光と風の世界3

自然が好き & 高砂高校ジャズバンド部を応援中
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SJF 2006

2006-08-24 | BFJO2006

8月19-20日、神戸文化ホールにてJapan Student Jazz Festival (以後SJFと略)が行われました。

そこに、私が応援している兵庫県立高砂高校ジャズバンド部:Big Friendly Jazz Orchestra(以後BFJO)も参加したのです。19日は中学生バンドが対象の日でしたが、BFJOの皆さんはゲストバンドとしての招待演奏でした。翌日の20日は本番で、その練習に没頭したいところでしょうが、ゲスト演奏としての義務をちゃんと果たすところに、BFJOの前向きな?そして損して実取れみたいな精神を感じる私です。

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2日目の高校生の部の本番ではそれぞれ審査員が聞いて各賞を与えるのです。毎年悲喜交々の涙と笑顔のドラマが繰り広げられるようですが、審査員にどうアピールするのか、実力伯仲の関係ではちょっとしたところでも、結果が左右されてしまいそうです。とはいえ、毎年トップ賞を争ってきたBFJOとライバル甲南高校KonanBrass Ensenble(KBE)が2強と言われるようです。昨年初めてこのSJFを聞いたのですが、やはり2強と言われるだけの図抜けて素晴らしい演奏を聞けたのですが、それに食い込みそうだったのが、愛知中学高校バンドです。素晴らしく揃ったレベルでの演奏を聞かせてくれましたので、これから3強時代ということになるのか、今年の演奏には注目していました。しかし、今年は私自身BFJOの応援をどっぷりしてきたこともあって、気を使うことが多く、今年の愛知中高さんの演奏は集中して聴けませんでした。ただ、去年の迫力を感じなかった、ということで、詳しいコメント抜きで演奏シーンを一枚。制服での非常に真面目な感じの演奏は去年同様ですね。

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各バンドの指揮者も色々なスタイルがあって面白いのですが、愛知中高バンドの指揮は自ら演奏に乗りながらノリを見せながらの指揮です。私はまあ好きなスタイルなんです。この愛知高校は神戸市教育委員会賞(暫定3位?)でした。

もうひとつ注目のバンドがありました。はるばる東京から参加してくれた帝京高校吹奏楽部、ここは高校野球も強くて数日前まで甲子園で応援していたというバンドなんですが、ジャズもなかなかのものだと聞いていたのですが、自由な感じでやってくれました。1曲目はStrikeUpTheBandでホーンの強さを見せてくれた気がします。2曲目のWhat A Wonderful Worldはボーカルをもちろん英語で唄いまして、審査員のバークリーの先生やそのファミリーには大うけでした。

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3曲目はなんと熱帯ジャズ楽団のお得意Septenberをそのままのアレンジで聞かせてくれました。それどころかSAXパートは両手を頭上で左右に振る熱帯Jazz楽団同様のパフォーマンスで会場を大ノリに乗せて沸かせてくれました。Saxソロの子はうまかったです。個人賞を貰いましたね。その帝京高校はJAJE会長賞を見事獲得し、関東勢としての面目を得ました。

さて、時間もかかるので、続きは明日・・・

その前に昨年神戸市長賞を獲得してトリで登場の甲南高校の演奏シーンを一枚。甲南さんは兵庫県知事賞でした。(2番の賞)

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着ている白地のTシャツの背中には激励の書き込みがびっしりとあって、それが彼らの伝統のようです。

あ、BFJOのみんなの喜びの顔も一枚上げときましょう。BFJOは見事神戸市長賞を奪回したのです。(トップ賞です)

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また、BFJOの森川部長は個人賞としてナイスプレイヤー賞と特別賞のバークレー賞も獲得しました。

BFJOの皆さん、森川組の皆さん、本当におめでとうございます。

暑い部室に耐えて演奏の仕上げを頑張りぬいたBFJOのメンバー全員によって勝ち取ることが出来た、その頑張りの成果の何よりの証として、形になる賞をもらえて幸いでした。

また、それを指導された先生方、音楽監督さんを初めとして、非常勤指導の方々、OBの皆さん、OBでもないのに何度も指導に来ていただいたSJFのOBの方々、父母会の皆さん、そして遠くから声援を送るだけの皆さん、みんなで喜びましょう。

