光と風の世界3

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第7回「第20回東北学生音楽祭」第2部後半~第3部

2011-02-25 | 東北学生音楽祭

音楽祭の続きです

(間に合宿や送別会など諸事重なってしまい、記憶も薄れてしまいました)

レポートは一気呵成に描かなきゃだめですね(^^;

さて、短い休憩をはさんで、再びバンドの演奏になりました。

初めて聴く宮内中学校吹奏楽部の演奏はポップなHey You!から始まりました。前列の席では低音がしっかり聞こえていいバランスでした。それから2曲目にWe Are the World ライオネルリッチーやクインシージョーンズ、マイケルジャクソン、シンディーローパーなどスターが大挙参加したこの歌のレコーディングの映像にはとても興奮させられた記憶が今でも鮮やかです。器楽演奏も良いものですが、これだけは、若い人にはこの本物の歌にぜひ接して欲しいなと思いながら聞きました。3曲目は名探偵コナンのテーマでした。

それから、音楽祭2度目の参加となる結成2年目のKYTウインドアンサンブル(別名4中OBOG有志バンド)の演奏でした。吹奏楽関係者ならだれでも知ってる米沢の名物先生の名前を入れたKato Yonchu Teacherが起源というKYTのようですが、さすがさすがクラリネットのアンサンブルには酔いしれそうな質の高さを聴かせてくれましたが、リズム系が特にポップス系で鍵となるドラムスはちょっと慣れてないというか、ドラムが曲をリードするという経験が少ないんだろうなと思いながら聞きました。リズム系特にDsが優しい音すぎるのかもね。でもやった曲はミシェル・ルグランのキャラバンの到着、ラファエル・ヘルナンデスのエル・クンバンチェロといい曲ばかりで良かったです。キャラバンの到着は毎年やってくれてもいいです。映画のワンシーンが蘇ります。tp5,tb3,cl5,sx5,fl2,ds,prec2,fagot

その次に登場したのが、地元の川西フレンドリーバンド地元の高校・中学3校による合同演奏で総勢45名と大編成だったのですが、ここもなぜか毎年レベルアップしてるように感じます。演奏曲はポップスで、小さな恋の歌、蕾、ウイーアーとヒット曲ばかりで楽しそうでした。それだけでなく、その前のバンドで非力に感じたドラムがこのバンドは結構良くて(キックはあまり感じませんでしたが)曲が締まって聞こえまして、後ろの席のラジオさんと思わず「いいねえ」と相槌打ち合った次第でした。バスクラもいたりチューバも複数なので低音側もしっかりしてて心地良かったです。蕾でのtpユニゾンでのメロディーラインが良かったなあ。

アマチュアバンドのトリはアニバーサリーバンドです。山口れおさんのtpソロをフィーチャーしてのTwilight in Upper Westという雰囲気のある曲を滔々(とうとうってこんな漢字なのですね)と演奏されました。れおさんのシルバーのTpは甘い香りがしそうなくらいまろやかな音でした。もう1曲はジャパニーズグラフティ、ARASHI, Beautiful daysと書かれていましたが、ほとんど忘れました。というのも、その後のPINK BONGOが凄かったんですよ。

20分くらいの長い休憩をはさんで、第3部ゲスト演奏の始まり~

これにネタばれあります?

♪~PINK BONGOです~♪、はい♪、~PINK BONGOだよ~♪

まずはPINK BONGOのテーマ曲の演奏から

途中で”トゥイトゥイ”と合いの手を入れるやつです。会場中に声を出させるアジテーターはゲタ夫さん、大路さんが阿吽の呼吸でやってました。他のメンバーも自然に声が出てきます。Pf&Tbの中島徹さん、Gtの宮崎カポネ信義さん、Dsの加納樹麻さん、全員グラサンでチョイ悪の怪しいおっさん風。(笑)

筋書きがあるんだろうけど、それを感じさせないハチャメチャ感たっぷりの素晴らしいライブでした。

2曲目にイージーリスニング風の有名な曲(ということしかわからないのが情けないけど)をやってるところへ、Saori Yano嬢登場。なんと中国の?軍帽に黒いワンピースのミニに網目ストッキング、手には鞭持ってましたね。凄いいでたちで登場してきました。こんな登場と知ってたらもっと客増えたかな??中島さんはピアニカでメロディを始めたので、近くに座ってた、サファリパークDuoのミニブタちゃん(ピアニカ担当)がさぞや喜んでるかと思って、覗きこみましたが、あまり反応分からず(^^;; 喜んでるのは大人の方でした。(笑)

