光と風の世界3

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BFJO帰国演奏会

2008-08-29 | BFJO2008

高砂高校ジャズバンド部のオーストラリア・ラトローブ市親善訪問ツアーの帰国報告会・記念演奏会が高砂市役所南庁舎の5階大会議室で行われました。

ラトローブ市への親善訪問の様子をまとめて聴くことが出来て、興味深かったです。演奏会では好評を博したようで、国際交流協会の岩見会長の話も短いながら姉妹都市交流の大きな成果を上げたことが伝わってきました。ラトローブ市関係の方のオーストラリアに移住してから59年になるけどそれ以後で最高の感動だったと伝えられた話もありました。

また、NoashUniv.でオーケストラを指揮された有名な指揮者というジェフリーさんは、2年後にメルボルンでコンサートを行う予定なんだけど、そこにBFJOが来て欲しいと述べられたとか・・・諸般の事情でどうなるか分かりませんが、素晴らしい提案です。実現すると良いですね。

今日の松田組さんたちは、オーストラリア仕様の黄色い長袖シャツ(デザインはドラムの井口さんの環太平洋図柄)での演奏でした。国際交流協会の来賓の方が、そのシャツはまるであなた方の金メダルに見えますよ。と言って成功を誉められました。

部長、副部長さんが代表して親善活動の様子をスライド映写で紹介してくれました。帰国して僅か2日なのに上手くまとめてありました。

その後演奏がありました。(今回もまた録音失敗(^^;;、話を聴いてる間に録音レベルを大幅に変えたことを忘れて演奏を録音し、大幅に音が歪んでしまいました。本当はいい音が聴けたんですよ~)

ということで、演奏の音声はリンクを削除しました。どうしても聴きたいという方はメッセージください。

1・Pennsylvania6-5000 ビデオ

・・MC

2・Tickle Toe ビデオ

Saxソリを最前列で聴けたら最高でしょうね。

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3・Fables of Faubus ビデオ

・・MC

4・What's Going On ビデオ

・・MC

5・The Jazz Police ビデオ

で盛り上がりました。

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6・So very Hard To Go ビデオ が終わってからも、アンコールに応えてくれました。

7・In The Mood mixed with September  松田組風 ビデオ 

このアンコール曲をチャリコンで聴いた時にはびっくりしましたが、まあ何度か聴いたら驚きはなくなりましたが、組合せの妙ですね。最後はステージ前方に皆さんが出てきて迫力のフィナーレとなりました。

なお、この報告会の様子は地元ケーブルTVのニュースや特集番組として放送されるそうです。

CATV見れる方はお楽しみに・・・

最後に記念写真撮影会になってしまいました。

皆ポーズの決め方が上手いのにびっくり、ラトローブでも実践練習したんでしょうか(^^)

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ツアーのお世話の方も含めてパチリ

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これらの写真はクリックすると2倍になります。

ところで、この指の意味はなんでしたっけ?前にかたやんさんのBlogで教わったような気がしましたが、既に忘れております。(^^;

これで、松田組の残り行事は最後のひとつのみです。

来週末9月6日(土)の岡山ルネスホールでのスチューデント・ジャズ・ブランチ

きっと素晴らしい演奏と感動に浸れるでしょう。


SJF2008スナップメモ

2008-08-28 | BFJO2008

つい10日ほど前の素晴らしい感動の出来事も早くも記憶が薄らいできた、あれこれ、公私共にいろいろあって、空間移動もあったし、季節的にかなりの天気、いや転機の最中で、自分の位置を見失いそうになる今日この頃です。

SJFの最中での初日のゲスト演奏終了後の晴れやかな顔

緑とTシャツの色が爽やかでした。プロ撮影の合間にパチリと。

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リズム隊やボーンの撮影は出来ませんでした。(^^;

この下は二日目の表彰式での数枚

個人のナイスプレイヤー賞の発表はいつもながら唐突です。感激は突然のクライマックス

高校になってから始めた楽器での個人賞受賞、素晴らしいことです。

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リズム隊の他のメンバーも絶対やめないと頑張ってきただけに嬉しいに違いなかった

笑顔満開

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まだ信じられない???泣き笑いの中で

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高砂高校は甲陽音楽学院・バークリー音楽大学団体特別賞を受賞。

最後の大喜びでした。

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順位付けは賛否両論ありますが、誉められると嬉しいし励みになるし、メリットの方が多いと思います。

