讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

2023年6月_北海道旅行記その17 根室市「落石峠」⇒「根室市歴史と自然の資料館」⇒「根室車石」⇒「明治公園」⇒「オーロラタワー」

2024-03-17 20:00:00 | 旅行

 根室も何度も訪れてはいるのですが、未踏の場所も残っています。今回は「落石峠」を目指すことにします。落石峠までのルートは、途中までしか車で行くことはできません。

 ゲート近くに駐車して歩いて行くことになります。ツアーだと、まず訪れない場所だと思います。ここから徒歩25分と書いてあります。

 歩き出すと、廃墟がありました。「落石無線電信局跡」の碑があります。1908年(明治41年)に開局した無線電信局で船舶や航空機との業務通信を行っていたとのことです。

 かつて90mのアンテナがあったということなので、これが基礎部分なのでしょう。

 たぶん、アンテナ柱を支えていたワイヤーアンカーの跡と思われます。(数基残されています)

 木道が整備されているので歩きやすいです。羆出ないでくれよー。気休めかもしれませんが、100均で買ったおこちゃま熊鈴を鳴らして歩きます。

 だいたい20分ほど歩くと、灯台が見えてきます。今日も天気が悪いっす。一般人はこの木道を歩かないといけませんが、関係者用の車が通れる道は別途あるようです。(灯台のメンテナンスに必要だし)

 案内板とおり、徒歩約25分で灯台まで到着しました。

 波がどっぱーんと砕けています。落ちたらひとたまりもありませんね。観光客は、ぽちぽとやって来ますが多くはありません。

 オオワシでしょうか

 エゾシカがいますが、遠すぎるのと霧とせいで良くは見えません。

 市内中心部付近に戻って、JR根室本線の西和田駅を訪問。1面1線の無人駅です。

 特に秘境駅(失礼)を巡っているわけではないのですが、旅の途中で見つけたら行ってみることもあるという程度です。日に数本の貴重な列車に当たりました。この日、乗降客はゼロでした。

 さすがロシアが近いので、ロシア人相手の商売も盛んなようですね。ロシア語は(もですが)さっぱりなので、何を書いているのかは分かりません。

 根室市歴史と自然の資料館も、初訪問です。

 北海道根室市花咲港209 Pあり 入館無料

 ん、なんだこれは? ボタンを押すと、スリッパがびろーんと出てきます。(言い方)

 こんな風に、びろーんと出ます。スリッパ返却時は機械上部に乗っけると、ぱこっと収容されます。(言い方)なんか、面白い。

 これは樺太にあった、北緯50度の日ロ国境石ですね。

 良くできたレプリカだなと思ったら、現存する唯一の本物だった。冷戦とソ連崩壊による混乱の中、国境石は相次いで撤去されたが、第二号標石(これ)は村から離れた場所にあったため破壊を免れた。その後、スミルヌイフ(気屯)で日ソ両軍戦没者の遺骨収集をしているアレクサンドロフ・ツイガノフ氏が所有していたが、1997年に根室市の有志グループ「根室・サハリン文化交流実行委員会」が譲り受け、ロシア外務省の許可を得て根室市に寄贈されたものとのことです。

 国境石がインパクトあり過ぎですが、根室の歴史・文化等の展示もあります。

 あ、霧多布岬で話題になったラッコさんがいるではないですか。ラッコって改めて見ると、思ったよりでかいです。

 根室市内の「根室車石」を訪問します。

 北海道根室市花咲港3-2 Pあり 

 車石周辺は、車石園地ということで整備されています。

 これが、根室車石です。車の車輪のように見えますね。

 これは放射状節理です。垂直に立ったものは柱状節理といって、けっこう見ることもあるのですが、こういった放射状になったものは珍しいです。柱状節理は、溶岩流が流れて冷えた際に作られます。その奇観と規模からして、世界でも類をみないため天然記念物として登録されています。

 ここも、かなり波は高いですね。

 昼飯は、タイエーに行って「焼き鳥弁当」にします。(またか) 今回は、焼き鳥弁当の塩味にしました。毎日、食べてもいいわ。

 それと、根室といえば「エスカロップ」も有名です。しかし、メインは焼き鳥弁当なので「ちょいエスカ」にしてみました。エスカロップというのは、根室の郷土料理でバターライスの上に豚カツを乗せて、デミグラスソースをかけたものが基本です。これで、根室の料理は制覇だな。(なんのこっちゃ)

 根室市内には、まだ見どころがあります。明治公園に行ってみましょう。

 根室市牧之内 Pあり

 案内看板にもあるように、大きなサイロが象徴的な広い公園です。なぜ、これほど立派なサイロがあるかというと、この周辺は1875年(明治8年)に開拓使根室牧畜場として利用されてきたためです。3基のサイロは渋沢栄一氏が関わった合資会社有終会牧場を経営していた1932年~36年に建設されたものとのことです。市民の憩いの場所になっていて、散策している人もそこそこいます。

 だいたい市内の見どころを巡ったので、根室半島の東端納沙布岬に行ってみます。北海道に入ってからは天気が悪い日が多く、概して肌寒かったのですが、納沙布岬は一段と涼しさに磨きがかかっています。

 納沙布岬は何回も訪れているのですが、今回の目的は3年前に来た時、定休日で上がれなかったオーロラタワーに上ることです。

 しかーし、様子が変です。人気が無く荒れています。これはどう見ても廃墟です。ネットで調べたら新型コロナの影響で入館者が減り、2020年1月1日から休館とのことです。これほど荒れ果てると、再開は厳しいかなと思われます。3年前に入れなかったのは、残念至極であります。

 晩飯は、再度再度のタイエー訪問(どんだけ好きなんや)今回は、鹿弁当を堪能しました。(数量限定)

 しかでした~ 鹿肉弁当(小):570円(税込み) 牛とも豚とも鶏とも違う(鹿だからな) どっちか(どのどっちかだ)というと、馬の系列みたいな感じかな。それなりに馬い(あ、いや)です。

 今回は、根室の細かいところまで堪能しました。

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2023年6月_北海道旅行記その16 釧路市「釧路湿原野生生物保護センター」⇒「史跡北斗遺跡展示館」⇒厚岸郡浜中町「茶内駅」⇒霧多布岬⇒根室市「タイエー」

2024-03-16 20:00:00 | 旅行

  釧路のスーパーホテル2泊目の朝です。有難く無料の朝食をいただきますが、バイキング方式だとどうても取りすぎてしまうので、昨日の反省の元、少な目にしておきます。相変わらず、スープカレー美味いです。ホテルのチェックアウトは、なにも手続きなしで退出してOKとのことです。部屋には物理鍵はなく、暗証番号を入力するタイプなので返却するものがないためです。

 これからは東の根室方面に向かおうと思っているのですが、ちょっと戻って昨日行けなかった「釧路湿原野生生物保護センター」を訪れます。

 北海道釧路市北斗2-2101 Pあり 入館無料

 環境省の施設で、野生生物の保護管理と展示があります。交通事故などで保護された野生動物の治療・リハビリ・野生に戻すか無理な場合は保護を継続するという施設です。

 シマフクロウさんが木の祠にいらっしゃいます。このフクロウさんに限り、持ってみることが可ということです。実際の重さを体感できます。シマフクロウのヒナ、思ったより重い。

 次に向かうのは「史跡北斗遺跡展示館」です。

 北海道釧路市北斗6-7 Pあり 入場無料

 北斗遺跡は、旧石器時代から擦文文化時代(北海道は弥生文化はない)の遺跡で、東西2,500m・南北500mの範囲に縄文・続縄文時代の浅い円形・楕円形竪穴102軒、擦文時代の四角形竪穴232軒がくぼんだ状態で残されているものです。昭和52年(1977年)国指定史跡になりました。

