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▲ジェームズ・バムフォード 『パズル・パレス』 1986年 早川書房 定価2300円
小倉利丸編 『エシュロン 暴かれた全世界盗聴網』 2002
ジェームズ・バムフォード 『パズル・パレス 超スパイ機関NSAの全貌』 1986 など その1ー1
小倉利丸編 『エシュロン 暴かれた全世界盗聴網』 2002年
『パズル・パレス 超スパイ機関NSAの全貌』 1986年 など
▲ エシュロン、911事件を追求した本、ジェームズ・バムフォードのNSA についての本2冊、ベンジャミン・フルフォードの「クライシスアクター」の本など
例年、イギリスの『エコノミスト』 誌は新年号で、世界の有名人や、政界の重要人物を配した不思議な絵を表紙にして話題になる。今年の世界の大胆予測というか、探索好きの「陰謀工作探偵団」からすると、格好の、ネタとなっている。
2017年の、新年号も出て、インターネットの世界では、すでにあちこちのブログなどで、この図柄は何で、あの図柄はこうであると、書いている。
私はまだ、今年の『エコノミスト』 誌は新年号をよく見ていないので、今年の「表紙」の話題はそのうち考えてみたいのだが。
たまたま、インターネットの古本屋を覗くと、ベンジャミン・フルフォードの「クライシスアクター」について書かれた本がならんでいた。
インタビュー記事をそのまま本にしたような本なのだが、だめもと と思い購入してみた。
読んで見ると、なかなか普段見ている新聞や、テレビでは絶対に扱われない、事件や記事が、あふれんばかりに列記されているのである。
いわゆる、偽旗作戦は、世界に夥しくあって、911事件以降、世界の大事件のかなりのものが、「偽旗」事件であると言っている。
この本は2015年の12月にインタビューした記事をそのまま、列記して、2016年の4月に、出版している。
記事や事件の真偽の考証は、省かれているので、あえてこのことをひとつひとつ、不明であるとをいってもしょうがない。その事件の検証は、各人それぞれが、調査してもらえばいい。
新年にふさわしいかどうかは分からないのだが、2016年暮れから、2017年の新年にかけて、またも、大規模なテロ事件が起きたと報道され、またも、偽旗事件が混じっているのではと、注視してみたい気持ちになった。
それで、ここ数年、いかにも偽旗事件らしい大型テロ事件の映像や、動画を見ていたので、、「クライシスアクター」が出ていると言われる事件などを思い出しながら、ベンジャミン・フルフォードの「クライシスアクター」の本をぱらぱらとめくっていた。
すると、私のブログでも取り上げていたフランスのシャルリ・エブド事件、パリ・バタクラン劇場の写真、事件後のフランスでの、欧州・その他の各国首脳のテロ抗議デモ写真が出てきたのである。
私は、別の映像写真を使って、各国首脳の抗議デモ写真は、テロに抗議した一般市民の100万人デモと一体化した写真ではなく、演出用に道を埋める市民の一体化を装って、「ローアングル」から撮られたものだということをブログで書いたことがある。
今回購入した本で、2016年刊行のべンジャミン・フルフォード著 『クライシスアクターでわかった 歴史/事件を自ら作ってしまう人々』2016年 ヒカルランド の本には、
私が、見逃した、映像が、掲載されていたので、分かるように、時系列に並べてみて、みてみよう。
▲べンジャミン・フルフォード著 『クライシスアクターでわかった 歴史/事件を自ら作ってしまう人々』 2016年 ヒカルランド 定価1667円+税
まず、『エコノミスト』誌 の2015年新年用の表紙 ▼日経ムック版
各国首脳が、前列に立ち並び、プーチンさんとオバマさんの間にドイツのメルケル首相がいます。このメルケルさんの手の形に注目しておこう。
例年新年前の前年の11月か12月には、表紙を飾る絵の図柄が発表され、来年のことがいろいろ注目されるのですが、2015年の新年号を飾るのですから、2014年の秋にはこの図柄が完成しているわけです。
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2015年、1月、パリで、大型テロ事件が発生。