ただ、公平かどうかについて難しいところがあるでしょう。審査員がヨシとするジャンルの幅と演奏者がやりたい音楽の領域が一致しないと評価が高まらない。あまりにも一致してると新鮮さが薄れたり、聴き方が厳しくなったりする弊害も逆に有りそうだし。

しかし、それはどの世界でもあること。受け入れるしかない。あるいはそういう場所には背を向けてわが道を行くことも可能な世の中だし。

バリ坊さんと中野さんのBS持たせてのツーショットが取れたら面白かっただろうな。なんて、今更どうしようもないつまらないことを思いついたりする夏の終わり。


帰国しました

2008-08-28 | BFJO2008

8月20日からのオーストラリアの姉妹都市Latrobe市を訪問していた高砂高校ジャズバンド部が無事帰国しました。彼の地ではすばらしい演奏をして涙を見たとか、スタンディング・オベーションを受けたとかいう話が伝わってきました。先ずは現地の広報の記事を読みましょう。

ネタはこちらです。↓

http://www.latrobe.vic.gov.au/MediaRoom/NewsReleases/Details/?NewsID=1254

Takasago Big Friendly Jazz Orchestra a big friendly hit
大きな友情のヒット 高砂ビッグ・フレンドリー・ジャズ・オーケストラ

The free concert held by the Takasago Big Friendly Jazz Orchestra at Kernot Hall on the weekend has been hailed a huge success, with the talented young musicians receiving a standing ovation for their performance.
週末Kernot Hallにて高砂Big Friendly Jazz Orchestraによる無料コンサートが行われ、才能ある若いミュージシャンの演奏に対してスタンディング・オベーションが起こるという大成功の歓迎を受けた。

Latrobe

Photo: The Takasago Big Friendly Jazz Orchestra and the Latrobe City Youth Band wowed the audience at the concert held at Kernot Hall.

Latrobe City mayor, Councillor Bruce Lougheed said the concert attracted around 300 people.
ラトローブ市長 Councillor Bruce Lougheedはコンサートには約300人が参加したと語った。

"Not only were the Japanese musicians outstanding, but the accompanying bands from Lowanna College and Latrobe City Youth Band impressed the audience with their musical talents too.   The crowd were enthusiastic with their praise and showed their enjoyment by standing and clapping.
日本からのミュージシャンが抜群だっただけでなく、共演したLowanna Collegeバンド と Latrobe City Youth バンドもその音楽的才能を聴衆に印象づけた。聴衆は熱烈な賞賛を立ち上がって拍手することによって表現した。

"The Japanese musicians' performances during their stay here, certainly exceeded our expectations.   Those who attended the concerts marvelled at the way these young people could connect with the audience," Cr Lougheed explained.
「日本のミュージシャンが滞在中のパフォーマンスは我々の期待以上でした。コンサートに参加した人は日本の若い人が聴衆と気持ちが通じたことに驚嘆した。」とCr Lougheed氏は説明した。

"One of the highlights was the joint performance with the Latrobe City Youth Band for the song 'September' by Maurice White.   It got a magnificent reception and really highlighted the unity of the two cities with the youth communicating through the universal language of music, despite language barriers.
ハイライトのひとつはLatrobe City Youth BandとのMaurice Whiteの「September」の曲の合同演奏でした。それは言葉の障壁を乗り越えて音楽という共通の言葉を通じての若人が理解しあうということで二つの市が一体化した真に特筆すべき極上の歓迎でした。

"As a reminder of the importance and value of our sister city relationship, this concert pulled out all the stops.   The visiting musicians have been wonderful ambassadors for their city and they had the power to bring people together regardless of age, gender, social status and nationality," Cr Lougheed said.
「我々の姉妹都市関係の重要さを思い起こすこととして、このコンサートは全ての停滞を引き出した。来訪したミュージシャン達は彼らの市にとっての素晴らしい大使です。彼らは年齢や、性別、社会的地位、国籍に関係なく人々を一緒にする力を持っていました。」とCr Lougheed氏は語った。

Latrobe's international relations officer, Yuki Poole said that the whole experience was magical to all who were there.
Latrobeの国際関係係員のユキ・ポールさんは全ての経験はそこにいた人にとって全て魔法のようでしたと語った。

"There were some tears in the eyes of the audience as they were dazzled by the band's performance.   Kernot Hall was filled with joy, harmony and peace through the power of music.   
「バンドのパフォーマンス(演奏)に感嘆して聴衆の目に涙がありました。Kernot Hallは音楽の力を通じた喜び、ハーモニー、そして平和で満たされていました」


"The host families had a rewarding experience with their Takasago students who stayed with them over the weekend.   They found their guests to be courteous, friendly and thrilled to have the opportunity to share their love of music.   The farewell morning was a very moving experience and proved how bonds can be formed despite differences in language and culture," Ms Poole said.