 展示館の中に、当時の住居が再現されています。

 展示館から少し行ったところに、実際の北斗遺跡があり見学可能となっています。(入場無料)

「羆に気を付けて下さい。熊除けの鈴お貸しします」

「大丈夫ですか?」

「今日は団体もいるし、遺跡にはスタッフもいますから」

「わっかりました」

 一応100均で鈴を買って行ったのですが、本場のくま鈴はレベルが違います。低域から高域まで出るし、音量も100均のとは大違いです。カウベルみたいな感じで鳴ります。

 整備された散策路になっており、道に迷うことはないでしょう。

 復元住宅に到着しました。スタッフが火を焚いています。

「入ってもいいですよ」

「有難うございます」

 茅葺の家の中は薄暗いものの、意外と快適なように感じました。中央に囲炉裏があり、煮炊きができます。

 端には竈があり、中で煮炊きができるようになった優れた家屋です。

 排煙もばっちりですね。冬は寒いと思いますが、かなり快適だったのではないかと思います。熊鈴を返却して、根室に向かいます。

 北海道厚岸郡浜中町茶内にある、JR根室本線の茶内駅近くで、見慣れない列車を発見したので寄ってみた。(事前情報なし)古そうだけど、よく手入れがされている。

 これは、旧浜中町簡易軌道で使われていたディーゼル機関車で、1972年(昭和47年)に廃線となったそうです。歴史をたどると、1927年(昭和2年)に茶内駅を起点として厚岸町若松と下茶内までを茶内線とし北海道植民軌道が馬力により運行されたのが最初とのことです。(馬かあ、すごいな) 昭和30年より動力化の工事が進められ、路線も逐次延長され総延長34Kmになり、地域の足として牛乳・木材等の輸送にあたったという歴史があります。

 すぐ近くにJR北海道根室本線の「茶内駅」があるので寄ってみます。無人駅です。あれ、ルパン三世さんがいらっしゃるではないですか。

 

 もしかして、次元や五右衛門、富士子ちゃんもいるのでしょうか。あ、銭形警部もおっかけてきていましたか。浜中町は「モンキーパンチ」の故郷ということで、ルパン三世で町おこしのようです。

 顔はめありまっせ。

 ということで、浜中町xルパン三世のコラボということで、町中にはキャラクターパネルとか等身大のフィギアなどがあるそうですが、もう夕方近くになってしまったので、霧多布岬に絞って行ってみることにしました。(霧多布岬は初訪問)

 なんか良さげな景色ですが・・

 おおー、霧たっぷりで何にも見えないやんかぁ

 霧と風で寒いです。6月なのに寒いです。

 しかーし、折角来たので遊歩道を散策します。寒い~

 なんか人が集まって崖下を覗いています。双眼鏡で見ていたり、大きなズームレンズで写真を撮っていたりします。

「なんですか?」

「ラッコですよ」(のらラッコのようだ)

「え、どこですか?」

「すぐ崖下の黒くて大きいやつ。思ったより大きいですよ」

「あー、なんとなく見えました」

 ↓少し黒くなっているやつ

 (多分)台湾の団体ツアー客がいて、「なに?」みたいになっていたので「ラッコだよ」と教えたら大興奮になった。N村はすぐに駐車場に戻ったのだが、その観光客が待機中のバスに戻り、出発を待っていた人達にラッコのことを教えたようで、多くの人が岬に向かって歩いて行ったようです。(ラッコのせいで出発が遅れた気がします)

 根室市内に突入です。3年前も行ったのですが、N〇Kのドキュメント72時間に登場した、スーパータイエーの「焼き鳥弁当」を買いに行きます。本日の晩飯です。

 タイエー西浜店 北海道根室市西浜町3丁目10番地  Pあり

 注文票に書いて提出すると、店内で焼いてくれます。

 焼き鳥弁当タレ中:602円(税込み) 写真から分かるように、焼き鳥といっても焼き豚バラなので、そこのところ宜しくお願いします。タイエーには、イートインコーナーがあるので、そこで食べさせていただきました。超絶美味いです。食べた後のゴミは、レジに持っていくと引き取ってもらえます。

 明日は、根室半島を東に向かいます。

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2023年6月_北海道旅行記その15 釧路市「旧太平洋炭礦炭鉱展示館」⇒「釧路市動物園」⇒「たんちょう釧路空港」

2024-03-15 20:00:00 | 旅行

 釧路市には2泊するので、比較的ゆっくりと釧路周辺を散策できます。といっても釧路は何度も訪れているので、過去に行ったことがない所を狙って行くことにします。

 スーパーホテルは、なんと朝食無料なのです。提供される食材の種類は多くはないのですが、無料でこのクオリティは凄いです。特に美味かったのは、スープカレーです。スパイスが効いており、力を入れているのが分かります。朝食会場はそこそこ混みますが、席が無くて待っているということはありませんでした。

 まず向かったのは「旧太平洋炭礦炭鉱展示館」です。あれ、オープン時間なのに扉が閉まっている。

 北海道釧路市桜ケ丘3-1-16 P無料 入館料:300円 

 と思ったら、敷地内の「青雲台体育館」で、入館手続きをするようにと書いてました。手続きを行うと、リモートで記念館の鍵を開けてくれます。

 どどーんと、日本一の大塊炭がお出迎えです。かつて日本は北海道や九州などの豊富な石炭で近代化を図りましたが、時代の流れにより閉山していきました。(国策による石油へのエネルギー転換・海外製の安価な石炭の輸入など) 石炭輸送の必要性とともに鉄路も拡充していきましたが、閉山に伴い多くの路線が廃線となりました。さらにモータリゼーションの普及、人口減少により鉄路の廃止は続いています。特にJR北海道は厳しい状況であると思います。

 1Fは炭鉱の歴史・装備などの展示があります。

 見どころは、地下の模擬坑道です。実際の坑道に入ることはできないので、雰囲気が味わえます。

 釧路湿原・丹頂鶴関係は何度も訪れているので、次は「釧路動物園」を訪れます。平日に訪問なので、比較的空いているようです。

 釧路動物園:北海道釧路市阿寒町下仁々志別11 P無料 入場料:580円

 北海道のスーパースター、オオワシくんです。

 のら白鳥くんがいます。

 お合辛い向けというか、自販機で「ハクチョウのえさ」が売っています。

 おっし、腹が減っているだろうと思い、200円でエサを購入。鯉にも可ということだ。

「おーい、こっちやぞ」(と言っても知らんぷりである)

「おーい、おーい」(エサを見せる)

 ふと池の淵をみたら、食べ残しの「ハクチョウのえさ」が食べ残してあった。(これじゃ寄って来ないわなぁ)

 鯉にもOKとあったので池に投入するも、鯉は寄ってこない。いないのではなく、寄ってこないのである。黒くてでかい鯉はいるのだが、腹が一杯のようだ。

「おーい、おーい」(鯉寄せの定番、手を叩いてみるが無反応)

 オーマイガー!しかたないので、すべて池に投入して退散しました。(持って帰るわけにもいかんし)

 一方、ホッキョクグマ君は食欲旺盛であります。しろくまではありません。しろくまというのは鹿児島天文館発祥の氷菓子で、「水曜どうでしょうの対決列島」でも登場したもの。(諸説あります)これは、ホッキョクグマという。

