光と風の世界3

自然が好き & 高砂高校ジャズバンド部を応援中
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Dream Jazz Live (別府ヨーカ堂)

2008-11-24 | BFJO2009

3連休の中日の夕方
加古川市の山陽電車別府駅近くにあるイトーヨーカ堂ショッピングセンターのグリーンモールのクリスマスイルミネーション点灯式に高砂高校ジャズバンド部が招かれて、1時間ほどたっぷりの演奏をしてくれました。私はカメラを忘れてしまい(レンズだけ持っててもしょうがない(^^;;)、写真はありませんので、神戸新聞の写真をどうぞ。

神戸新聞の記事がこちらです。

しかし、紅葉も盛りのこの時期の夕暮れ時の演奏は空が徐々に暗くなるという趣のある時間帯で、私は好きなのですが、さすがに手が冷たくなり、演奏中はTpの音が出難いやGtの指が動かないなど大変そうでした。司会のお姉さんも口が回ってませんでしたし、でも、全員サンタクロースの赤い服に白いモコモコをつけて見た目は華やか楽しそうなステージになってました。観客は3連休の中間のショッピングモールの夕方ということもあり、メンバーの関係も増えたのか多かった印象です。

前半はまずこの演奏から・・

1・ Kicks
2・ El Cumbanchero
3・ Crab Legs  
4・ Gospel Truth 
5・ Sukiyaki
6・ Soul Bossa Nova

中間で、イルミネーションの点灯式が行われました。これが今日のメイン・イベント。
点灯のボタンを押す大役に選ばれたのが、何とBsx担当の母・妹さんだったそうで、地元ならではの光景でした。

・ 点灯式

無事点灯も終わり、空も暗くなりぐっと雰囲気が出てきたところで
後半の演奏が始まりました。クリスマス曲も登場しました。密かに期待の赤鼻のトナカイは今回披露されませんでしたが、一月後に聴けるのでしょうか?(^^)

21・ Jingle Bell Boogie ⇒ 高画質映像
22・ Santa Claus Is Coming To Town高画質映像

23・ 明日があるさ
24・ Mambo Jambo  これがラスト曲と紹介されました。70~90秒付近の歌にも注目。
25・ Put On A Happy Face  これはさしづめおまけのエンディング曲
26・ Moanin' アンコール演奏

Mamboは初めて聴きましたがとても楽しめましたです。Saxのメロディのところ素晴らしくまとまってて心地良かったです。最後のぶつ切りの終わり方は??な編曲でしたが(^^;  最後に一音追加して長~~~く伸ばして終わる方が良いのでは。その方が拍手がしやすいと思います。マンボの歌声も可愛くて良かったけど、遠くてあまり聴こえなかったのが残念。もう二~三度聴きたいものです。(^^)
ギロやカウベルの構え方は少し工夫してはどうでしょう。

第2部の5番目に演奏されたPut On A Happy Faceは細かなところは別として、全体に力が抜けて曲名そのものに暖かな笑顔がじわっと湧くようないい味わいになってきました。

最後のアンコールは客席からの拍手の盛上りの前に主催者側から持ちかけられての演奏でしたが、なんとここでMoanin'をやるということで、どうなるのかと思いましたが、ヒノテル・クインテットと共演もして、メンバーの吹き込みも出来てる曲なので、大いに乗って客席からの拍手が思いのほか大きくなりました。めでたしめでたし。

超個人的想いですが「明日があるさ」の曲はJazzっぽいかどうかは別として、いい感じで演奏してると思うのですが、一番美味しいところで、コーラス隊が前面に出てきたのが、歌も振り付けもまだ中途半端な感じで、・・・。今のままのコーラスは・・・・。レギュラーの演奏を盛り上げるコーラス隊であって欲しいな。

野口小学生とのクリスマス・ジョイント・コンサートの1週間前のリハの際に、陰の方で一生懸命ダンスの踊りを合わせていた新井組は1年目のジュニア時代も多面的に頑張ってたんだなあと、改めて思い出しました。

22日はその新井組、森川組、斎藤組、倉谷組のOG合同メンバーによるBig Band演奏が甲南の学祭で聴けたそうですが・・・ 残念~ながら、聴けませんでした。またの機会があることを願っております。

