光と風の世界3

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第30回NABL Big Band Jazz Fes.でのBFJO福山組の演奏

2010-06-27 | BFJO2010

先の記事にも書きましたが、記事がいっぱいで編集困難になったので、こちらに整理しておきます。

(招待出演)高砂高校Big Friendly Jazz Orchestra:

BFJO 2010 福山組の演奏曲はこちら

1・ Watermelon Man

2・ Beauty School Dropout これはJr Bandですが、Tp, Tbには福山組が加わっています

3・ Late Night Diner

4・ Category 4

そして

演奏中の写真はこちら


NABL第30回Big Band Jazz Fes.

2010-06-21 | 音楽

◆30th NABL Big Band Jazz Festival◆Nabl_20100620  ●2010年6月20日(日)

6月20日(日)に神戸ハーバーランドで行われたNABL: 西日本アマチュアビッグバンド連絡会コンサート。

社会人バンドによる充実した、話題のプロとの共演もいくつか含まれて、聴き応え十分でした。

今回は30回という節目の演奏会。

どのバンドも素晴らしい演奏ばかり。休憩で抜けるのがもったいないほどでした。以前より各バンドの完成度が上がったような?

最初向かったのは●公開クリニックが行われる神戸情報文化ビルカルメニ2Fの神戸新聞ギャラリー50 でした。

9:40から ビックバンドクリニック~

ニュポートスウィングオーケストラ(甲南大NPSO)講師は 守屋純子さんでした。

守屋さんの日記によれば「完成度が高くて良かったんだけど、クリニックだから重箱の隅を突っつくような細かいことを話しました」と書かれてあるんですが、とても有り難い指摘をされたのではないでしょうか。

例えば、(以下の内容は記憶なので間違い多いと思いますが)

「ソロは前に出なくても立ってやってください」そうすれば誰がソロをやってるか客席にも伝わり、共演者も意識できる。

「ソロ+リズムだけで練習してください。ソロに移った時の快感が欲しい。

ソロにおけるリズムはアンサンブルと同じようにやってはいけない。ソロを支えるリズムは楽譜が同じであってもニュアンスを変えるべき。

ソロはソロで説得力あるものを。(もっとアピールしろってことかな)。

それからテンポが速いとスーッとうまくいったように聞こえるけど、テンポを落とすと平板な演奏ということが浮き出る。テンポを落とした練習も有効」

バラードの曲では「サックスのソロのユニゾンでやるところが一定すぎる(譜面どおりに止まってるってこと)みんなでどういうニュアンスにするか考えて。ドラムもリズムキープだけではなく、ダイナミックスをつけて。」

P6209519e

●コンサート:

ゲスト:□守屋純子(P)□エリック宮城(Tp)□チャリート(Vo)□宮崎隆睦(A.Sax)

●司会:□三浦紘朗

●出演
11:00 ダンディーデュークスジャズオーケストラ(滋賀県)

毎年トップバッターで演奏してるというこのバンド。出だしはTrumpet Bluesの高音で華々しくスタートとなりました。

11:25 TOKオンザロード(奈良県)**冨永千紘ds

TOKのドラムスは迫力満点の男性でしたが、今年は小柄な冨永さんが全部叩いていましたが、さすがですねぇ。体格の差を全く感じさせない迫力ある演奏でした。最後に演奏されたCherokeeでは途中に変わった叩き方が出てくるんです。聴いてるうちにアメリカインディアンの太鼓らしいなと気づいて聴いてましたが、太鼓ひとつでそういう雰囲気を出せてるのを聴けて嬉しかった。耳飾りもインディアンを意識したのかなと思って見てました(笑)サックスソリも頑張ってましたね。アレンジが好みなのとそれを活かす演奏。

11:50 ニューサウンドウェイブ(徳島県)

感想印象としてはIn A Mellow Toneやってたのが嬉

12:15 グルービンキャッツジャズオーケストラ(京都府)**福代亮樹ts

同志社の街らしいコンテンポラリーが好きなバンドみたいですが、演奏されたのはBasieが多かったのでしょうか。バラードのイメージを勝手に抱いていた福代さんが激しい曲のソロをやったのが聴けて、これはまた楽しめました。

12:45 SKGジャズオーケストラ(香川県)

