光と風の世界3

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直江石堤と赤崩山からの眺望

2009-08-18 | 旅行記

大河ドラマ「天地人」も2/3が終わり、次回はいよいよ上杉家が佐渡の金山と切り離されて、会津へと転領になるストーリーですが、上杉家は200万石の会津へそして兼続は家老でありながら30万石をも拝して米沢の領主となるわけです。米沢で行った数多くの事業の中でも、大規模な治水土木の跡をいまだに目にすることができます。

それが直江石堤と呼ばれる石積みの巨大な堤防です。下の写真の右側にある草に覆われたところも1段目の石積みでした。

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高さは2m以上ありますが、その幅にはもっと圧倒されました。

てっぺんの一番狭いところでも10m以上の幅がありました。

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堤防の説明看板

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この石堤を築く前に登ったといわれる赤崩山へ行ってみました。

つい最近地元有志の方が遊歩道を整備されたそうです。

入り口は赤崩分校 の脇です。

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登り口には幟が立っており直ぐに分かります。

P8172839tm豊かな農水流を 越えて登ります。

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2度折り返したら、あっけなく祭壇のような開けた場所に着きました。

P8172845tm_2 ここからもそれなりに展望がありましたが、この奥の山道も険しくなさそうなのでもう少し登ってみました。

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切り開いた斜面に残された1本のアカマツが風情を増します。

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段々畑の緑が鮮やかな麗しい米沢でした。

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そうそう、石堤の脇に大きな大きな蛾がもぞもぞとしてました。

羽根の大きさ片側だけで7~8cmありそうな大きさでした。名前を調べてみると、天蚕とも云われるヤママユの成虫です。羽化したばかりなのかもしれません。頭が葉陰に入ったところでおとなしくなり、写真を何枚も撮れました。日差しが暑かったのでしょうね。羽根の斑紋のところは透き通ってるようです。

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自然豊かな米沢・・・次は何が見れるでしょう。(^^)