 主食の肉塊の後は、リンゴのデザート付きです。食事のバランスがいいですね。

「ん、なにか?」みたいな

 ひととおり動物君を鑑賞したのち、園外のお食事の店「山花公園総合センター食堂」に行って昼食にします。ネットで口コミを見てみると「ザンギ定食」がボリュームがあって美味しいとある。昼時をだいぶ過ぎていたので、先客なしでした。

 北海道釧路市山花11 動物園の無料駐車場を利用

 ザンギ(から揚げ)定食、850円(税込み)は、美味しくてボリューム満点でした。

 動物園から比較的近い、たんちょう釧路空港を訪問です。(見学のみです)釧路空港は、使ったことがないので初訪問です。

 北海道釧路市鶴岡 P有料(空港で買い物をすると若干の割引あり。1Fのサービスセンターに駐車券とレシートを持参する)

 ありゃりゃ、がーらーんとしています。

 日に数本の、貴重な飛行機を見られました。

 あれ、救急車が駐機上に入ってきて、だれかを乗せている。たぶん緊急搬送なんだろう。

 そのまま上昇するのかと思いきや、飛行機と同じルートで移動して滑走路から斜めに上昇するんだな。(知らんやった)

 晩飯は、スーパーでお得な海鮮ちらしを購入。スーパーホテルの無料ドリンクコーナーで飲み物を貰って、美味しくいただきました。

 寿司うめー

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2023年6月_北海道旅行記その14 十勝郡浦幌町「昆布刈石展望台」⇒JR根室本線浦内駅⇒道の駅しらぬか恋問⇒標茶町「旧塘路駅逓所と博物館ニ・タイト」塘路湖⇒釧路市

2024-03-14 20:00:00 | 旅行

 幕別町からさらに北上していくと、昆布刈石展望台という看板が目に入りました。国道336号から未舗装の脇道に入り、2Kmほど走ると目的地のようです。急ぐ旅でもないので、行ってみましょう。未舗装なので、ゆっくり注意しながら走っていきます。

 北海道十勝郡浦幌町昆布狩石 Pあり 生憎の天気が続いており、真っ白でほとんど何も見えません。

 しばらくしたら、うっすらと見えてきましたが、このあたりが限界のようです。車はたまーにやってくる程度です。

 せっかく見晴らしがいい所に来たので、アマチュア無線でもやってみましょうか。各バンドのモービルホイップアンテナを持ってきています。リグは、YAESUのFT-991AM50W機です。今回のメインはFT8なので、Windows7パソコンにWSJT-Xをインストールして、時間同期用にBTSTimeSyncも入れています。BTSTimeSync用のGPSアンテナも車の上にセットしています。

 50MHzはオープンしていません。7MHzは昼間の時間帯は国内コンディションが悪く、信号は概して弱いです。それでも6局と交信できました。144MHzのFT8でCQを出すと、なんと7エリアの岩手県久慈市から呼んでいただきました。相手は-8dB、自局は-16dBというレポートです。遠距離の海上伝搬ですね。その後、数回CQを出しましたが、これ1局のみの交信でした。

 JRが走っているような都会に出てきました。

 たまたま厚内駅があったので寄ってみます。浦幌町にあるJR根室本線の無人駅です。

 2面3線式のホームに、立派な跨線橋がありますが・・

 ダイヤは、上り(十勝・新得方面)7本、下り(釧路方面)6本かぁ。それも終電早いし、厳しいなあ。

 釧路に向かう途中、寄ってみたのは「道の駅しらぬか恋問」です。

 北海道白糠郡白糠町恋問3-3-1

 ここのマスコットキャラクターは「タコとイカ」のようですね。

 なぬー、タコ君とイカさんの恋物語だと。どちらもぬるぬるですね。

 あー、こういう路線なのですね。

 先を急ぎましょうか。事前に調べておいた、標茶町指定文化財旧塘路駅逓所に到着です。

 北海道川上郡標茶町字塘路1-12 Pあり 入館無料

 駅逓所とは北海道独自の制度で公設の宿泊所です。また旅人に輸送用の馬の貸し出しを行っており、約20Kmごとに設置され最盛期には200か所にあったそうです。旅行者や荷物の中継地点ですね。もともとここにあった駅逓所ではなく1973年に移築復元し、2009年に経済産業省の近代化産業遺産に認定されました。2023年1月に改修復元工事を完了して公開しているので、凄くきれいな状態です。

 内地でいう街道にあった宿場みたいなものですね。

 隣接して、標津町指定文化財北海道集治監釧路分監本館があります。ここも入館無料なので立ち寄ってみましょう。

 1885年(明治18)年に標茶市内に釧路集治館(後日、北海道集治監釧路分監に名称変更)が作られ、看守と受刑者が生活できる最低限の建物が先に建設されました。その後集治館内に建物が作られていき、庁舎(本館)は1886年(明治19年)に建造されました。本館は1901年(明治34年)に閉丁となるまで集治館の事務所として使われたものです。明治のころは受刑者を北海道に移送し、過酷な労働に従事させたということはご存じの通りです。

 本館は、紆余曲折を経て1969年(昭和44年)に現地に移設保存されることになりました。詳細は、ネットなどに記事があると思います。集治館の事務所なので、立派な内装です。

 2Fはさらに豪華です。

 また隣接して「標茶町博物館ニ・タイト」(森の湖の意味)があるます。ここだけが有料施設です。

 北海道標茶町字塘路原野北8線58-9 Pあり 入館料:210円

 塘路の歴史・文化・動植物の展示があります。

 北海道を旅していると良く見る動物ベスト3スリー(但し、N村比)

 No1.シカでしたぁ(水曜どうでしょう風に)

 No2 キタキツネ 意外にどこにでもいる。目が合うと寄ってくる「おねだりきつね」もいるが、エキノコックスを持っていので決して接触してはいけない。

 No3 エゾタヌキ 夜間道路に佇んでいることがあり、走行中は要注意。車に轢かれてのしタヌキになっているものも見ることもある。

「この後、塘路湖を散策しようと思うのですが」

「近くの橋のところで、羆が目撃されたので注意して下さいね」

「わっかりました」

 遊歩道が整備されており、他の人も散策しているので大丈夫とは思うのですが、早々に退散しました。

 宿は、釧路駅ちかくの「スーパーホテル」を予約しています。北海道LOVE割も、しっかり事前申請したのでお得に泊まることができます。釧路駅近くには2軒スーパーホテルがありますが、駅前ではなく少し離れた方です。

 スーパーホテル釧路天然温泉 北海道釧路市黒鉄町11-1-1

 なんと、無料のウェルカムバーがあり、アルコール・ソフトドリンクが飲み放題です。さぞ混んでいるかと思ったら、そうでもありません。N村的にはアルコールを飲むと翌日がきついので、ソフトドリンクのみ有難くいただきました。

 日本酒・洋酒が揃っているので、飲兵衛には嬉しいでしょうね。深酒している人もなく、数人が静かな雰囲気で飲んでいました。

 スーパーホテル天然温泉というくらいなので、温泉の大浴場(といってもカランは5つ程度)があります。女性用時間が設定されているので、男性はそれを外して利用します。込み具合は、部屋にあるQRコードからスマホで確認ができます。宿泊客は多そうですが、大浴場自体はそれほど混んでは無く、通常2~4人程度の利用状況みたいです。(但しN村訪問時)部屋にもユニットバスがあるので、それで済ます人も多いのでしょう。(部屋は温泉ではない)

 晩飯は、スーパーの「ご当地帯広豚丼」です。

 ホテルの無料コーヒーもいただきました。この無料コーヒーはインスタントではなく、都度豆を挽いて入れる方式なので、とても美味いです。

 長旅になると、洗濯が必要になります。ホテルにコインランドリーがあるのは有難いです。それも町中の店よりかなり格安で利用できます。スーパーホテル便利だな。仕事で長期滞在している人もいそうです。ここには連泊して、翌日はじっくり釧路観光を楽しみます。