すみません。内堀さんの曲とか聴きたかったのですがここでブレイクしてしまいました。

13:10 スーパーグルーバージャズオーケストラ(和歌山県)**中島あきはas

初めて聴いたあきはちゃんの生音、音もきれいだったけどそれ以上に音符を転がす圧巻のグルーブでした。バンド全体の一体感も素敵でした。これまでネットで聴いてたコンボの演奏以上にスペクタクルなパフォーマンス。予想外の感動でした。Youtubeで聴いてるうちに体が熱くなる久々の快感。スローバラードではここまで感動できないな。

ドラムソロの後半でSing Sing Singが始まっちゃうかと耳を疑ってしまった(笑)

13:35 ミュージックエースジャズオーケストラ(滋賀県)

ここもご機嫌になれる曲ばかりでした。特にサンバは最高にご機嫌になれました。

1.. I Hear A Rhapsody / Bob Mintzer

2.. SAMBA DEL GRINGO / Gordon Goodwin

3.. Latin Dance / Bob Mintzer

14:00 グローバルジャズオーケストラ(大阪府) with チャリート&宮崎隆睦

1. Forever
2. Break in The Cloud

   1,2曲は枡田咲子さん作曲&指揮、 以後にチャリート(vo)と共演
3. Nica's Dream
4. Sir Duke
5. Never Can Say Good-Bye
6. Just The Way You Are

枡田さんの美しい曲に宮崎さんのアルトソロ、チャリートの歌にもちろん古谷さんのテナーソロもありで、何も考えずに楽しむ時間でした。(笑)

14:35 (招待出演)高砂高校Big Friendly Jazz Orchestra: BFJO

1・ Watermelon Man

2・ Beauty School Dropout

3・ Late Night Diner

4・ Category 4

このところ、立て続けにBFJOの演奏を聴いていたので、私自身の感動も薄れましたが、さすがの演奏を披露して会場の拍手一段多く貰っていた気がします。今回はソロでの冒険をせずに安全策でまとめたような気配でしたね。5月の姫路ジャズフェスで指導いただいた、守屋純子さんとエリック宮城さんに見つめられての演奏で緊張があったのかどうか。もっともっとソロでもチャレンジして欲しいな、と思います。Category4には管のソロも立てて欲しいなぁ。それとギターソロの音量をもっと上げないともったいないですね。

15:05 (招待出演)甲南大学 New Port Swing Orchestra: NPSO

1・ ♪The Heat's On / Summy Nestico

2・ ♪And that's that / Dennis Mackrel

3・ ♪Darn that Dream / Eddie DeLang

4・ ♪This could be the start of something big / Steve Allen

朝のクリニックも聴いたのと、総合的印象は同じで、うまい。良くまとまっている。でも気迫というか熱情は伝わってこない気がしました。 ホテルの演奏会では最高の演奏になるようなうまさを感じます。青木君のMCは大きく明瞭で熱かったのでしたが・・・青木君のスタイル同様、あくまでスマートな演奏・・・

それで十分という方もいるでしょうが、彼らの目指すものはもっと先にあるものでしょう。そのためにはもっと泥臭くどこをどう主張するのかと考えていくべきなのでしょう。もちろん、このライブはそういうのと目的が違うのですが。でも同じビッグバンドの明大BSSOの5月の演奏を聴いた感じでは・・・

このNPSOの次の定期演奏会は下記。都合つけてぜひ聴きに行きたいです。

Summer Live:7月11日(日)に平生セミナーハウス 13:00開場、13:30開演

15:35 ウエストウインズジャズオーケストラ(兵庫県)  with 守屋純子

1・ Day by day

2・ Don't Blame me

3・ Dinner with Friends

4・ Mebius

ここから記録用の電池が切れ、集中も続かなくなって記憶も薄れてきてます…

16:05 サタディナイトギャング(兵庫県)

1・ High Five

2・ Beauty and the Beast

3・ Struttin' with Some Barbecue

4・ Orange Express

16:30 ティッツ(広島県)

1・ Sea Island Samba

2・ Hospital Blues

3・ High Maintenance

17:00 メイトジャズオーケストラ(兵庫県) with エリック宮城,守屋純子,宮崎隆睦

1. Skylark

2. Too Close for Comfort

3. When You Fall in Love

4. Blue

5. On Purple Porpoise Parkway

4曲目のBlueではエリックさんのソフトなバラードが聴けました。この会場で聴くのがもったいないほど素晴らしい・・・(^^;