「高砂生が週末を通して滞在したホストファミリーは価値ある経験をしました。彼らのゲスト(高砂生)が礼儀正しく、友情的でワクワクして音楽を愛する気持ちを分かち合う機会を持てました。お別れの朝はとても感動的な経験でした。言葉や文化が違っていても絆が得られることを見ることになりました。」とポールさんは語った。

Cr Lougheed underlined the importance of the continuing sister city relationship.
Cr Lougheed氏は姉妹都市関係を続けることの重要性を強調しました。

"Our links with Takasago were showcased not just through music this weekend but through friendship, sharing of culture and relishing the similarities between the two nations.   Those in the community who question the sister city relationship have underestimated the power of youth and the difference that a yearning for cultural exploration and connection can make to a young mind," Cr Lougheed concluded.
「高砂との我々の連携は単にこの週末の音楽や友情を通じてだけでなく、文化の共有、二つの国家間の類似性を楽しむことなどで示されました。共同体の中で姉妹都市関係に疑問を持つ方は青春期の力と文化的な探査と接続の切望が若い心に作ることができる違いを過小評価してました。」とCr Lougheed氏は締めくくった。

http://www.latrobe.vic.gov.au/MediaRoom/NewsReleases/Details/?NewsID=1254


SJF2008 終了

2008-08-18 | BFJO2008

2008.8.17(sun)  KOBE JAPAN STUDENT No.24th JAZZ FESTIVAL が終了しました。

今年はいろいろ複雑な思いを抱えて客席にいましたが、昨日の中学校から各校のレベルがドンドン上がって来てるのが判り、高校も全体のレベルがぐぐっと上がったのが感じられるようでした。それでつい録る予定がなかった他校の演奏を録ったりしてたら、後で肝心のBFJOの演奏がとれなくなるという・・・(情けなし)

BFJO松田組の演奏はいろいろな不安を吹き飛ばす、爽快な気分になる素晴らしい出来でした。1週間前に聞いた演奏とは打って変わった驚きと心地良さと安堵感と期待とでぐちゃぐちゃな気持ちで聞いてましたら、あら・・・ビデオ回ってない・・・2曲目から録音が録れてない(電池切れ)など、相変わらずの私の失敗。

曲名は以下の通りです。

1・ The Jazz Police (Gordon Goodwin)

2・ Tickle Toe

3・ Fables of Faubus (Charles Mingus) 邦題:フォーバス知事の寓話

今年は全てのところに素晴らしい超一流のマイクがセットされておりました。それをがんがんに効かせるのではなく、やんわりとアシストするという感じでのPA(SR)セッティングだったようで、各バンドとも気持ちよく演奏できたのではないでしょうか。また客席では普段はSxが弱いなといつも思ってたところがSRのおかげでかなりいいバランスに聞えてよかったです。Pfも恩恵を得たほうでしょうか。逆にTbが初心者などでパワーがないバンドは普段よりも余計に迫力がなくなるバランスだったかもしれませんね。

1のジャズポリスはリズム隊の方が特にやりたかったと聞いてましたが、まさにその思いが通じた選曲で思う存分動き回ったという感じでしたね。ギターも良くなってたしPfも合いの手というかちょろちょろ音が入って楽しかった。それに何とドラムの堀江嬢がこの演奏でナイスプレーヤー賞を獲得。凄いですね~あの峯嬢が取れなかったナイスプレイヤー賞ですよ。やはり、この辺りは選曲も絡んできますか。小山太郎さんのお守りが支えになっての成果でしょうか。しかし初心者にして僅か2年ほどでこの域に達するとは、若者の成長というのは凄いものです。

2のティックルトゥーは私の好みはもっとかろやかに仕上げて欲しいと思ってましたが、今日も大音量の迫力モードでした。でも、Sx隊の音は最近とてもまとまりが出て透明感が出てきてるので、全体がいい感じに聞えます。

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写真はTickle ToeのSxソリ中

3のフォーバス知事の寓話はミンガスさんの問題作:人種差別問題の知事に対しての抗議の意味が込められたというものですが、曲の良さがそういう問題とは別に扱われるようになって広く知られるようになったといわれる曲ですが、そういう思いを如何に表現するかが、この曲への取り組みの鍵と思ってましたが、それについて素晴らしい答えを聞かせてくれました。出だしでのバリサクのうなるような音は地からわきあがる抗議の声を象徴したものでしょう。また行進の様な音、場面展開でのニュース映像を彷彿とさせるような音など、どれひとつとして無駄な音はなかったと思えるような、そんな気がしました。圧巻は組長のTpソロです。魂の叫びとも言える様な思いを込めた(と本人もインタビューで語ってました)演奏は素晴らしいものでした。

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Fables of Faubusはバリサクのソロでいきなりの雰囲気チェンジに成功

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魂のTpソロは組長ならではの圧巻でした

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Tpソロを後押しした地面から湧き上がる声(差別への抗議の声でしょうか?)