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2023年6月_北海道旅行記その13 中川郡幕別町「ナウマンゾウ記念館」⇒「ナウマン像発掘現場」

2024-03-13 20:00:00 | 旅行

 えりも岬から東側の黄金道路を北上します。

 別に黄金が出たということではなく、切り立った崖を削って道路を通したので、黄金を敷き詰めたほど金がかかった道路ということです。今では簡単に通過できますが、建設当時は大変だったのでしょう。部分的にトンネル化がなされており、通りやすくなっています。

 今日の目的地は「道の駅虫類」です。

 北海道中川郡幕別町忠類白銀町384-12 

 道の駅敷地の中に「忠類ナウマンゾウ記念館」があるので寄ってみましょう。

 一般、入館料300円です。車は道の駅に駐車して歩いていきます。

 あ、ナウマン像親子がお散歩中でしたか。前を通りますよ。

 ナウマン像でかっ。まあ現代の像もでかいですからね。前身骨格を再現したレプリカですが、迫力ありますね。

 ナウマン像が発掘された泥炭質粘土層は、約9万年頃前に噴出した洞爺火山灰などをレンズ条に挟む砂礫層で覆われていたそうです。したがって、この泥炭質層は最終間氷期の高海水面から海退期(約13万年~11万年前)のの頃に堆積したもので、ナウマン像はこの間のいずれの時代かに生息したものとなります。ナウマン像は日本各地で発掘されていますが、ほぼ完全な形で見つかったのはこれが最初とのことです。

 ナウマン像の頭蓋骨、なんとなくストームトルーパーみたいですね。

 ナウマン像が生息していたと思われる時代の展示もあります。

 発掘現場は、別にあります。地図があるので行ってみましょう。車で、15~20ほどかかります。

 よくこんな山の中で見つけたなと思ったら、道路工事中に発見したものとのことです。

 ここの道路工事を請け負った、宮坂建設工業(株)が発見と発掘を協力したとのことです。世界的な発見ですな。この会社の名前も、ここに刻まれています。

 人気もなく、山の中なので早々に退散しました。羆こえー

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2023年6月_北海道旅行記その12 浦河郡浦河町「浦河町立郷土博物館」⇒幌泉郡えりも町「えりも町郷土資料館」⇒襟裳岬

2024-03-12 20:00:00 | 旅行

 むかわ町から襟裳岬に向かって南下していきます。日高地方は「サラブレッド」の産地としても知られています。道中、道の駅サラブレッドロード新冠で一休みです。

 さすが、馬だらけですね。

 ハイセイコーの銅像発見、この馬は競馬が全く分からないN村でも知っている、まさに昭和の怪物だった。(そうだ)

 浦河町立郷土博物館に寄ってみます。(今回の旅は、博物館や郷土資料館は極力立ち寄るというポリシー)

 入館料無料Pあり 北海道浦河郡浦河町西幌別273

 入り口ゲートから馬です。

 無料ですが、受付カードに記入してから入館してね。(羆より)

 本館の方は馬ではなく、町の歴史とか産業などの展示があります。

 アンモナイトは、いろいろな資料館で多く展示されています。北海道では、大量に出るのでしょう。

 馬関係は同一敷地内の「馬事資料館」に行くと見学ができます。こちらも入館無料です。名のある名馬「ヒンドスタン」とのことですが、すんません知りません。(競馬はやらないので知識がない)

 全世界サラブレッドの父系先祖をたどっていくと、3頭にたどり着くそうです。300年前の「バイアリー・ターク」「ダーレイ・アラビアン」「ゴドルフィン・バルブ」がルーツとのこと。(へー、知らんやった)

 さらに南下して「えりも町郷土資料館」訪問です。(郷土資料館好きだな、無料化か格安なので訪れやすい)

 北海道幌泉郡えりも町新浜207 入館無料Pあり

 まずは、先史時代からの展示です。

 いきなり現代になりましたが、ジュークボックスをご存じでしょうか。観光地や店舗に設置されていた機械で、レコードがたくさん収容されています。お金を入れると、好きな曲(もちろん収蔵内のレコードから選択)が1回聞けるという自動演奏マシーンです。自動でレコードを引っ張り出し、針式のプレーヤーで音楽を再生するというアナログ方式です。こういうのが流行っていましたね。

 羆(ひぐま)いまっせ。なんか目がかわいい

 日高地方といえば「高級こんぶ」が有名ですね。

 郷土資料館を出発し、最南下すると襟裳岬に到着します。

 ここには「襟裳岬風の館」があるので、入ってみましょう。

 北海道幌泉郡えりも町字東洋366-3 入館料300円Pあり

 風の館というくらいなので、風洞内で風体験ができます。一番近いところで風速25mの体験ができます。もちろん離れると風速は弱まるので、いろいろと体験してみましょう。「もうだめだー」と思ったら離脱も可能です。

 展望台には望遠鏡が設置されています。アザラシが見える場所に調整されているので、動かさないように覗いてみましょう。

 持って行った、350mmズームだとこのくらいに見えます。なんとなくいるのかいないのか・・

 望遠鏡で見ると、ここにアザラシ集まってました。

 ゴールデンカムイが流行ってますが、ウマ娘も負けてはいません。日高といえば馬です、ウマ娘です。(すまん、ほんとは見ていないので分かりません)

 岬には、土産物屋もありますよ。

 岬の近くからは、航空自衛隊(JASDF)の襟裳分屯基地にあるO/H(マイクロ波による見通し外通信)用パラボラアンテナが見えます。

 ここからは、北上して釧路を目指すことにします。

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2023年6月_北海道旅行記その11 沙流郡平取町「二風谷ダム」⇒勇払郡むかわ町「穂別町立博物館」

2024-03-11 20:00:00 | 旅行

 二風谷アイヌ博物館からほど近い所に「二風谷(にぶたに)ダム」があったので、寄ってみることにした。今回の旅は、ツアーでは行かないようなニッチな観光地(観光地以外も)を積極的に行ってみようというコンセプトである。

 二風谷ダム:北海道沙流郡平取町二風谷

 沙流川の立派なダムですが、ネットで調べたら水没地域に住むアイヌがダム建設反対の裁判を起こして戦った過去があるとのこと。先日書いたブログ中に登場する萱野氏も関係しており、複雑な過去があるので興味のある方は、検索してみて下さい。特段どちらの肩を持つつもりはありません。

 昔からサケがなどが遡上する川なので、魚道が作られていますがなかなか上るのは厳しそうですね。

 そこじゃないぞ、もっと横から魚道に入れるぞー。流れが速い所で上ろうとする習性がありそうです。

 沙流川河川事務所があり、一般公開されています。

 ダムに関することはここで展示されています。

 次に向かうのは「町立穂別博物館」です。穂別町は鵡川町と合併し「むかわ町」となりました。むかわといえば「むかわ竜」が有名です。そうです2003年にむかわ町でが発見された、むかわ竜を見に行きましょう。国内で発見された全身骨格としては最大となります。

 北海道勇払郡むかわ町穂別80-6 Pあり 一般300円

 とっかかりは2003年に穂別町に住んでいた化石採種が趣味の方が、アンモナイトを産出する沢沿いを歩いていて偶然発見したものです。それを穂別町立博物館に寄贈後、海成層から発見されたため首長竜の化石と判断され翌年からクリーニング作業が始まりました。(まあ、従来見つかっている首長竜だし、後でゆっくりやるかという感じだったらしい)

 しかーし、翌年東京学芸大学の准教授が「首長竜じゃなくて恐竜なのでは」と指摘したことで、北海道総合博物館の専門家の准教授に鑑定を依頼したところ、ハドロサウルス科(植物食恐竜)の恐竜と判明した。そりゃ珍しいぞ、ということで大きな話題になりました。

 たぶん、こんな感じです。ちなみに恐竜の色というのは誰も見たことがないので本当は分かっていません。骨はあっても皮の色までは判別できないためです。なので、たぶんこんな色だったのだろうという推測で色付けされています。

 あ、モササウルスさん(海中生物)が、アンモナイトを捕食中でしたか。おじゃましました。アンモナイト美味しいですか?

