夏場のハイ・バンドの国内QSOを中心とした運用形態を改めて早朝を(04~07時)中心としたワッチに切替えて約10日間が過ぎた。此の間は特別にコンディションが良いわけでは無かったが毎朝必ず聞いてれば2~3局との1stQSOが増えて行く。此の時間帯でDX局が聞こえる周波数帯は7~10MHz帯が大半、偶には14Mhz帯でもDX局が聞こえる日も有るが此方は余り期待は出来ない。
今回聞き始めた最初の内は4~7局と交信が出来て居たが7MHz帯のDXとの交信に於いても最近の国内のアマチュア無線状況と同じでQRVする局は可也激減して居り聞こえる局の半分は毎日QRVして居る様なアクティブな局が大半である。従ってコール・サインを聞き取ってターボ・ハムログにコール・サインを打ち込みEnterキーを打つと最近にQSO履歴があったり1~2年間は交信履歴が無くても其れ以前に交信履歴がある局が可也多い。其れと矢鱈と聞こえて来るのが長ったらしいコール・サインの局やインターネットで調べねば解からない様な特別なコール・サインで運用する局等で此れは国内外共に共通している様に思える。
日々運用する中で全周波数帯でDX局との1stQSO率は3割強程度だろうか?それでも国内QSO時の1st率が1~2%(7MHz帯)と比較するとDxの方が格段に高いので1st交信局数は海外の方が遥かに高く成り早朝に起きて聞く事が最近は楽しみである。今朝は3時頃に目覚めて7Mhz帯を聞いていたらDXコンテストが有った様で何時も寄りバンド内は賑わって居た。「はて 何のコンテストだろう?」と思いインターネットで調べて見たら「YO DX HF Contest」で規約を読んでみると相手はYO局だけに限定せずコンテストナンバーは「RST+シリアル・ナンバー」だったので此れなら当局でも何とか成りそうに思えて強そうな局への呼掛けを開始したが電波が相手に届かず「?」を何回か打たれて漸く当局のコール・サインを無事判読して貰ったと思ったら今度はコンテスト・ナンバーを了解して貰う為に四苦八苦状態、まともにスコーンと気持ちよくQSO出来た事は無く「矢張り当局の電波は思った様には飛んで行って居ない」事を実感した。其れでも恥を掻きながら何とか20局と交信して全バンドを通じてのCWモードでの1st交信局6局と交信する事が出来た。