 


兵庫県親善馬術大会2008

2008-11-17 | 馬術

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11月15-16日は三木ホースランドパークで兵庫県親善馬術大会が行われると知り、土曜日の初日だけ見て行きました。朝はのんびりしてからおもむろに出かけようとしたらもう11時。

愛車にまたがり、いつもの加古川西岸サイクリング・マラソンコースをひた走り、厄神への橋を渡って別所を経て工業団地の長い坂を登ってホースランドへ着きました。三段変速のサイクリングで約1時間半。馬は見れなくても休みの日のいい運動です。

途中の並木やホースランドの並木もいい感じの紅葉が楽しめました。

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背後に写ってるバスは地元のコミュニティバス、その名もみっきぃバスだそうです。

プログラムが例によって掲示されてないので、これからの競技を見て面白そうなら見続ける作戦。

今日は軽量化して三脚なし、でも1脚は持ってきました。天気がいいので望遠レンズも手持ちでいけそうです。

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小障害が始まりましたが、110cmの高さのバーは先月の全日本総合馬術の耐久審査と比べるとがやけに低く感じます。

障害を飛ぶ馬も飛ぶというより、またぐ感じの飛び方になったりで、ユーモラスな場面もあったりして・・・

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歓声上げたり、拍手したり、惜しいといったりした声が聞こえたりして、隣に座ってたお姉さまと何となく話をしあったりして、応援して来ました。

その後、ちょっと夕方になりかかってましたが、中障害競技が始まると知り、そのまま残って、今度はビデオ撮影をしてみました。撮影してみると、やはり、3脚が欲しくなりました。

中障害を唯一ノーミスで回り1位になった黒河裕さんとクルージングローズの競技の様子を動画で紹介しておきます。

中障害飛越DⅡの競技シーン

三木ホースランドの馬場は、白っぽい砂が使われているようで、撮影時には意図的に明るく撮影した方がきれいに写ります。(露出はプラス補正してます)

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唐松の紅葉はいい色になりますねえ。

久しぶりに見て八ヶ岳の山麓の色を懐かしく、思い出しました。

(^^)


2008神戸元町East Jazz Picnic -2日目

2008-11-09 | BFJO2009

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今日は元町East Jazz Picnicの最後のお楽しみ、Special Concertが県公館の大会議場にて行われました。上の写真は秋色に装いつつある県公館の正面門です。

出演は

兵庫県立高砂高等学校ジャズバンド部Big Friendly Jazz Orchestra

西宮市立西宮浜中学校Marina City Junior Jazz Orchestra

柳学園高等学校Swinging Willow Jazz Orchestra

甲南高等学校 甲南ブラスアンサンブル

と神港学園高等学校(ここは最後の合同セッションだけ参加)

日野皓正クインテット(tp日野皓正、as,ss 多田誠司、ds 和丸、b 金澤英明、p 石井彰)の皆さんでした。

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昨日のヒノテルさんらとのリハーサルの刺激もあったと思いますが、各校とも本当に素晴らしい演奏が出来て最初から最後まで、演奏を楽しみ堪能することが出来ました。

主催者側を代表して挨拶をされた元町東地域協議会副会長の永田耕一さんの話の中にも出てましたが、近年の傾向として各校のレベルが上がってきてる傾向の中で、今年の特徴としては中学校の出演校のレベルが高校の演奏と間違えるほどになってるということでした。

で、演奏ですが、まず最初に日野さんらクインテットの演奏がいきなり始まりました。去年もそうだったような。(^^)曲名もアナウンスされないので、何を演奏されたとかけないのが残念です。(^^;

その後各校演奏に移り、高砂高校がトップバッターで登場して坂本九さんのヒット曲「Sukiyaki(上を向いて歩こう)」「明日があるさ」の2曲が演奏されました。音響効果・セッティングも良かったのでしょうが、高砂の演奏素晴らしかったです。昨日元町の屋外でも演奏した曲ですが、そのときよりも数段いい感じに聞こえました。明日があるさではコーラスとダンスも登場し、昨日以上の出来で拍手を貰ってました。昨日は少し退屈な風にも聴こえたのが今日はそういうこともなく。普段はみんなの陰になったりする配置も多いリズムセクションが全部見渡せるよう横に広がっていて、ギターやベースやドラムの音が粒立ち良く聞こえてとても心地良いものでした。とにかく私にとっていいバランスに聴こえました。