これは本場アメリカでも胸張って聞かせたいような仕上がりになったんじゃないでしょうか。この演奏が終わった瞬間、僅かな静寂の時を置いて、なかやすさんか誰かの声が上がりそれから会場全体から割れんばかりの拍手が起こりました。演奏後の静寂に、その演奏の充実度を感じるというさるお方がいましたが、きっと「これだ」、と思われたことでしょう。

そうそう、このフォーバスの最初の印象的なソロを決めたバリサクの中野さんにもナイスプレイヤー賞が贈られました。

それから、団体として高砂高校ジャズバンド部に対してバークリー音楽大学団体特別賞が贈られました。甲陽音楽院のクリニックなどを3月まで無料で利用できるパスということで、素晴らしい価値がありますね。

いや、しかし、初心者が大半の松田組が僅か数年でトップレベルの演奏が出来るとは、誰が予想できたでしょうか。レギュラーになった頃の評判は散々でしたね。(確かに誉める所が少なかったけど) いつかは上手くなると思って見守ってきましたが、それも、1週間前まで片鱗が少ししか見えないほど駆け込みでの仕上げだったのでしょう。恐るべしここ一番の集中力。

今日は本当に良かったなあと心から喜んで言えます。 

松田組の皆さん、兵庫県知事賞の受賞おめでとうございました。

YOUTUBEでホットなBFJOの演奏

2:Tickle Toe

3:Fables of Faubus フォーバス知事の寓話

3の同じ映像の高画質版

話変わりますが、客席で聞いたニュース

中学の部に初登場した「石川ジュニア・アカデミー」の演奏は素晴らしく、昨日の表彰でベスト・パフォーマンス賞を受賞したのですが、その日のうちに来年6月の浜松ジャズに招待されたそうです。

同じ方が指導されている島根の「ラ・メール・ジャズ・オーケストラ」は高校の部で参加して、今日はベスト・サウンド賞を受賞してました。実はその中の一人はPを演奏したのですが、あまりにもおちびチャンでしたが、聞かせどころはしっかり演奏してましたが、何と小四だそうです。将来楽しみなことです。


予告:ワンビル・ジャズ・ブランチ9月6日(土)岡山 ルネスホール

2008-08-10 | BFJO2008

高砂高校ジャズバンド部Big Friendly Jazz Orchestraの

BFJO2008・松田組のラストステージです

泣いても笑っても何しても、これ以後松田組の生音を聴くことは出来ません。皆さんこぞって聴きに行きましょう。魂の音を!

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コンサート名に「ブランチ」と入ってますが、開演は16:00からです。遅めのティータイムといった時間帯でしょうか。

チラシのページはこちら。↓

http://www.emanon-music.com/EM.html

日時:9月6日(日) 開場15:00 開演16:00 
料金:一般前売1000円 当日1500円 
場所:ルネスホール
主催:NPO法人EMANON MUSIC (連絡先はチラシに書いてあります) 
共催:ルネスホール(NPO法人バンクオブアーツ岡山)

http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E133.56.1.7N34.39.30.1&ZM=9

チケットはチラシにも書かれていますが、EMANON MUSICの藤原さんにTELして、郵送なり、日にちによっては予約だけで当日現地支払いなりにも対応してくれますので、先ずは参加意思を伝えて席を確保しましょう(^^)

共演は岡山大学SSJO: Swinging Society Jazz Orchestra、そして京山中学校吹奏楽部です。どちらも以前の共演で素晴らしい演奏をされており、BFJOとあわせて色んな演奏が楽しみです。

時間配分は、これは根拠なしの勝手な予想ですが(外れると思うので責任持ちません^^;

1st 京山吹奏楽部:20分

2nd 岡大SSJO:30分

小休憩をはさんで

3rd 高砂BFJO:50分

アンコール2曲で20分

ということで、2時間ほど堪能できるでしょうか・・・

・・