中:Ds 西、Tp 坂本、古河>

知合いや仲間の演奏をきれいな音で録音したい、どんな道具で録るのか知りたいと言われたので、私の使用してる機材を参考までに紹介しておきます。なお、言うまでもなく趣味のモバイル用途での話です。

機材説明の前に参考録音を紹介。

音源は甲南大NPSOの演奏(大阪城ジャズフェス)より2013-5-12 sat

Four-Five-Six (Frank Foster)の後半部分 約38秒

A: RODE: NT5 + KORG: MR-1 (下記の3.Phantom電源も使用)

B: 内蔵マイク + TASCAM: DR-100MK2

実を言うとAの組み合わせでは1年くらい前から右側の信号が変にリミッターがかかったように、音量アンバランスになってしまってます。後編集で左右音量を調整しましたが、まだ変な状態で、音が全部右寄りに聞こえてしまいます。その点は今回おかしい前提で聴いてください。低音から高音までのバランスで言うと、Bの高音がきつい感じです。低音も聞こえるけどゆとりがない感じもするような。でも気になるのはそのくらいで、いい感じです。

上と同じ組み合わせで静かなバラード曲の例
Lonely Streetの一部

A: RODE: NT5 + KORG: MR-1 (下記の3.Phantom電源も使用)

B: 内蔵マイク + TASCAM: DR-100MK2

同演奏でMagic Flea (Sammy Nestico, Count Basie) 全曲3:30

マイクと録音機を組み替えたもの

C: RODE: NT5 + TASCAM: DR-100MK2

この演奏も右寄りから音が聞こえてますが、これは座る位置の音場がそうであったということで、これは録音システムの問題ではありません。この録音で判明したことは、Aの組み合わせでの録音異常はマイクの不具合ではないということで、それ以後に原因がありそうです。

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機材紹介

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1・録音機

KORG MR-1: 購入してもう6年です。メーカーは次世代のMR-2を販売。音楽録音には別のマイクが必要。長時間録音が限界があり、バッテリーを別に工夫する必要があります。バッテリーについては、質問があれば紹介しますがここでは省略。

TASCAM DR-100MK2: 理由はいくつかあるのですが、つい先月購入して試用中。マイク内蔵型でこれだけで録音できるので、身軽になりたい時に重宝するはず。使った感じは高音が少し強調されるかな。しかし、総合的には十分使えると思っています。気になれば音質編集ソフトで高音を少し下げればいいだけ。この機種はコンデンサーマイクを使うファンタム電源内蔵しており、下の外部マイクを使ってさらに高音質な録音が出来るのを楽しみにしています。

2・マイク

RODE NT-5 RODEはオーストラリアの会社ですが、音楽界でプロが好む評価の高い(価格も桁違いに高い)ものより比較的手に届く範囲の価格で、性能は実用的というものを数多く出しているようです。

NT-5は細身のマイクの中では評価の高いステレオ用ペアマイクです。実際に使用してクリアに録れることと、癖がなく聞こえたままに録れてるので、これを使いだしたらビデオの音が聞けなくなるほどです。但し、これは音を感じるところがコンデンサー式のマイクなので、ファンタム電源が必要です。

録音をもっと豊かな音質で録るにはマイクの径が2倍ほど大きなタイプが有効と思っています。でもサイズアップすると荷物がかさばり機動力が損なわれるので、悩ましいところです。

3・ファンタム電源

上に紹介した録音機にファンタム電源内蔵型であれば不要です。

ART Phantom2: 使用中ですが購入した先のカタログページから消滅してました。生産終了か?9V用の四角い電池を2個使用して何時間も使えるのですが・・・あまりにも使用可能時間が長くて、交換タイミングが難しいほど(笑)

類似品としては、後継機と思われるART Phantom2 PROというのがあり、こちらは電池1個を使用。サイズは電池1個分コンパクトな感じの、47 H x 117 W x 99 D

4・マイク固定具

ステレオ録音においては間隔や向きが重要ですが、このバーがあれば簡単セットできます。

K&M ( ケーアンドエム ) / 23550
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=427%5E23550