いい演奏でした。感動する演奏でした。迫力がありました。美しい音でした。繊細なハーモニーがありました。はっとするような新たな音も作り出されてました。早いフレーズもこなして、スローなテンポにもぶれることなく、強弱の妙もありました。演奏中にも笑顔を見せてくれました。各パートの音は溶け合うようなバランスのよさも感じました。本当にいいところばかりが、本番に出せて君たちは素晴らしい、と伝えたいです。また選曲も悩まれたり、選定した後での逡巡もあったかもしれませんが、チャレンジの要素の強かった曲をここまで仕上げて来るとは期待を超えた驚きの演奏でした。

とにかく語りつくせぬ素晴らしい演奏をされたことに感動をしました。

その会場に居合わせて、私は幸運だと思いました。久しぶりに頭ではないところで受け止めた感動を味わい、演奏中にカメラを持つ手が震えてしまい困りました。

その演奏をここに紹介します。

1・ Haitian Fight Song

2・ The Way You Look Tonight 

3・ Cut'n Run 

BFJOの演奏シーン:ハイチのソロTbのあとはミュートTpでうごめく何かが感じられるようでした

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ハイチのTpに続くA-saxは哀愁漂う泣きわめくような音色が

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いつも息の合ったところを聞かせてくれたサックスソリ

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CUT’N RUN カッツンランのテナーサックスのロングソロ

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リズムセクションは本当にしっかりやってくれました

ドラムのMさんにも個人賞を上げてやりたいなあ。ハイチで見せてくれたシンバルの新たな使い方、曲想にぴったりでゾクゾク来たのは私だけではないはずですね。それにCUT'N RUNの最後の止めは指揮をしたYさんと共に大きな拍手を送りたい切れの良さでした。

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最後はA-sax○田さんのびしっとした指揮でカッツンラン切り止めって感じでした。

まあ、見事な細部にわたる徹底ぶりには驚かされました。2週間前の黒豆ライブでは仕上がりに懸念もあったのですがここまで行くとは予想を越える(私の予想なんてどうでもいいのですが)素晴らしい出来でした。

BFJOの皆さん、力を発揮できましたね。真におめでとうございます。


チャリコンー2

2006-07-16 | BFJO2006

今日は感動の一日でした。チャリコンの日

高砂高校ジャズバンド部によるイベントです。

ネットでは知ってるけど現実的に新たな人たちとの出会い。

高砂名物にくてんとの出会い

そして第24回青春チャリティコンサートでのBigFriendlyJazzOrchestraのいちだんとまとまりの良いサウンド

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ピアノの音に乗せての森川部長が行なった感動の挨拶

そして素晴らしい名曲の演奏、難曲へのチャレンジ、中にはソロ初挑戦の方もいたようですが、それも含めてみんな大きな感動の渦が広がりました。1年生もダンスで参加していましたが、一生懸命さにも拍手を送りました。

<このページの写真は全部で16枚・・クリックすると2倍に拡大します>

2年生中心のジュニアバンドの演奏でロック調の Greased Lightnin' に合わせて1年生たちがダンスで盛り上げてくれました。大人数だったのとなかなか揃ってたのが印象的でした。

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今日は東京からも遠路はるばるこの演奏会のためだけに来場された方がいましたし、もっと遠い場所からも参加されていました。また、北海道からは熱烈ファンの方からラベンダーの花束が届いていました。あ~そういえば香りをかいでくるのを忘れてました。今日は本当にいろんな方と話して頭の中がぐるぐる回っております。

そんな中で、撮影した写真を紹介してみます。

インザムードのTpソロ

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インザムードはフリつき 岡P長は真上向いてましたね。

ドラムソロ中手のひら打音の妙技を披露するMMさん

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下は ゲストの小柳淳子さん熱唱と対照的に砕けた話しぶりが受けました

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下は特別ゲストの宗清洋さんとJustFriendsを熱演するトロンボーン隊

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ロシアより愛を込めてではソロ担当の二人がドラマ仕立てで謎の男と謎の女キャサリンを演じて、これが大受け。演奏がしっかりと出来てるからこうやっても楽しめちゃいます。さすがでした。

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ラストはメンバーが大好きというWhen You're Smiling (私と同じ嗜好だなぁ)で、Tpソロはコンマスの末ヒ~ロ~さん

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アンコールはこれまたいい歌なんですよ

Bad Bad Leroy Brownを全員で盛り上げてくれました。

もう、ホント楽しく感動しました。

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あっという間の3時間、とても短かったです。

終わりには出口での恒例?の故郷の空の演奏でお見送りがありましたが、機材片づけしてた私は記念撮影にも間に合わず、残念でした。

すでにKUROさんが撮影されたチャリコンの動画を一部公開されておられます。

KUROさんのHPはちらです。↓

JOY OF SWING

また、もすらっちさんも写真を公開されてます。

YAHOOブログーもすらっち

皆、BFJOが好きなんですね。


チャリコン

2006-07-16 | BFJO2006

チャリコンって何か分かりませんよね。

『第24回青春チャリティコンサート』です。

高砂高校ジャズバンド部の定期演奏会としてジャズバンド創部から6年ほどしてから最初はOBなどが学校の力は借りずに手作りで始まったそうです。今は入場無料ですが趣旨に賛同される方はチャリティ募金に協力してもらっています。