 さらに近くに旧家がありましたが、公開時間を過ぎており訪問できずでした。この建物は穂別村開拓の先駆者のひとり、中村平八郎によって大正13年(1924年)に建てられ50年間住宅として使用されたものです。貴重な建物のため平成16年(2004年)穂別町ニサイ地区から移設されたものと書かれていました。

 北海道に上陸するにあたり、「マツコの知らない世界」で紹介されたコーヒーゼリーを味わいたいと思っていました。小樽⇒千歳⇒苫小牧のセコマで探したのですが、どこも売り切れです。店員さんに聞いても「入荷未定」とのことで、異常に売れていると思われます。(但し2023年6月時点)ある店では「どうしてこんなに売れているのだろう?」という声も聞いたので「マツコに紹介されましたよ」と言うと、「それは知らなかった」と言っていました。

 ついに、某セコマで噂のコーヒーゼリーを発見。すかさず購入です。店舗内の写真は、「商品のみに限って撮影可」を確認して撮っています。

 ついにゲットだぜ

 コーヒーゼリーお高いのは美味いに決まっていますが、100円ちょっとでこのクオリティは素晴らしいです。いや、マ〇コが美味いといったのは嘘じゃなかったですわ。その後、いろいろなセコマでも探してみましたが、違う他の1軒でみつけたのみで皆無でした。TVの影響すげーです。

 さすがにコーヒーゼリーだけだとお腹にはたまらないので、ホットシェフ(ホットシェフ好きだな)のカツカレーを同時に購入です。

 スパイシーなカレーうめー、ホットシェフ美味いです。北海道内では、セコマさんにお世話になりっぱなしです。

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2023年6月_北海道旅行記その10 沙流郡平取町「二風谷アイヌ文化博物館」⇒「萱野茂二風谷アテヌ資料館」

2024-03-10 20:00:00 | 旅行

 先日、ウポポイに行ったのですが、本日は平取町にある老舗のアイヌ資料館を訪れます。二風谷(にぶたに)アイヌ資料館と萱野茂二風谷アイヌ資料館は、互いにすぐ近くにあります。お得な共通券700円を購入します。(初めて行くからな)

 ここは事前に調べておいた、アイヌの資料館です。1992年に開館し、多くの貴重な展示物があります。ウポポイほど知られていないので来館者は多くはないのですが、展示物は価値の高いものが多く存在しており、個人的にはこちらの方が好感が持てます。ウポポイは観光客が主体なので若者や団体客が多いのですが、こちらはアイヌ文化に興味があるのでじっくり見たい派が多いような気がします。また欧米からの訪問者もけっこういました。ウポポイが良くないというわけではなく、それはそれでアイヌ文化についてライトな層にアピールしているという点では評価できるのではないかと思います。

 二風谷アイヌ文化博物館 北海道沙流郡平取町二風谷79−4

 館内の撮影は可能です。

 人が少ないのでゆっくりと見学ができます。

 あら、ゴールデンカムイが全巻揃っています。ゴールデンカムイ関係はTV放送でも人気なため、かなりの頻度で北海道各地で関連商品を見ます。またアニメを見ていると(漫画本は読んでいない)、番組中で登場する建物やアイヌの道具、アイヌ文化そのものがあったりして楽しめます。

 屋外展示もあります。これはアイヌのトイレです。(まあ当時は水洗とかないですしね)

 すぐ横の、沙流川歴史館は入館無料で入れます。

 こちらはアイヌ文化主体ではなく、もっと昔の縄文文化時代の展示からあります。

 北海道は旧石器時代⇒縄文時代⇒続縄文期⇒擦文期(一部オホーツク文化)⇒アイヌ文化期と移行し、本土にみられる「弥生時代」がありません。寒冷地なので稲作が発達せず、北海道独特の文化が発展していきました。

 大きな道路を挟んだ向こう側に「萱野茂二風谷アイヌ資料館」があります。共通券を買っているので、行ってみましょう。

 歩いて行くと博物館から5分ほどですが、駐車場もあるので車で行っても大丈夫です。

 萱野茂氏はアイヌ初の参議院議員(当時の社会党)で、初めて国会でアイヌ語で挨拶した人物として知られています。祖母がアイヌ語を母語としていたため、萱野氏も日本語とアイヌ語を母語として話すことができました。アイヌ文化保存のため、多くのアイヌ文化関連の収集・著書があります。

 展示品については博物館の方が圧倒的に見ごたえがありますが、こちらもある程度展示されています。

 アイヌだけではなく、世界の少数民族関連の展示品もあります。例えば、オーストラリアのアボリジニとかです。

 おぉ、流行りの縁結びの聖地か?と思いましたわ。

 単に大岩が割れたのかと思ったら、各々の岩は10Kmも離れた場所で発見され、この場所に移設されたのだとか。まず1975年に沙流川上流で発見され、左の岩は翌年さらに上流で発見されたものと書いています。割れ口が似ているとか、岩の横シマが似ているとか良く分かったな。見つけた人、すげーです。

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2023年6月_北海道旅行記その9 苫小牧市「緑ヶ丘公園」⇒「ミール展示館」⇒白老郡白老町「ウポポイ」

2024-03-09 20:00:00 | 旅行

 苫小牧市内観光に行きます。北海道の朝は早く、4時前から明るくなります。車中泊をしていると明るくなるのが分かるので、必然的に早起きにはなりますが、あまりに早く目が覚めても昼間に眠くなるので、トイレに行った後2度寝とかもします。

 まず苫小牧市内の「緑ヶ丘公園」に行きます。野球場・ラグビー場・テニスコート・スケボー場などが整備されている総合公園となっています。

 公園の頂上には展望台があります。(入場無料)

 展望台からは苫小牧市内が一望できます。改めて北海道の道路が一直線だなと分かる景色です。

 次に向かうのは「ミール展示館」です。緑ヶ丘公園へ行ったのは、ここが開館するまでの時間調整でした。入館料は無料です。

 北海道苫小牧市旭町3丁目1-12 Pあり

 ソ連のミールを覚えているでしょうか。1986年に旧ソビエト連邦が打ち上げた宇宙ステーションです。2001年3月に大気圏に再突入して燃え尽きるまで宇宙での科学実験などを行った。火災が発生するなど事故にも見舞われたが、危機を乗り越えてきました。

 その予備機が苫小牧のミール展示館に保存展示されています。ソ連はミールの打ち上げが成功したので、予備機は使われることは無く本物のミールが1機残されることになりました。ではなぜ、苫小牧にあるかというと、1989年に名古屋市で「世界デザイン博覧会」が行われた際にミールの予備機が日本にやってきました。その後ロシア連邦宇宙局がオークションに出品し、日本のイベント会社が落札しました。翌年苫小牧の岩倉建設が再購入して、1998年の苫小牧市政50周年記念時に、市に寄贈されたとのことです。