西宮浜中はSwitchin' Timeを演奏 ドラムの男子が素晴らしかった。

柳学園高校はSpainを演奏

甲南ブラスはJust Friendsを演奏 ソロ&ソリをやったTbの音の柔らかさがグーですがTpのハイトーンは鋭すぎて好みではなかったような。

その後、日野さんやクインテットメンバーが加わっての個別セッション演奏があり、これがもう各校素晴らしいものでした。もうこれは私の筆舌では表現しかねますが、どの曲も大盛り上がりで、もう一度聴きたい、CDにして売ってくれ~といいたいほどの出来でした。

甲南ブラスアンサンブル+日野さんで演ったのはTime Stream

柳学園はA Train Mambo これはノリがよくて身体が黙ってられない。チャチャッ、ンチャッチャッ?のラテンビートの手拍子も大盛り上がり。

西宮浜中はSing Sing Singでした。ここのドラムの男子はすごい多彩なスティックさばきで日野さんのソロプレイにも延々と対応してつないでいました。大拍手です。アレンジも面白かったです。

そして高砂BFJOはMoanin'でした。この演奏は昨日書いたようなあらすじに沿って繰り広げられましたが、やはりというか想像以上にプロの演奏の効果で、これまで聴いたこともないような素晴らしいMoanin'になりました。昨日のリハの場で1,2分の思考はあったかもしれませんが、即座に今回のような組み立てがひらめいたというところに、日野さんの常人にないアドリブ精神が発揮されたと思います。

今回のMoanin'をもっといろんな人に聞いて欲しいと思いましたが、無理なんですね。

あ、そうだ。今日もBFJOの追っかけ撮影をしていたNHK BS2にっぽん熱中クラブの取材カメラに収録されたはずですから、これはその番組内で聴くことが出来るでしょう。全曲は無理にしても、その一部がきっと使われるでしょう。この演奏を使わずしてどれを使うのか・・・と思って来年2月6日の放送を楽しみにいたしましょう。

でも、私の日常周囲では見れないんですよね。これからBS2を持ってる友達探しをしなきゃ(^^;;

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兵庫県花の野路菊をデザインしたシャンデリアは今日も素敵な形で光っていました。

今年のMEW 賞を受賞した神戸市立原田中学校は昨日のJazz Picnicの演奏が3年生の引退演奏だったそうで、南京町の演奏ではアンコールがかかり、3年生は涙を見せながらのアンコール曲The Chickenを演奏したそうです。⇒神戸新聞ニュース2008.11.9版

数日前の記事でしたがSpecial Concertの様子の写真が一枚紹介されていましたが、丁度1年前の松田組の合同セッションでの演奏だったようです。⇒神戸新聞三宮ニュース2008.11.7版

アルトサックスの(今回はソプラノも聴かせてもらいましたが)多田さんがBlogで感想を書かれています。今回のディープ・インパクトは浜中の演奏だったようで私も書いてるドラムの子には本当に驚いたとか。本文はこちらのリンクで⇒タダセイに気をつけろ


2008元町ジャズピクニック

2008-11-08 | BFJO2009

今日は天気予報の通り、小雨がぱらつく中の神戸元町のジャズピクニックに行ってきました。

まずは大丸神戸店の玄関前でのオープニングセレモニーを皮切りに高砂高校ジャズバンド部の演奏を聞いて回りましたが、雨のため屋根なく狭い三宮神社の演奏は中止になり3箇所となりました。

演奏風景は高砂高校ジャズバンド部のNEWSのページへどうぞ↓

 ⇒演奏シーンなどへ近道クリック 

神戸新聞の三宮サイトにも紹介されていました。⇒こちら

大丸神戸店前での演奏

オープニングセレモニーの演奏には間に合わず(^^;;