5曲目の曲名略称でPPPは共演のプロ3人さんのソロも含めてゴージャスなドライブが楽しめました。

Mate Jazz Orchestraの演奏は好きで定演にも何度か行ってますが、今回はプロが加わって魅力が何倍もなりました。演奏してる方も楽しいようでしたね。

最後にアンコールの拍手が続き、演奏追加されたのはメイトジャズの定番曲

Last Waltzでした。

途中撮影した写真はPicasaのここに置いてあります。

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こうやって記録しているうちに気付いたこと・・・

今年はこれだけの曲数53曲?があったのに重なった曲が一つもない(?)こと。これは幹事さんの調整のおかげでしょうか?たまたまなのか??聴く側としては同じ曲があってもそれはそれで楽しめるんですけどね・・・(笑)

それから、会場の周辺の便利なこと・・・

コンビニも会場内にあるようなもの。コンビニやドナツショップ内で食事やお茶しながらも演奏が楽しめるって、ある意味凄い。トイレにまで聞こえているし。そういうフリーで快適な環境。慣れると癖になります。唯一の欠点はスペースビルの壁がガラスなので反響してしまうことですが、その辺は音響屋さんがかなり頑張って抑えているようで、ホールに比べると響いていますけれど聴きづらいほどではありません。この数年間はこのスペースビルでの演奏が定着したようです。


6/20(sun)は高砂市吹合同演奏会とNABL西日本アマチュアビッグバンド連絡会コンサート

2010-06-16 | BFJO2010

P6059104e 20日(日)も忙しくなりそう。

毎年恒例の行事が同じ日に重なってる。

これは、高砂市の吹奏楽関係の中学・高校・社会人の演奏会なのですが、高砂高校ジャズバンド部も毎年参加しています。

なにしろこの会場に最も近く隣接してる学校であり、また普段アピールする機会の少ない地元の中学生にジャズバンド部の演奏を実際に聴いてもらうチャンスです。

例年だと、ステージ配置を大きく変更する必要があるため、昼一の出番というのが恒例だったようですが、今年は、高砂高校は午後↓のNABLへの移動が必要なので、先発で10時からの出演だそうです。

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Nabl_20100620 同じ20日に神戸ハーバーランドで、NABL: 西日本アマチュアビッグバンド連絡会コンサートが行われます。こちらはレベルの高い社会人バンドによる充実した、長丁場です。話題のプロとの共演もいくつかあり、聴き応え十分でしょう。今回は30回という節目の演奏会です。

◆30th NABL Big Band Jazz Festival◆

●2010年6月20日(日)

●コンサート:

11:00~17:30(入場無料)
 神戸ハーバーランド,

センタービルB1スペースシアター
 (Famlioの建物の大吹き抜けが会場です)

●ゲスト
□守屋純子(P)
□エリック宮城(Tp)
□チャリート(Vo)
□宮崎隆睦(A.Sax)

●司会
三浦紘朗

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●出演
11:00 ダンディーデュークスジャズオーケストラ(滋賀県)
11:25 TOKオンザロード(奈良県)
11:50 ニューサウンドウェイブ(徳島県)
12:15 グルービンキャッツジャズオーケストラ(京都府)
12:45 SKGジャズオーケストラ(香川県)
13:10 スーパーグルーバージャズオーケストラ(和歌山県)**中島あきはa.s参加
13:35 ミュージックエースジャズオーケストラ(滋賀県)
14:00 グローバルジャズオーケストラ(大阪府) with チャリート&宮崎隆睦

1.Forever
2.Break in The Cloud

   1,2曲は枡田咲子さん作曲&指揮、宮崎隆睦(as)ソロ
   以後にチャリート(vo)と共演

3.Nica's Dream
4.Never Can Say Good-Bye
5.Sir Duke
6.Just THe Way You Are

14:35 (招待出演)高砂高校Big Friendly Jazz Orchestra: BFJO

15:05 (招待出演)甲南大学 New Port Swing Orchestra: NPSO

15:35 ウエストウインズジャズオーケストラ(兵庫県)  with 守屋純子

16:05 サタディナイトギャング(兵庫県)

16:30 ティッツ(広島県)

17:00 メイトジャズオーケストラ(兵庫県) with エリック宮城,守屋純子,宮崎隆睦

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●公開クリニック:9:40~12:30,14:40~15:30(入場無料)
 神戸情報文化ビルカルメニ2F,神戸新聞ギャラリー50