7月16日(日)13時開演ですが、前日に横断幕が取り付けられました。

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町中のお店などにはポスターが掲示されています。

ユニークなイラストはメンバーの3年生が描いたもの

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今年予定されている兵庫国体のマスコットのハバタンの名前に親近感を持たせるネーミングやキャラクターの愛らしさなどいいところ沢山感じます。

演奏は13時に始まりますが3部構成で中身たっぷりですから、終わると16時前後になるでしょう。演奏会の後は知り合いとの反省会?語らいの時間が楽しめそうです。東京など遠方の方も楽しみに参加される予定です。

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SJL/スチューデント・ジャズ・ライブ

2006-06-18 | BFJO2006

先月末の5月25日に芦屋の高台にある甲南高校の講堂にてスチューデントジャズライブが行われました。

その演奏シーンを別ページにまとめましたので動画に興味のある方はクリックしてください。

演奏シーンを見る (BFJO5曲、甲南ブラスアンサンブル 1曲)

これは、学生OB,OGが集まって後輩の学生の演奏機会を増やそうと1999に結成されたSJL委員会が中心になっており、運営もボランティアの学生が殆どを行ってるそうです。

当日は芦屋川駅から歩いて上りましたが、途中の道は結構な傾斜でした。でも、川沿いには桜の大木が多く桜の時期には立体感のある花見ができそうな、いいところでした。

会場へは遅れて着いたので甲南高校以後の演奏しか聞けませんでしたが、それでも見どころ(The Homey Gs)や聴きどころ(BFJO、甲南NewPortSwing Orchestra) おまけに広瀬美来クインテットのサプライズ出演があり、十分楽しんで帰れました。

中安さんのBlogで紹介された受付の女性も素敵でしたし・・・ BFJOの斉藤組のメンバーがこのSJL委員会に多く参加して裏方を務めてくれていたのも嬉しいことでした。

写真は甲南高校ブラスアンサンブル部

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それから、BFJOJust Friendsを演奏中のボーン組

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BFJOの最後の曲 When You're Smiling のSaxソリはスタンディングにて

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名古屋からマイクロバスを飛ばして駆けつけてくれたThe Homey Gs

Honeyと勘違いする御仁もいましたが、ビジュアル的にはその名もイイナというところですね。

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最後のトリは甲南大学のNew Port Swing Orchestra

この日はダブルヘッダーで朝は別の場所で演奏してきたというつわものたちです。

女性が多いにもかかわらずパワフルな音を聞かせるところはBFJOにも似てます。

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The Homey Gsや甲南NPSOの演奏動画もあるのですが処理が進まないので当分は(将来も?)ご紹介できません・・・

応援やコメントよろしくお願いします。

toshi


姫路ジャズフェスすごい!

2006-05-23 | BFJO2006

5月13-14日に行われたジャズフェスはなかなかの内容でした。 おかげで1週間過ぎた今も、とても満ち足りた気分が続いています。 13日の夕方から行われたパートごとのクリニックでも充実した内容で貴重な話が聞けたそうですし、プロの人柄ももろ見えになってその点も肯定的な意味でよかったそうです。

私はクリニック後半のビッグバンドクリニックを拝見したのですが、なかなか面白く進行しました。さすがプロですね、短時間のうちに演奏の改善点を見つけ出し、それを意識させる過程が興味深かったです。

14日は朝10:30から20:00までのロングラン演奏会となりましたが、途中の休憩時間が組まれていたので、ガス欠になることもなく最後まで正気で楽しむことが出来ました。

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私の応援する高砂高校ビッグバンド部:Big Friendly Jazz Orchestraの演奏は素晴らしいものでした。最後のJustFriendsにはプロ4人(P:守屋純子、Tb片岡雄三、Bs納浩一、Ds小山太郎氏)が加わっての演奏となり、純粋なBFJOの演奏ではありませんでしたが、片岡雄三さんなど素晴らしい音を聞かせてくれました。また、ステージでの振舞いも素敵なものを感じました。

写真や映像についての感想などお待ちしています。

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