 多分ですけど、持って帰るのも金がかかるので、もう使わないから売っちまえということではなかったのでしょう。

 ミールにドッキングして使われた「クバント」も展示されています。これは天体物理観測モジュールと呼ばれる実験棟です。

 ミールのメインモジュールには乗ることができます。意外とシンプルだなと思ったら・・

 本物は、こんな感じでした。つまり電子機器はすべて取り外されており、当たり障りのない部分とがらんどうを売ったということですね。

 無重力のトイレは大変そうだなぁ。

 ミール展示館には、苫小牧科学センターも併設されています。ここには、アマチュア無線のクラブ局、JA8YMKが設置されており無線機やQSLカード(交信証)なとが展示されています。

 見たことのない黄色い小型自動車を発見しました。ダットサンベビーと書いてます。1965年に横浜に開設したこどもの国で、子供たちに本物の自動車交通教育を提供する目的で作られたとのことです。つまり子供が運転する本物の自動車ということです。(コンセプトがすげーな)

 安全のために、20Kmを超えるとクラクションが鳴り、30Kmを超えるとエンジンが停止する仕様です。(それでも30Km近くは出せる)

 北海道が初めて導入した防災救急ヘリコプター「初代はまなす」です。サハリンで大火傷をしたコンスタンチン君を緊急に日本に搬送したとき、丘珠空港⇒札幌医大病院まで搬送した機体です。当時、大きなニュースになったので記憶にある方も多いでしょう。

 屋外には、C11 133形のSLが展示されています。塗装もし直されており、綺麗な状態で静態保存されています。

 ここから南に下って日高から襟裳の方に向かおうと思っていたのですが、ウポポイのパンフレットを手にしたら、住所が白老郡白老町となっており、苫小牧から近いことに気が付きました。あまりに政府が大々的にCMを流したので、逆に行く気はなくなったのだが、ここから近くということで急遽行ってみようかなという気になったのである。  

 ウポポイのような大きな施設は初めてだと思うのですが、アイヌ文化を紹介する施設というのは北海道の各地に点在しています。そういう地域に根差した施設の方が、個人的には応援したくなります。

 ウポポイは、JR根室蘭本線白老駅からほど近い場所にあります。入場料一般:1,200円 駐車場:500円

 北海道白老郡白老町若草町2丁目3

 体験交流ホールでは、踊りなどのイベントが行われていますが、見るためには予約が必要です。料金はかかりませんが、予約チケットが必要なので案内所でゲットしましょう。(まず、ここに行った方が良いと思われる)

 公演中の撮影は禁止なので、ステージの写真はありませんが、壁に写真がありました。だいたい、こんなイメージです。

 立派な建物の中にアイヌ文化の展示がたくさんあります。

 アイヌは文字を持たなかったので、すべて口頭伝承となります。なので、アイヌ語を表記する際はカタカナとなります。「イランカラプテ」みたいな。

 屋外にもチセ「家」の展示があり、コスプレなんかもできるようになっています。基本的に、入場料金以外のお金は発生しません。(飲食は別)屋外イベントも行われているので、できれば半日くらい時間をとって、ゆっくり訪れるのがいいでしょう。

 苫小牧に戻る途中「とんでん」というレストランを発見したので入ってみました。なんとなく「とんでん」という語呂に惹かれましたが、普通の和食レストランのようです。

 北海道そばをチョイスしました。九州はうどん文化なのですが、北海道はそばの生産量が多く、蕎麦文化なのではと思っています。幌加内そばとか有名ですしね。期待通り、そば美味かったなあ。

 北海道そば:792円(税込み)

 ウポポイに寄り道したので、これから日高・襟裳に向かって南下していきます。ここでスケジュールから半日遅れとなりましたが、釧路までは宿を決めていないので気ままな旅を楽しみましょう。

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2023年6月_北海道旅行記その8 千歳市「支笏湖」⇒苫小牧市「ウトナイ湖」

2024-03-08 20:00:00 | 旅行

 千歳のホテルをチェックアウト後、支笏湖に向かう。ここも事前に調べておいた場所で、観光船があるので乗ってみようと思います。朝は、よつ葉ののむヨーグルト。これも九州では見たことがないものです。

 観光用の有料駐車場あります。支笏湖散策の観光客は、基本ここに駐車することになります。各施設には駐車場はありません。

 現金で500円払って入場します。

 まず、水中遊覧船の予約をします。

 番号札を貰えますが、乗船は並んだ順となります。

 時間まで周辺を散策しましょう。鉄道の鉄橋みたいなものがありますが、旧山線の鉄橋でした。かつてここには鉄路が走っており、実際の鉄橋として活躍していたものです。この鉄橋の歴史を見てみると、元々明治32年北海道官設鉄道上川線の空知川に掛けられていた第一空知川橋梁でありましたが、輸送力が増大につれ強度が足りなくなり新たな鉄橋がかけられました。そして、お役御免となった鉄橋は王子製紙が払い下げを得て、ここ支笏湖畔の山線に移設されたとのことです。

 当時は、こういう感じ(下の写真参照)で使われていました。1908年王子製紙が、千歳川に建設する発電所の資材運搬目的とした王子軽便鉄道(通称山線)の運行を苫小牧⇔支笏湖間で開始しました。建設資材・製紙用原木運搬のみならず旅行者等の輸送も行われたので、支笏湖周辺の発展に寄与したそうです。しかし多くの鉄道が辿ったように1951年に鉄路は廃止となりましたが、1994年から再生事業を開始し、鉄橋は1997年に復元されたとのことです。

 まだ、出航までには時間があるので支笏湖ビジターセンターを訪問します。(入館無料) 

 北海道はどこでも羆がいるので注意しましょう。札幌市内の住宅地付近でも、頻繁に目撃情報があるくらいです。この体重320Kgの大きな羆「ごんた」(名前があるのか)は、1970年に勇払郡穂別町(現むかわ町)でハンターに駆除されたものとのことです。

 支笏湖に生息する淡水魚も見られます。

 そろそろ出航時間なので、桟橋に向かいます。

 普通の観光船のように見えますが・・

 船の底にも展望窓があり、湖中を見ることができます。席は自由なので、早いもの勝ちです。

 支笏湖は火山の噴火によりできたカルデラ湖なので、湖畔に柱状節理が確認できます。という船内放送を聞いていると、一部の人たちはそそくさと下の部屋にもぐっていきます。いい席を取るためでしょう。

 出遅れたN村は、端の方になんとか入れてもらいました。支笏湖の水は、透明度が高いので魚が良く見えます。船内の移動は自由なので外で景色を眺めるもよし、湖底を眺めるのも自由です。ポイントごとには、船内放送でガイドがあります。

 昼はコンビニ弁当にします。コンビニにはゴミ箱が無い場合が多いのですが、3年前に北海道を旅した時はセイコーマートにはゴミ箱が設置されていたので優先的に利用しました。今回は、ゴミ箱がある店舗もあるのですが、蓋がしており使用不可または撤去されている店舗もあります。そのため、弁当購入時には「食べ終わったゴミは引き取ってもらえますか?」と聞いてから買うようにしました。聞けば、「いいですよ」と対応いただけるので助かりました。

 今回は、ホットシェフのハーフ豚丼をチョイスです。

 ホットシェフうめー 食べ終わった容器などは、店舗で引き取っていただきました。有難いなぁ

 次の目的地はウトナイ湖です。道の駅ウトナイ湖のすぐ裏になります。

 湖畔まではすぐです。あまり水はきれいではないようでした。

 また、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターがあるので行ってみましょう。入館無料です。

 ここでは、北海道内で負傷した野生鳥獣を保護しています。交通事故やハンターが撃った獣類の肉を食べた時、鉛の球も食べてしまい鉛中毒になる大型鳥類もいるそうです。地道な保護活動が大事ですね。

