光と風の世界3

自然が好き & 高砂高校ジャズバンド部を応援中
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No.25 SJF2009初日

2009-08-28 | BFJO2009

1週間経ってようやく頭の中ががほどけてきたという感じであります。
先週末の土曜・日曜のイベントはなかなかハードでした。
おかげで1週間の仕事があっという間でした。

すでに、忘れてかかってるのを、思い出しながら感想など書いてみたいと思います。

土曜日SJFの初日は昼頃に会場に行きチケット購入とプログラム入手確認し、高砂の出番をちぇっく。
再び三宮へ戻って夜の別イベントの会場の確認・準備を済ませてから、再び16時過ぎに神戸文化ホールに向かいました。
運よく中学の部のトリを務める甲南中学の演奏を比較的前方の席で聞くことができました。
高校に比べると中学の部は観客が少ない感じ。このバンドの演奏は2週間前にも聞いたばかりですが、さすがにうまい。
超中学級というより、超高校級といってもよいくらいの素晴らしいメンバーが3人ほどいますが、
小学校出たばかりのようなあどけなさの残る顔であんなにうまくジャズ演奏されると、外観とのミスマッチに頭が混乱しそうです。
うまいのですが、前と同じかな~といった漠然とした印象が残りました。
その時は何が足りないのかわかりませんでしたが・・・

それから、いよいよゲスト演奏の時間となり、高砂高校ジャズバンド部が登場しました。
演奏曲は
1・Tri-Bop

 最初の方はじっくり聞けなくてなんの曲かわからないで聞いてました。はじめて聞く曲なんです(^^;
 出だしはドラムのハイハットの刻みにベースやBSxが同期していきます。徐々に音が増えていき、メロディーが一渡り演奏された後に、SaxP長のTさんが堂々とソロもこなしてるのを聞いてその後のホーンの勢い厚みたっぷりでBBならではの嬉しい音です。安心しました。

2・Groovin'High 
 これも初めて聞く曲でしたが予習の成果で、すぐに分かりました期待通りにSax Soliが素晴らしかったです。よく揃ってます。
 その後のM井さんのTsソロはいつもながらの彼女のソロのように実にメロディアスで今回も楽しめました。

3・Amazing Grace

 ここから小曽根真さんが共演で登場し美しいPのイントロで格調高い曲に仕上がりました。
曲が始まる前に下級生のメンバーが合唱団として入場したんですが、意外に多かったので客席でどよめきが・・・どういう意味で「おおっ」と声が出たんでしょう?

4・Cubano Chant

 これは小曽根さんのPソロでしたが、面白いリズムでもありしばし堪能しました。近くの席から音が美しいという溜息のような感想が聞こえましたが、まさに同感。

5・Alianza

  最後にこの素晴らしいBBのダイナミックな音が楽しめる曲でした。始める前にBFJOに気合を入れる小曽根さん、でも2度ほど噛み合わず、3度目で何とか声がそろって「よしこれで何とかいけるでしょう」なんて発言が。
でもね、声がそろわなかったのは小曽根さんにも原因がありそうなんです。小曽根さんの関西弁って独特のテンポで、反応しづらかったんじゃないでしょうか。
午前のリハでも気合が今一の雰囲気があったという話がどこかにありましたが、話のテンポにうまく合わせられなかっただけではないかなと思います。
客席で平静な私がそう感じましたのでね。
TpP長のYさんが独特の構えでろうろうとソロを決めました。組長のベースも小気味よく、曲が進んで行きました。
ドラムの亀ちゃんシンバルの音がきれいです。全体もすごくのりが良くなった感じでした。
もちろん、小曽根さんのPも所々でキラキラと聞こえてきました。う~ん、この辺は予想通りだ。とにんまり。
でも最後で曲をいったん終えた後で追加されたPソロは予想外の展開で素晴らしいものでした。

終わったらすごい拍手がありました。やはり小曽根さん、素晴らしい。小曽根さんもいいけれどこのAlianzaという曲は快活に盛り上がりいいですね。この曲は楽譜注文した方の勝利でしょう。(^^)

全体として、みんなが生き生きした顔で堂々たる演奏してて、Tp、Tbの音の厚みがしっかり感じられるいいバランスになっていました。
ということで、翌日の本番の演奏に期待が大きく膨らむのでした。

高砂の演奏が終わったら、中学の部の表彰式も見ないで、再び三宮のChicken Georgeへと移動してサマーナイト・タイバンライブに備えたのでありました。