光と風の世界3

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BFJO矢野組・校内ミニコンサート映像・3部

2012-01-14 | BFJO2012

先の記事に続けての校内ミニコンサート映像の後半を紹介します。

テナーとギターの二人が欠席なので、音の弱い点は割り引いて聞いてくださいね。

プロの演奏を二つ混ぜてますが、パート間のバランスの良さについては、歴代の高砂高校の Big Friendly Jazz Orchestraの特筆すべき優れた点ですが、今年もその点はプロにも負けじですね。(褒め過ぎじゃないでしょ?)

三脚使っても映像が傾くのは良くあることですね。(汗)

1. Santa Claus is Coming to Town

トロンボーンが近いので臨場感たっぷりの映像です。

2. Little Brown Jug

OBお二人にソロでも頑張ってもらっての演奏。なかなかいいなと思って聴きましたが、下のプロの演奏を聴くと、スイング感にはまだまだ工夫の余地ありでした。

茶色の小瓶 by Glenn Miller Orchestra

4. 上を向いて歩こう(Sukiyaki)

去年は震災復興の応援歌として全国で数多くのこの曲が演奏され、唄われたようですね。エレベのビートが元気良くて全体を押し上げてた感じですね。バリサックスの1年のT君もソロに挑戦。音はしっかり出せてるのでこれからどんどんうまくなってくれることでしょう。

5. Sister Sadie

録音が2重になってしまったような感じですが、響きが増して迫力が増してますね。演奏の魅力は直接音だけでなく間接音が大事ということが認識できる映像になってるようです。

主旋律の分担を元町ジャズピクニックではベースがやってましたが、日野テルさんとのセッションを経てアルト、バリトン、ペットの組合せを変えてから、テンポが良くなり、ベースの刻みもいいバランスで入ってます。

アンコール演奏

E1. Sing Sing Sing

ドラムの頑張りが珍しく綺麗な音で録れてます。ドラムの背後のBFJOの黒い秘密兵器が効果を上げたと思われます。一人欠けてますがサックスソリもなかなかいいです。

角田健一ビッグバンドによるSing Sing Sing

さすがプロの演奏のスイング感にはほれぼれ。ソロは原曲の魅力をぐっと増幅したものでした。録音が劣化した感がありますが、ドラムの音などプロの音響ならではですね。女性二人はマナカナのようです。後半に二人でソロに登場。

E2. Lupin 3rd

アンコールの2曲目というブラスセクションにとってはそれだけでもハードな場面で、こんなハードな曲をやるとはコンマスさんのチャレンジスピリットに感心しましたが、Tpメンバーもハイトーンを良く頑張りました。エレクトーンの音はもう少し上げて欲しいところでした。練習中からそういう音量バランスも鍛えて欲しいものです。ベースとドラムとエレクトーンのリズム隊とホーンの作りだすグルーブが心地良いですね。

お疲れさまでした。


BFJO矢野組・校内ミニコンサート映像

2012-01-09 | BFJO2012

正月あけに赤い服のクリスマス曲なんて聞きたくない方は、スルーしてくださいね。

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レギュラーバンドのTsのMさんとGtのIさんがお休みだったため、代役で他の方が演奏してたので、いつもよりサックスの厚みがなったなど弱点があるかもしれませんが、その分普段聴けない方のソロなども聞くことが出来て、それは新鮮でした。

ドラムの背後に3枚ほど立てかけられてる黒いBFJOの秘密兵器(音響吸収パネル)が威力を発揮し、シンバルなどの変な共鳴を防いでいて、狭い部屋の割にはきれいな音が聞こえてたように思います。

○1 Jingle Bells

 

Pianoのイントロとエンディングがおしゃれです。ミュートTpでの軽いリズムがウキウキのきっかけ~それからサックス、ボーンとご機嫌なフレーズが続きます。1年生のYさんがMさんの代役でソロを担当しました。急な話だったようですが、午前中の練習で何とかつながったようです(^^;

○2 ジュニアバンドで赤鼻のトナカイ

ベースのメロディが素敵に響いてました。狭い部屋で近くで聞いたためか、ウッドベースの響きはどれも良かったですが、こういうメロディをこなせるとは先が楽しみです。

○3 One More For The Count

矢野組のジュニア時代からの一押し曲です。TbソロのKさんはMCでも大活躍。

タイトルがタイトルなので、ごく僅かなピアノのポイントはカウントベーシー風に、もう少し目立つように弾くともっともっと素敵な仕上がりにできるでしょうね。

○4 The Next Big Thing

エレキベースになったら低音が凄くきつくなりました。曲に合わせて調整したのかもしれませんが?エレベとウッドで音量調整するポイントを決めているのか、両者の調整が極端すぎる気がしました。ウッドではもう少し音量が欲しいと思うことが多いものです。

○5 Too Much of a Good Thing

裏カウントバッバと言われてるようで、Gordon GoodwinのCount Bubbaのコード進行など似てるそうですが、最初の方のメロディはまさにそんな雰囲気ですね。どうせやるなら、とことんカウントババ風に味付けてぐいぐいノッテ行くようにすると、矢野組の代表曲になりますね。

この曲は仕上げを工夫するといくらでも上げ代がありそうですね。次の機会にどんな風に変化して聴かせてくれるのか、楽しみです。(^^)

アルトソロをやってるKさんは高校に入ってからサックスを初めたそうで、まだまだ恐る恐る吹いてる状態ですが、自分が曲を引っ張っていくんだという気合を込めて、練習を深めて欲しいものです。