光と風の世界3

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BFJO2010 福山組、卒業おめでとう

2011-02-27 | BFJO2010

兵庫県立高砂高校ジャズバンド部 Big Friendly Jazz Orchestra 2010 福山組の卒業式が2/28(月)に行われるそうなので、思い出を探してYoutubeを回って来ました。

福山組はスローな曲を沢山こなして聞く人に感動を与えてきました。

スローをだれずにきっちり演奏できるというだけで、それだけでもすごいことと思うのですが、それに加えて、ハーモニーもソロも聞き応えがあった福山組でした。

順不同に紹介

TOPSY (Edgar Battle, Eddie? Durham) ジュニア時代の演奏でも十分な仕上がりで、この曲名の元となった作曲家Eddie? Durhamの娘さんのTopsy Durhamさんから演奏が気にいったとのコメントが寄せられた逸話もあります。

Little Brown Jug グレンミラーの曲で知らない人はいないくらいの名曲ですが、素晴らしいです。先輩組のIn The Moodみたいな扱いでユニークなフリ付でイベントに欠かせない曲になりました。

My Ship  (Kurt Weil)  ゆったりした曲調にドラマ性を感じる演奏でした。

Late Night Diner (Doug Beach) 最初DinerをDinnerと勘違いしてましたが、当たらずとも遠からじ(^^;;

若手Sax奏者の高橋知道さん、浅井良将さんが一部加わったゴージャスな演奏で。しかし、その前にソロを決めたアルトのコンマスさんの存在感はぴか一でした。

Crecsent River Ramble(Erik Morales) 先代の藤城組が後半で演奏したAllianzaの作曲家のもう一つの佳曲。森川組もなかなかでしたが、こちらも甲乙つかない良さがありました。

http://www.youtube.com/watch?v=QfTgy3QVmLY

ここで、卒業メンバーに贈る言葉を

福山組の皆さん、ご卒業 おめでとうございます

 福山組の印象として、
 多彩なしっかりと吹ける鉄壁のSax陣とレギュラー2年目のTb隊、Tp隊が
コアとなって編成されたBFJO福山組は結成時から多くの期待を集めていました。
 期待に違わず伝統のアンサンブルのみならず、BFJOには珍しいという声も出たほど、ソロの工夫にも努力を惜しまず、ライブの度に新たな力を見せてくれましたね。
最初は意識しなかったリズム隊にも偉大な力があるのが分かった時は、これで一安心と安堵した覚えがあります。

その素晴らしい演奏をできるだけきれいに記録しようと思ってましたが
失敗も多くてあまりうまくいきませんでした。(汗)

福山組の演奏しない時のハチャメチャ感?も、高校生らしく素敵でした。(笑)

いろいろなライブにも、時には遠征同行して楽しませていただいたのは、
もう懐かしいと言えるほど昔の事のような気がしています。

年取ると1,2年はあっという間の刹那に過ぎてしまいますが、あなた方の年代の時には一日一日が実に貴重な時間の積み重ねだったと、かすかな記憶があります。

そういう人生の貴重なキラキラ輝かしい時間を、このような素晴らしいクラブでチャレンジし続ける機会が持てたことは、今後の人生にとって、実にゆたかな栄養となってくれることでしょう。

素晴らしい演奏を聴かせてくれてありがとう。
笑顔をありがとう。

これからも、元気で・・・できれば音楽にも関わり続けて、新らしい次なる世界へ元気に歩まれることを願っています。

福山組の保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。
いろんなライブにお邪魔させていただきありがとうございました。

最後になりましたが米田先生、天野先生、原田先生、この1年間お疲れ様でした。

光と風の世界 toshi

2011年2月28日

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思い出の曲をもう数曲

You Win Some You Blues Some(Lars Halle) これはレギュラーになってひと月ちょっとの11月初めの元町イースト・ジャズ・ピクニックの演奏

Tip Toe (Thad Jones) soprano saxで軽々とした曲調に作り上げたコンマスさんの力を再認識させられたSwing曲 岡山ルネスホールでのラストライブから

Good Time Charlie (Lennie Niehaus) 以後の3曲は7月の青春チャリティコンサートから

Swift Kicks'n Hot Licks  これも森川組の好演がありましたが、福山組も最高でした。

Dancing Men(JOHN LA BARBERA)  最後にこの前向きな元気をもらえる曲を載せて終わります。

・・・と、思いましたが、気が変わって・・・

もうひとつ、人生の転機にふさわしい?この曲を追加

機関車の力強く動きだすさまをBilly Strayhorn とDuke Ellingtonはこのように表現

福山組にはこの曲がStudent Jazz Festivalでの神戸市長賞を引き寄せたとの噂。

ルネスホールでのラスト・ライブから

Happy-Go-Lucky-Local (Billy Strayhorn / Duke Ellington)
http://www.youtube.com/watch?v=ENrSe4ewlzs

.上の曲を聞くピアノの前の白髪のお爺さんは、演奏を聴きながら静かに涙を流しておられたそうです。

「音楽には人を癒す力がある」、と新井組と共演したベニーパウエルが倉敷のマービーホールで語ってくれてましたが、病気でない人にも活力を与えてくれることは間違いありません。

Big Friendly Jazz Orchestraの演奏にはその効果が顕著にあるように思います。

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