私の使ってるのは折り畳みや角度微調整が容易な K&M ( ケーアンドエム ) / 23510
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=427%5E23510

ステージから遠い場所ではこれも欲しいと思う昨今です。(未購入)
K&M ( ケーアンドエム ) / 236
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=427%5E236%5E%5E

5・変換ねじ

マイク固定具は3/8"ネジなのでそれをセットするために、これを一般的な3脚のねじ1/4”につけます。
TOMOCA ( トモカ ) / CAMERA-AKG   
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=765%5ECAMERA%2DAKG

6・マイクケーブル

マイクと録音機を接続するのはXLRソケットのオスメスを両側に持つタイプが2本必要です。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MIX010  1mもの¥200  長さは種々選べます。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?item=233^MIX010

周囲から見だたないコネクターの銀反射のない黒色ソケットを選択すると
CANARE ( カナレ ) / EC015B(XX) BLACK  1.5m¥1400
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=219%5EEC015B%5E%5E

7・スタンド

以外に高価なのですが、小さな3脚と1脚を組み合わせたものが便利です。

3脚より軽いので多用途に愛用。ワンタッチロックも使い勝手良し。
ベルボン Pole Pod II  ¥13800 収納長さ実測65cm
http://www.yodobashi.com/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%B3-Pole-Pod-II/pd/100000001001491311/

同ジャンルで ソニー VCT-MP1 C [マルチポッド 一脚]  ¥15,800
ベルボンに比べてより短く収納(分解箇所多い、使用中の伸縮が困難?)
http://www.yodobashi.com/%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC-VCT-MP1-C-%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%89-%E4%B8%80%E8%84%9A/pd/100000001001461664/

広い場所で高くセットできる場所では(岡山ルネスホールなど)マイクスタンドを使うと、3mくらいの場所にセットすると、拍手など会場のノイズを減らせて、生演奏のサックスとペットのバランスを改善できます。

使ってるのはGoodmanさんと立ち寄った心斎橋の石橋楽器?で見つけたものですが、ほぼこれと同じです。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MSB/BLACK マイクスタンド
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=233%5EMSBB%5E%5E


薫風の新開地音楽祭2013.5.12(2日目)

2013-05-13 | BFJO2013

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快晴の薫風と日差しの中、新開地音楽祭が行われました。

湊川公園のメインステージ脇のクスノキもまばゆい新緑を広げていました。

当日は大阪での御堂筋フェスタもあり、身体が3つ4つ欲しいほどのイベント重なりでしたが、こちらを選びました。

メインステージは北側に設営されているので、午後の日差しは左ほほをじわり焼きあげてくれるような状況でした。

最初に聞いたのは、武庫之荘総合高校軽音楽部のロックな演奏

全国でもNo.1と言うだけあって、迫力安定度、微塵も不安を感じさせない演奏でした。

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後半は唄ものを二つやってくれましたが、ラストには西条秀樹がヒットさせたヤングマンを踊りつきでのパフォーマンスでした。会場中をのせるパフォーマンスでした。

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その演奏はこんな感じでした。

?~情熱大陸~オーメンズオブラブ~上を向いて歩こう~ヤングマン(23分)

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次に登場したのは高砂高校ジャズバンド部

バンドの形態が違うのですから、ステージ上で乗る大の設営などが大変なのですが、かなり短い時間にセットして、しかもフルマイクも準備するという手際の良さに驚きました。プロは違うなって感じです。

この日はケーブルテレビの収録もされていて、カメラが4台、うち一つはクレーンカメラでの撮影がされていました。夕方から夜にかけてのプロの演奏のための準備でもあったでしょうが、迫力ある映像が撮られたことでしょう。

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高砂高校の演奏(32分通し)

1. In The Mood
2. See You Again   ツノケンさんアレンジのこの曲は初演奏
3. One More For The Count  (Jr band)
4. Fun Time (Jr band)
5. Watermelon Man
6. Thigs Ain't What They Used To Be