 もう一つ、展望タワーがあります。ここも入館無料なのは有難いです。

 展望台からは、ウトナイ湖が見渡せます。北海道に上陸したから、生憎の天気が続いています。(残念)

 Nikonの双眼鏡があるので、鳥がいないかなと思って探してみましたが見つけられませんでした。今回、日ハム観戦などに使用しようと思って、ハードオフで安い中華製双眼鏡を買ったのですが、Nikonの双眼鏡を使ってみて性能の差に驚愕です。やはり、Nikonは飛びぬけていいですわ。

 北海道のTVCMでは、北海道出身のタカアンドトシが、セコマ(セイコーマート)のカツどんをがんがん宣伝してました。晩飯は、セコマのホットシェフで、話題のカツどんを購入です。

 ホットシェフなので、すでに温かい状態で売られています。おー、セコマのカツ丼、TVCMに偽りなしでめっちゃ美味いわー。

 食べ終わった容器などは、店舗で引き取って貰いました。

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2023年6月_北海道旅行記その7 千歳市「新千歳空港」⇒北広島市「エスコンフィールド北海道(日ハム vs 広島)」

2024-03-07 20:00:00 | 旅行

 今回旅の目的の1つとして、2023年に新規オープンした日本ハムの本拠地「エスコンフィールド北海道」で、日ハムの試合を観戦するというのがあります。そのため、数か月前にネットで、観戦チケットを予約しました。日ハム対広島カープ戦です。広島カープとの試合が見たかったというわけではなく、日程を考えたら必然的にこうなったという次第です。

 試合はナイトゲームなので、昼は新千新歳空港で遊ぼうと思います。予約した、ホテルから空港行の無料シャトルバスに乗り込みます。

 展望デッキから、離発着する航空機をズームレンズで狙います。あ、ANAのスターウォーズジェットが駐機しています。

 ANA B777-200 機体番号JA743A

 JAL機のランディングです。B-737-800 機体番号JA333J

 タイガーエアー(台湾)A320neo 機体番号B50025

 Skymark B737-800 機体番号JA73NK

 あら、ピーチ機にCMがあります。太平電業と書いてますね。A320ceo 機体番号JA828P

 昼は、空港の北海道ラーメン道場に行きます。特定の店が行列になっています。美味しいのでしょうが、長時間待つのはいやなので、すぐに入れそうな店を探します。

 こういう観光地で長蛇の列ができているというのは、ネット情報などの口コミが多いのかなと個人的には思っています。行列が無くても、美味しい店はあるはずと思っているので、今回は「雪あかり」をチョイスしました。

 やっぱり札幌は味噌だろうということで、味噌ラーメンを注文です。950円(税込み)也

 自分の好きな、西山ラーメンの特注麺とのことです。コクのある味噌で美味いわー、当たりでした。

 札幌ラーメンを堪能してから、JRで北広島駅に向かいます。エスコンフィールド北海道の最寄り駅です。

 駅前から有料シャトルバスがあります。現金かVISAタッチしか使えないので、今後改善していただければなと思います。エスコンフィールドでは現金が使用できず、すべてカード決済のみなのに、なんでシャトルバスが現金と特定クレジットしか使えないのかという不満はあります。これにより、降車の時間がよりかかることになります。

 でか、立派なスタジアムです。赤い鯉軍団も沢山来てますね。

 そういえば、大谷さんとダルビッシュさんは、かつて日ハムに所属していましたね。

 試合開始前の練習は、誰でも見ることができます。入るには特にチケットの確認もありません。どうするのかな?と思ったら、試合開始前には一度全員建屋外から出されて、あらかじめ検札を行う方式でした。

 スタジアムグルメは、比較的高いものが多いのですが、お手頃ざんぎ弁当(780円)を見つけたのでお買いあげ。

 思ったよりボリュームがあり、満足のざんぎ弁当です。

 さあ、試合が始まりました。頑張れ、日ハム!

 試合の間では、TVでは放映されることがないパフォーマンスが見られて楽しいです。

 人気の狐ダンスも、楽しみの一つです。

 新庄監督プロデュースのRed x Blackユニフォームをイメージした「SHINJOベリーソーダ」発見。多分、期間限定商品だと思うので1つお買い上げ。(680円)

 いけいけ日ハム~

 その日の試合は長引きました。結果は応援空しく、3-2で惜しくも負けです。

 試合時間が長引いたので急いで北広島駅に向かいますが、シャトルバスは長蛇の列です。これは埒が明かないので歩いて駅を目指します。徒歩組は多いです。帰りは新千歳空港からホテル行のシャトルバスを予定しているので急ぎます。

 30~40分ほどで北広島駅に着きましたが、なんと空港行は最終列車でした。(あぶねーな)空港からホテル行のシャトルバスも、最終便にかろうじて乗れたので、無事にホテル帰着です。まあ、ダメだったら一度南千歳までJRで戻って徒歩で帰るという手は残されていましたが、スタジアムのアクセスがもう少し改善されればなと思った次第です。

 その日も、無料のお茶漬けを有難くいただいて就寝です。

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2023年6月_北海道旅行記その6 千歳市「さけます情報館」⇒「東千歳バーベキュー」⇒「ホテルグランドテラス千歳」

2024-03-06 20:00:00 | 旅行

 小樽での朝飯は、前日スーパーで買っておいたお得なサンドイッチです。

 キウイ、思ったよりでか! クリームもめっちゃ美味い、当たりサンドイッチです。

 なるべく北海道産のものを買おうと思い、北海道サツラク牛乳にしました。福岡では見たことがないブランドです。

 小樽の宿をチェックアウトして、次の目的地千歳に向かいます。千歳の宿も2泊予約済みです。

 まず向かったのは「さけます情報館」です。事前にネットで「千歳観光」で調べた場所です。

 北海道千歳市9 入館無料

 無料ですが、簡単な入館手続き(どこから来たとか)をして入ります。

「エサやり、してみますか?」(無料)

「ぜひ」

 さー、いきますよ。

 おー、ばっくり食べまくりです。ちまちまあげていると、上層部の元気がいいのばかりが食べてしまうので、ある程度がばっと入れると下層部の遠慮深いサケも食べられます。(というアドバイスあり)

 横から見ると、こんな感じで群れています。

 あ、このサケを咥えた木彫りの羆は、昔北海道旅行に行った人が良く土産に買って帰ったやつだ。ちなみに実家(今は家もないが)にも黒い木彫りの羆がいたなあ。

 これはサケの体色変化実験です。

 黒いケースに入れているサケは体色が黒いので、それを2匹救って白いケースに移します。すると、あーら不思議。数分で色が変わっていくさまがみられます。移した直後は個体識別ができますが、数分後には区別ができなくなります。

 屋外には、サケの放流体験があります。一人2匹までです。

 生きのよさそうをすくいます。(どれも生きがいいのですが)

