光と風の世界3

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Jazz ボーカル Madoca さん

2009-06-07 | Madoca

姫路ジャズフェスティバルに4年前に行った時から気になるシンガーでした。

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Swing CatsのボーカリストとしてBig Bandを従えた堂々とした唄いっぷりとチャーミングな司会ぶりがお気に入りでしたが、昨夜ようやくそのmadocaさんがライブするという情報を見つけ、仕事を早めに切り上げて行ってきました。

でもそのライブ情報の写真がレトロなボケぶりで、今ひとつ本人かどうかが自信がなかったのですが、行ってみて当たりでした。

場所はJR大久保駅の南に広がるゆりのき2丁目にあるライブスポットの青空堂(せいてんどうと読んでください)でした。

青空堂のHPはここ

名前から予想した通りに街路樹としてゆりの木が豊富に植栽された素敵な街並みです。10mくらいに伸びてるゆりの木ですが、まだ若いのでしょうね。花はまだ咲きそうな感じがありませんでした。花が咲くならもう少し早い時期なのですが・・・ 独特のチューリップに似た花が咲くようになればもっとすばらしい景色が楽しめるでしょう。

そういえば、町名「大久保町ゆりのき#丁目」ですが、メインストリートの商店街では「チューリップ・ストリート」という愛称を採用してるようでした。普通の方は球根草花のチューリップを想像されるでしょうけれど、実は木の上にチューリップの花が咲くようになるとは、数年後が楽しみな街路です。

歯医者さんの2階にある喫茶店&ライブ会場へは螺旋回廊式の木作りの階段で上がりました。店内は木の梁が露出したスキーロッジみたいな造りで、オール木張で安らげる空間です。丁度6月のさわやかな風が吹き込んできました。天井は高く、そこには水平にゆったり回る換気扇もありレトロな雰囲気も好感度大でした。

フロアには靴を脱いで上がるのです。それもリラックスできた要素でしょうか。

初めての場所だったので早めに行ってmadocaさんにもご挨拶を。(^^)

時間になるにつれお客さんが徐々に増え、臨時の小さなテーブルも追加登場するほど。

曲はスタンダードばかりでくつろいで楽しめるものばかり。

演奏は瀬戸啓二(p)、奈良原裕一(b)、森田宏明(ds)のこのお店常連のトリオさんでしっとりステディな演奏ぶりです。瀬戸さんのPは音もフレーズもきれい。

第1部はまだ外が明るいうちにスタート。上部のアクセント小窓のステンドグラスのブルーがおしゃれです。唄が進むにつれ窓の外が暗くなるという変化も楽しめる窓を活かした会場でした。

1・Satin Doll
2・Around The World
3・Summer Time
4・My Heart Will Go On
タイタニックのテーマをゲストMariaさん
5・All Of Me
6・Smoke Get In Your Eyes
7・Moonlight Serenade
 (リズムはBossa Novaで)

・休憩を挟んで

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第2部は1曲おきにゲストの方が参加しての変化に富むステージに
1・Moon River
2・Blue Hawaii 
・・・フラダンスをNaomiさんが披露
3・Someone to watch over me
4・I wanna be loved by you
・・・Taniaさんがマリリンモンロー以上に可愛く歌われました
5・There will never be another you
6・   
piano演奏を宮崎みほこさん
7・Tennessee Waltz
アンコールでAmazing Grace

madocaさんの唄いっぷりは昨日のライブのソフトなスタンダード曲とは雰囲気が違いますが、Big bandとの共演が以下で聴けました。

ライブが終わって外に出るとmadocaさんが曲紹介の際に話してた通り、満月が通りを照らしていました。

6月のある夜、スタンダードな曲の数々にリラックスできた夜でした。

お店の方にもいろいろお世話になりました。

アットホームな感じがとても心地良かったです。