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2015年 、パリで、テロに対する抗議デモ、世界でも同時賛同して、テロ抗議の集会とデモが開かれました。世界各国で、その図柄が配信され、印刷された、抗議用プラカードを思い出しました。
「私はシャルリ !」
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▲ べンジャミン・フルフォード著 『クライシスアクターでわかった 歴史/事件を自ら作ってしまう人々』2016年 ヒカルランド (18頁)の図版
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私は、事件直後、、多くの人物が、ベストアングルをつくるために首脳陣の前を動き回り、撮影しているのが、動画も含めて、インターネットに残っていたのを見たのだが、これ単独の写真では、なんのことか分からなかったのだが。
『エコノミスト』誌の。2015年 新年用の表紙(2014年中作成) → 2015年 1月 パリ・テロ事件 という時間経緯を考慮すると、メルケルさんの「世界の首脳陣の集まる場所での手の仕草」は、どうも怪しいと思うのだが。これを演出した、黒幕がいるのではと、新年の冗談!をとばしたい気持ちなんだね。
『エコノミスト』 誌 は、有名な、「ロ・・・・・・・」 一族の系列の雑誌であり、また、パリの「バタクラン劇場」大型テロ事件、「スーパー・マーケット」襲撃事件の、経営者は、「・・・・・人」 としている記事もある。インターネットを検索されてはいかがか。
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▲ 実際の世界の大首脳たちの、フランステロに対する抗議のデモは、演出された作りもので、直接フランス市民のデモ隊とは、全く別の隔離された通りでの撮影なのだ。世界の大手新聞・テレビは、もちろん、ローアングルでの、映像だけが世界を駆けめぐった。しかし、ひとたび高い視角から眺めてみれば、よく分かる。
通りを封鎖し、警備を十全にし、通りの奥を塞いで、闖入するものを入念に排除しているようだ。
かつて、イラク戦争後、イラクの広場で、「フセイン」像を倒す映像が、いかにも、イラク国民が狂喜しているかのように、全世界で報道されたのだが、フセイン像を倒しているのは広場を埋めている群衆ではなく、ワイアーの奥には、装甲車があったのだ。また、広場も一般市民が入れないように、軍用車が配置してあったはずである。
メディアをあらかじめ選定して「伝えたいものだけを、思う通りに」 世界に配信すること。これが、「第●の権力」と呼ばれるものなのだろう。
メルケルさんの手の仕草は、ほんとうに不思議だね。
さて、今年は2017年。 後になって2017年が、どんな年だったのか、振り返ることがあるだろうから、その際には、2015年の『エコノミスト』の画像が何だったかを思いだすと、今年のメッセージ性を確認できるかも知れない。
▲『エコノミスト』 誌 2017年 恒例となった、今年の未来図?
タロットカードには全く興味がありませんが、
それにしても、最近の世界はテロで始まり、テロで終わっている年が恒常化している。今年もテロで年が開けてしまった国がある。
上の、カードの図柄を描かせた背景にはどのような人たちが控えているのか。?
▲ ジェームズ・バムフォード 『パズル・パレス』 1986年 早川書房
▼ 『パズル・パレス』 目次
▲『パズル・パレス』 目次
NSAを知るために
調査報道記者ジェームズ・バムフォードが最初に刊行した本。
ジェームズ・バムフォードは この本の刊行後、国家安全保障局についての別の本、
『すべては傍受されている 米国国家安全保障局の正体』 2003年 角川書店 も出版している。
エドワード・スノーデンは、この機関にいたこともある。いずれの本も、刊行後、10年以上経過していて、古本も入手し難いくなっているが、私が見た範囲では、かつて、『軍事研究』 誌の別冊として、特集された以外、単行本では未確認だ。基幹となる図書館で探そう。
つづく