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▲ 『纒向発見と邪馬台国の全貌』 2016年 KADOKAWA 2000円+税
『発見・検証 日本の古代』Ⅰ纒向発見と邪馬台国の全貌 Ⅱ騎馬文化と古代のイノベーション Ⅲ 前方後円墳の出現と日本国家の起源 2016年 KADOKAWA 1-1
『発見・検証 日本の古代』Ⅰ纒向発見と邪馬台国の全貌 Ⅱ騎馬文化と古代のイノベーション Ⅲ 前方後円墳の出現と日本国家の起源 2016年 KADOKAWA
久しぶりに、ボリュームたっぷりの、展望論・研究史論・異論・抗論・討論合体の、さまざまな切り口から語れる古代史をめぐる3巻本が出た。2015年4月19日ー6月28日ー9月27日 の3回の講演・討論記録を書籍として再構成したもの。すでに、新聞報道、インターネットを通じて開催が予告されていたものだが、この古代史シンポジウムは盛況だったようだ。
2016年の夏以降、KADOKAWAから、3冊が順を追って刊行された。(2160円×3)
古書店に出るのを待ったのだが、さすがに、まだこれらのシリーズを扱う古本屋はない。それではと、六一書房より入手。
Ⅲ → Ⅰ→Ⅱの順で読みつつあるのだが、途中で、石野博信編の『初期古墳と大和の考古学』 2003年、学生社の本を参照しながら読んでいる。今日は、本の目次内容の紹介のみ。
纒向遺跡をどう評価するのか、また、箸墓に先立つ大和の初期古墳群(纒向石塚など)→ 勝山古墳→ 箸墓への変化を、いつの時点で、定型の前方後円墳として認知するのか?
どこから古墳時代なのか、国家の成立はいつ?国家成立の要件とは?
卑弥呼は邪馬台国の女王なのか? 倭国の女王なのか、倭国王なのか、またその圏域は?
馬と文字言語の使用と国家の成立の関係。
都市成立はこれまでの欧米の古代史認識の国家の要件に入っているのだが、その条件の認識は正しいのか?などなど、国家成立の諸要件を何にするのがよりベターなのか?そもそも国家成立の諸要件がなぜ妥当なのかも議論されてこなかったのか?なども議論の対象になっている。
▲『発見・検証 日本の古代』Ⅰ纒向発見と邪馬台国の全貌
▲ 『発見・検証 日本の古代』Ⅰ「纒向発見と邪馬台国の全貌 」 目次
▼ 『発見・検証 日本の古代』 Ⅱ 「騎馬文化と古代のイノベーション」
▲『発見・検証 日本の古代』 Ⅱ 「騎馬文化と古代のイノベーション」
▼目次
▲▼ 目次
▲ 『発見・検証 日本の古代』 Ⅱ 「騎馬文化と古代のイノベーション」 目次
▼ 『発見・検証 日本の古代』 Ⅲ 「前方後円墳の出現と日本国家の起源」
▲ 『発見・検証 日本の古代』 Ⅲ 「前方後円墳の出現と日本国家の起源」 2016年 KADOKAWA 2000円+税
▼『発見・検証 日本の古代』 Ⅲ 「前方後円墳の出現と日本国家の起源」 目次
▲▼目次
▲ 目次
▼『初期古墳と大和の考古学』 2003年 学生社
▲石野博信編 『初期古墳と大和の考古学』 2003年 学生社 8000円+税 552頁
▼『初期古墳と大和の考古学』 目次1
▲▼ 『初期古墳と大和の考古学』 目次
▲▼ 『初期古墳と大和の考古学』 目次
▲『初期古墳と大和の考古学』 目次3
▲ 西嶋貞生 『日本歴史の国際環境』 1985年 東京大学出版会 定価当時1500円+税
▲西嶋貞生 『日本歴史の国際環境』 目次1
▼日本歴史の国際環境』 目次2
▲西嶋貞生 『日本歴史の国際環境』 目次2
続く