9:40 ビックバンド~ニュポートスウィングオーケストラ(甲南大)講師 守屋純子 
10:40 トランペット~公開セミナー 講師 エリック宮城 
11:40 ヴォーカル~ダンディデュークスより2名受講 講師 チャリート 
14:40 サックス~ティッツSAXセクションの受講 講師 宮崎隆睦 

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公開リハーサル:12:40~14:30,15:40~16:40(入場無料)
 神戸情報文化ビルカルメニ2F,神戸新聞ギャラリー50

12:40 グローバル(チャリート,宮崎隆睦)   
13:40 ウエストウィンズ(守屋純子
15:40 メイトジャズ(エリック宮城,守屋純子,宮崎隆睦

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SNOW MONSTER JAZZ ORCHESTRA 6TH CONCERT

2010-06-15 | 音楽

6月12日(日)山形で行われた守屋純子さんの編曲・作曲作品のみを演奏プログラムとした貴重な演奏会が行われました。スノーモンスタージャズオーケストラの第6回演奏会
P6139508e

場所は今山形の旬なホット・スポットのシベールアリーナです。
シベールというのは世間ではラスクの販売で極めて大きな実績をあげてるそうですが、私は知りませんでした。
シベールアリーナの独特なつくりは建築デザイン的に面白そうなアイデアが詰まってるようでした。色づかいもおしゃれです。

併設のレストランのイタリアンも人気のようですが、今回は時間なく涙を呑んでパス。

P6139506e

P6139513et開場15分頃に入ってみたところ、客席は7割がた埋ってるように見えました。客の出足好調。ステージ前に掘られたような客席に3列ありましたが、そこはガラガラ。皆さんはステージがよく見える上の方に座る傾向があるようです。
一瞬迷いましたが、ちょうど客席中央に2席の空間を見つけて入れてもらいました。

<左の写真は客席中央から>

コンサート中撮影禁止なので、人のいないステージを一枚

第一部は守屋さんアレンジ曲が並びました。
I love you,
Cheek to cheek(vocal)
Lupin the third(vocal)
Wind farm,
All blues

wind farmは青森の風力発電の設備を見たことから曲想を得たそうですが、何か物悲し
いものを感じました。きっと寂しい季節に見られたのでしょうね。

P6139514e 最初は客席中央に二席開いていたので、そこに入れてもらったですけど、ベースが微妙に右から聞こえたのとサックスの広がり感が今一に感じたので、休憩の間に前から三列目に座ってみたところ、ステージから凄く落ち込んで見えた場所は通路が高かっただけで、ステージの関係としては普通の席と言うことが判明。<左の写真は前の席から>

最初に違和感を感じたのは、それ以外の席がステージより高いという急傾斜の構造のためだったようです。それで、2部は前の席で聴くことにしました。中央付近が開いていたのもラッキーでした。

第2部

すべて守屋作曲作品が並びました。そして演奏でも守屋さん自身がピアノを担当されました。
Highway
Mebius  ss金剛一哉
Farewell ts小泉俊幸
This Is For Sammy
Over The Rainbow -Piano Solo-ショパン調で
A Thousand Craines
Groovin' Forward
アンコール曲Chick KoreaのSpain

どれもいい曲です。それぞれいいところ沢山でしたが、暗くてメモも大変だったので、もう少し忘れてますが、Fairwellのソロを決めてくれた小泉さんのテナーが情感たっぷりで、感動しました。もう少しで・・・ヤバかったです。

Groovin' Forwardのプチネタ これは先にタイトルが決まったそうですね。Big Bandやってると事故はいつも起きるんです(と断言調でした)でも、そんなときでも前向きに進もうっていう、人生もそうです。という意味を込めてつくられたそうです。

アンコールで演奏してくれたSpainは手拍子も多く大盛り上がりました。守屋さん
のピアノは激しく躍動感溢れてこの日の一番の感動を覚えました。このSpainは守
屋さんのCDのどれかに入っているのでしょうか?
演奏中の写真はあまり撮られてないようでしたが、このステージはシンプルで控
え目ながらも照明が心地良く、曲とも合っていたので、もっと記録記念写真を撮られるとよいなと思いました。
特にソロ演奏のシーンは客席前寄りで撮るのが、私的お勧めです。

前の席は音が大きいと最初は気乗りしていなかった連れの人も、帰り道では、前の席は音
が良かったとの感想で幸いでした。