初演奏See You AgainでのAs soloは初ソロかな~頑張りました。

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One More For The CountでのTb solo  (Jr band) ミュートプレイが光ります。

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(Jr band)

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レギュラーバンドの吉川組

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dsにはフルにマイクがついてました。7本ほどかな、PAのアシストは強力でしたね。

その分、変なことをしたらすぐ分かってしまうのですが、堅実かつダイナミックで演奏をリードするドラミングが聞こえてました。

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Harima Music Carnival 2013.5.4

2013-05-11 | BFJO2013

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第5回播磨ミュージック・カーニバルが、播磨町の大中遺跡のある歴史公園で行われました。

これは、地元の方手作りのイベントでありますが、そのため、いろんなジャンルの方が参加されており、ごった煮の良さを味わえるアットホームなライブなのです。

高砂高校ジャズバンド部の前には若い3人でのロックバンドの演奏がありました。人数は少ないのに横幅をいっぱいに使ってのパフォーマンスで、客席を乗せるアジテーションもなかなかおもしろく聴きました。

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高砂高校ジャズバンド部はトリでの演奏で、計8曲も演奏できました。

風が強かったのですが、リズム隊の譜面台は先輩後輩が互いに協力し合いながらいい演奏が出来たようです。

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始まりはイン・ザ・ムードから。テナーとアルトのソロのやり取りも安定感があります。

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2曲目はイン・ナ・メロートーン サックスのソリをTpのミュートが支えるの図。コンマスさんのアルトが芯になって心地良いアンサンブルが聴けます。

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ジュニアバンドはフレディ・グリーンのコーナーポケットが好評です。リズム隊がしっかりしてるのもいいですね。

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ソロはTp二人の後Tsになります。もう少し音量的迫力も欲しいところですが、そつないフレーズをこなしてました。

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サミーネスティコのファンタイムの素敵な曲もやってくれました。高砂高校の演奏はアンサンブルの美しい曲では良さが倍増します。また、ここではバリサクのいい音が響いてきました。

それから、吉川組のトロンボーンをフィーチャーしたSecret Love この場の演奏は、タンギングがきつくちょっと力強すぎて、Secret Loveの秘めたる感じが得られなくて残念でしたが、屋外ですから風に負けぬ大きい音を出すということも大事で、そちらはOK。

それにしても、こういう歌ものの演奏におけるバックの演奏というのはアンサンブルも大事だし、音量バランスも大事だけど、うまくバランスが取れてますよね。この辺りが綾戸知恵さんが惚れ込んで、来月の記念コンサートでの共演につながったんでしょう。

ついでにリンクを紹介

綾戸知恵デビュー15周年記念スペシャル・コンサートForever Young

6月23日(日)神戸国際会館・こくさいホール 16:15開場 17:00開演 有料

ゴスペルクワイヤー100人も共演するなど大規模コンサートになるようです。

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昔は良かったねThings Ain't What They Used To Be のアルトソロ

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このところの演奏で、吉川組、ジュニアバンド共にドラムのリードする感じがなかなかいいのですが、今回座った席が完全にドラムの見えない席でしたので、写真は撮れませんでした。この分は次回で埋め合わせ

(5/5のモザイクの演奏でドラマーの写真を頑張りましたよ。笑)

演奏曲記録

1. In The Mood

2. In A Mellow Tone

3. Watermelon Man

4. Corner Pocket

5. Fun Time

6. Secret Love

7. Things Ain't What They Used To Be

アンコールの掛け声と拍手が続きまして、演奏されたのがSing Sing Sing これを会場の横幅いっぱいにメンバーが広がっての、ワイドな音響が楽しめました。私はこのパフォーマンスは慣れっこになってますが、これは高砂独自なのかな~ 右から左から音が聞こえて興奮しますよ。楽しいです。笑

8. Ecore/ Sing Sing Sing

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さて、5月12日(日)は神戸湊川公園一帯での音楽中心の新開地音楽祭が開催されますが

高砂高校ジャズバンド部も14:30過ぎにメインステージで演奏の予定です。

時間のある方は、ぜひ生のライブを聞きにおでかけください。