11.  KICKS  バンドの横で聴いていた時にはベースやドラム、ギターもしっかり存在感がありましたが、正面に回ると意外なほどそれらの音が聴こえませんでした。音のバランスというものは難しいものですね。

12.  PUT ON A HAPPY FACE

13.  SOUL BOSSA NOVA

三井住友銀行前

21.  EL CUMBANCHERO <初披露> 慣れたテーマメロディに入る前に最初に飛び出したフォルテでの連符に驚きました。この他、曲中でも随所に出てくる早い連符によるアクセントはなかなかに楽しいものでした。

22.  JUST CHATTIN'

23.  REACHIN' OUT <Jr band>

24.  SOUL BOSSA NOVA

25.  明日があるさ      <初披露> 音のハーモニーを楽しむようなアレンジでした。途中で飛び出したコーラスやダンスには微笑。ま、そういうのもいいかな、と。サックスの主旋律のところは楽譜どうりなんでしょうけど、フレーズの始まりや終わりのところにもう一工夫色つけるといいかな、なんて思いました。

南京街広場

31.  KICKS

32.  EL CUMBANCHERO

33.  GOSPEL TRUTH  <Jr band> <初披露> 

34.  LASSUS TROMBONE  <YAMAHA神戸の辻井さん共演>

35.  SOUL BOSSA NOVA  <YAMAHA神戸の辻井さん共演> 毎年お約束のことながらですがTpソロで中華飯店の2階からの演奏に驚かされてしまいました(^^; 辻井さんはソロのところで何と聖者の行進のフレーズをしっかり吹き切り、お見事でした(^^)

上の曲のいくつかは後日ビデオ紹介するかも・・・

早くもKUROさんのSWINGの快楽のサイトで紹介されてますね。

BFJOの演奏はますます力強くしっかりしてきて、楽しめました。何より目立ってたのがドラムの音で、もともとキックの音などしまりの良いドラミングをしていた彼女ですが、親方の熱血指導があったのか、ラテンのビートが大事なエル・クンバンチェロを始めとして他の曲でもかなりの存在感がありました。NHK BS2のにっぽん熱中クラブという番組(2月6日放送予定)の収録に来ていたNHKのカメラもドラムの音が聞こえると、カメラがそちらに向くほど頼もしい演奏ぶりでした。

その後、14時半頃からNHK神戸1Fホールにてヒノテル・クインテットの皆さんと明日のSpecial Concertのリハーサルを見学。(^^)

毎年、元町4箇所を回る演奏巡りも面白いものですが、ヒノテルさんとのこのリハーサルはとても刺激的。参加者も緊張し精一杯頑張るのが判るし、その場でツボを突いたアドバイスで演奏レベルががらりと変わります。また日野さん他のクインテットメンバーが入るところをその場で考え、アレンジを組み立て、素晴らしい演奏に変わっていく場を見れるというのは、コンサート以上にわくわくどきどきの面白さです。

それに、メンバーのas多田さん、pの石井さん、bの金澤さん、そしてまだ若冠17歳という若さのdsの和丸さんのそれぞれの音。演奏を味わえるのですからね。

明日のSpecial Concertでは今日のリハーサルのもっと完成したレベルのジャズを味わえると思うのでホント楽しみです。

BFJOとヒノテル・クインテットとの共演曲はCharles MingusのMOANIN'なんです。それを最初に聴いたヒノさんは即座に、もういいよ。これ以上やることない。っとまあ、これで3年連続ダメダシなしで、クリニックにはなりませんでしたが、その後が面白かった。(^^)共演のことをNHKスタッフから促され、しばし考え込み、面白いアイデアをひねり出しました。ネタをばらせばなるほど~というところかもしれませんが・・・ 意外なアイデアでした。

何と、最初はART BLAKEY and JAZZ MESSENGERSのMOANIN'(Boddy Timmons)のワンフレーズをクインテットのメンバーだけでやり、それからBFJOのテナーだけでのMINGUSのMOANIN'の出だしだけをやり、そこにクインテットのメンバーが短いソロで絡んでいくというものです。それでひとしきり絡んだ後は、BFJOだけでのMOANIN'の演奏を行い、最後に再びクインテットも入ってのフィナーレをやるというものです。なかなか面白かった。これが聞けない人、残念ですね。今日も、撮影・録画禁止と言われた(明日はもちろん禁止)ので記録できなかったのが残念です。

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