で、矢野沙織登場だからビバップをやらなきゃならないねと言いながら始めたのがConfirmationここではダイロさんとSaoriさんがユニゾンでやる場面もあり、つづいて宮崎さんのGtソロなどへ展開して行きました。まあいろいろ飛び出すので全部メモできてませんが。

次はチャチャチャだったのかな。そこでダイロさんが歌いだした。ゲタ夫さんも一緒に「・・・~んだずぅ」とか、「・・・~んだっぺ」とか置賜弁をちりばめての歌が出ては、会場は盛り上がらないはずがないですよー。楽しいひと時でした。

それから、宮崎さんのGtをネタにしていじった挙句に「His Angerico」(かな?)という宮崎さんの1940年製のブランドギターにささげるとして演奏始めた曲はなぜか、Moanin' に似た雰囲気のフレーズで始まったような。

・・・突然ですが、ここで友情宣伝です。(笑)

下のサイトいろいろ面白いのがありますよ。

テーマ曲が聞けたり、スペシャルインタビューが見れたり

PINK BONGO + 矢野沙織 期間限定スペシャルサイト

http://www.pinkbongo-yanosaori.com/

それから、On a slow boat to Chinaのような曲調の演奏とか、Only Youとか、やってるうちに気づいたら、矢野沙織が歌っていた。「本気かしら~」(好きさ大好きさ)

それって歌謡曲じゃありませんか~(笑)それを皮切りにムード歌謡の世界へ??

足手まとい」・・・分かってください・・あなたなら・・・

アンコールではここでまたビバップをとか言いながら、(言った?記憶は怪しいので間違ったらすみません)聴こえてきたのは「ウララウララ、ウラウララ・・・

最後は、グラサン5人がハンドマイクで唄をがなりだすという抱腹絶倒予想外の展開でした。

最後は「夜霧よ今夜もありがとう」だったのかな?

と、こんな感じで上を下への大騒動というわけ分からないままに凄い演奏が繰り広げられました。テーマは日本のジャズ? 所々歌の間奏ではそれぞれの腕を見せつけるようなソロの数々。

予定調和ではなく、何が飛び出るか、何が演奏されたのか分からないままに、幕となりました。

いやあ、ミスターピンクボンゴ、ダイロさんおもしゃい。

・・・

で、音楽祭はフィナーレ演奏となりました。出演者全員がステージや客席で演奏しました。

ムーンライトセレナーデと、そして羽毛田耕士編曲のひょっこりひょうたん島ジャズバージョン

全員での演奏は参加者にとって思い出になるイベントでしょうけれど、

ひょっこりひょうたん島ジャズバージョンは正規のビッグバンド編成でしっかり聞きたいものです。何年か前に多分SMJOで演奏されたと思うのですが、また聞きたいものです。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
PinkBongoは最高でしたね~! (taka)
2011-02-25 08:12:50
PinkBongoは最高でしたね~!
では、裏情報(!?)を・・・。
実はゲ○夫さん、インフルにかかっていらしたんですよ。。。それなのにあのパフォーマンス!真のプロです。

ひょっこりは確かSMJOでやりましたね。
さすがにネタ切れ気味なので、一年かけて準備します。
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ゲタ夫さん、インフルですか~? (toshi)
2011-02-26 10:30:27
ゲタ夫さん、インフルですか~?
え~、マスクなしで大丈夫だったのかな??
それを感じさせない、圧倒されるパフォーマンスでしたね~
演奏だけでなくMCもされるtakaさんには刺激が沢山あったでしょうねえ。

ひょっこりひょうたん島だけでなく、花笠音頭ジャズバージョンも刺激的だった記憶が・・。あれは第1回目くらいでしたか?
次も期待しております。
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ピンクボンゴ、すごかったですね。 (のむら)
2011-02-26 21:31:31
ピンクボンゴ、すごかったですね。
爽やかな学生音楽祭が、一転、新宿地下の深夜イベントって感じで、アングラ好きオヤジにはたまらなかったです。
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のむらさん、 (toshi)
2011-02-26 23:58:16
のむらさん、
はい、凄かったですね~
アングラ・・・懐かしい言葉ですねえ。といっても遠い田舎にいたので実体験はありませんが、貴重な経験でした。
矢野沙織嬢もSally Youngと呼ばれて網タイツで唄うとは、アングラというフレーズで何かしっくり感じられてきました。(笑)
最前列で楽しめたのもライブ感MAXでしたね。
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