 サケ、行っきまーす。本能的に流れに逆らって上ろうとしますが、徐々に押し流されます。

 で、千歳川に放流されます。稚魚はある程度川にとどまり、大きくなると海に出て数年後この川に戻ってきます。無事に戻る確率は小さいと思うのですが、元気に戻ってこいよー

 情報館なので、もちろんサケに関するいろいろな資料もあります。

 実際のサケと同じ重さで作っているレプリカで、持つことが可能です。結構重たい。

 無料の情報館だけど、結構楽しいです。ツアーなんかでは行かないところなので、個人旅行だったらお勧めです。

 昼は、「東千歳バーベキュー」に向かいます。ここは、TVでも紹介されたこともある有名な千歳郊外のBBQ店です。

 北海道千歳市東丘920-3 Pあり

 バーベキュー:1,200円、野菜炒め:300円、ごはん:200円

 あれ、定休日か? 事前にネットで調べていったのに・・と思ったら昼営業が終わって、15時から再開とのこと。30分ほど待ちましょう。

 さて、午後の部1番に入店です。

「バーベキューと野菜炒め、それとごはんをお願いします」

「はい」

 おー、これこれ。煙もくもくで、見るからに美味そうです。

「焦げないように、ひっくり返しながら焼いて下さい」

「わっかりました」

 この野菜炒めも絶品です。お勧めです。

 お隣は、サラリーマン風のおっちゃんと、綺麗な服を着たお姉さんです。多分、有名で珍しいBBQと思って連れてきたのでしょうが、綺麗な服が煙でいぶされるぞ。お姉さん、あまり食べてない風だったしデートだったらお洒落な店の方がいいぞ、と心の中で余計なことを思いました。めっちゃ美味いのでお勧めなのですが、汚れてもいい服で行くことがいいと思います。

 もう一人のお兄ちゃんは、どうもタクシーでやってきた観光客のようです。ここは千歳のめっちゃ外れの場所なので、車が無いと行けません。どうしても行きたくて、一人でタクシーを使ってやってきたのでしょう。

 以前行った時は、椅子の下を猫が歩いて歓迎してくれたのですが、今回は出てきませんでした。帰りに庭を見たら、その猫(ここの飼い猫と思う)が歩いていたので、元気そうで安心しました。はあー、大満足のBBQでした。

【参考写真】2016年5月に訪問したときのものです。

 今日の宿は、「ホテルグランドテラス千歳」です。事前に予約して、北海道LOVE割も申し込んでいます。一番近いのは南千歳駅なのですが、新千歳空港への無料シャトルバスがあるというのが便利です。ホテル⇒空港は予約が必要ですが、空港⇒ホテルは予約なしで乗れます。

 北海道千歳市本町4-4

 嬉しいことに、ウェルカムドリンクがあるので、ホットコーヒーを有難くいただきました。宿泊者以外は、300円で飲むことができます。

 部屋は、普通のユニットバスです。

 冷蔵庫もあります。

 晩飯は、近くのスーパーに買い出しです。(すぐに食べるなら、お得品で十分)

 北海道の石狩牛乳と・・

 北海道限定のガラナも、同時に購入です。

 このホテルは、無料のお茶漬けサービスがあります。

 せっかくのサービスなので、22時過ぎにレストランに行ってみましょう。

 セルフで、ご飯をよそう⇒お茶漬けの元を入れる⇒お湯を入れる⇒有難くいただく⇒食べ終わったら、自分で容器などを片付けて退出します。

 ご飯は沢山用意されているので無くなることはないでしょう。それと、当日は数人程度が食べている程度なので、混んでいて食べられないという事はなさそうです。(ただし、N村訪問時)

 ユニットバスはちょっと・・広い風呂がいいわという方は、大浴場があります。混雑状況は、スマホでQRコードを読み込むと分かります。

 また、フロントの近くには漫画本もありますよ。

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2023年6月_北海道旅行記その5 小樽市内観光(2/2)「旧手宮線跡」⇒「小樽総合博物館分館」⇒「水天宮」⇒「天狗山」

2024-03-05 20:00:00 | 旅行

 小樽市総合博物館から運河方面には、旧手宮線線路の一部が残されています。

 旧手宮戦は北海道最初(明治13年)の鉄道で、日本で三番目の路線とのことです。

 廃線跡の横には遊歩道が整備されているので、散策もできます。

 博物館のすぐ近くには、某大手系のスーパーがあるのでお得な弁当を購入です。

 次に運河近くの小樽総合博物館分館(運河館)を訪れます。お得な共通券を買っていたので、それを使います。

 北海道小樽市色内2丁目1-20 Pあり

 こちには鉄ちゃん関係は無く、歴史・文化・風俗が展示主体となっています。

 消防犬「文公」のはく製です。当時の消防組(消防本部)で買われていた雑種犬ですが、火事の際は野次馬を追っ払ったり、ホースのねじれを直したりと、大活躍だったそうです。消防車が出動時には、一緒に乗って現場に行った消防犬だそうです。

 分館なので規模は小さいのですが、十分に楽しめます。

 運河あたりが観光の中心となるので、多くの観光客が歩いています。コロナも5類になってインバウンドの観光客も多くいるようです。北海道LOVE割でクーポン券があるので、使わなければなりません。というのも、使用期限が宿泊日の翌日までとなっており、使わなければ有効期限切れで無効になるからです。

 土産屋に入ってみると、北海道限定の「リボンナポリン」を発見。前回の北海道旅行の時、飲み損ねたので早速1本購入です。1本160円くらいと比較的高価なのですが、せっかくなので飲んでみましょう。無果汁の炭酸飲料です。バヤリースオレンジに炭酸を付加したような感じです。しかーし、後日スーパーで見つけた同一ものは半額で売ってました。まあ、観光地は観光地価格だなと、あらためて思い知らされました。

 北海道の各地では「ゴールデンカムイ」も大人気で関連商品も沢山売られています。これも、パッケージ料金が乗っているとは分かっていますが、思わず1箱お買い上げです。

 一度ホテルに向かい、車で天狗山に向かいますが、その前に水天宮に寄ってみます。ブラタモリでタモリさんも訪れたそうです。

 ここには「経度天測標」(水天宮山頂で天文観測により測量した石柱)や、樺太日露国境中間標石(レプリカ)があります。

 この経度天測標は日露戦争終結後の明治38年両国の国境が北緯50度に定められたため、海馬島などの付属島しょの正確な経度を測定するための基準点として設置されたものとのことです。中間標石は、残念ながら閉鎖された敷地の中だったため確認できずです。

 小樽は何度も訪れていますが、天狗山は行ったことがありません。小樽中心部からバス⇒ロープウェイという手もありますが、車でも上ることができます。登山道は、舗装はされていますが一部狭い場所もあるので、対向車に気を付けてゆっくり走ることをお勧めします。

 山頂には広い未舗装の無料駐車場があるので便利です。そこからロープウェイ乗り場まですぐなので、トイレ利用や飲食も可能です。

 ロープウェイの建屋には、スキーや天狗関係の展示物も多数あります。入館は無料です。(天狗山というくらいなので、天狗とは縁がある)

 小樽市内が一望ですね。

 暗くなってくると、続々車が上ってきます。

 再度、博物館近くの某スーパーに行きます。北海道のスーパーは、ジンギスカン用の羊肉が豊富にあります。ホテルには自炊道具が揃っているので、使わない手はありません。長期間の旅になるので、なるべく出費は抑えたいというのもあります。

 たれはソラチですが、日本ハムファイターズバージョンです。

 ジンギスカンうめー

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2023年6月_北海道旅行記その4 小樽市内観光(1/2)「旧寿原邸」⇒「小樽総合博物館」

2024-03-04 20:00:00 | 旅行

 宿に連泊するので、車は宿の駐車場に置き運河方面に歩いていきます。宿は高台にあり、近くには水天宮があるので、後で時間がとれれば行ってみましょう。運河方面を目指して坂を下っていたら、由緒正しいような旧家を発見しました。

 旧寿原邸 北海道小樽市東雲町8-1

 運よく、ちょうど公開日にあたりました。

 寿原外吉邸、大正元年に、貴族員議員・衆議院議員を務めた高橋直治が造った木造平屋の建物です。その後昭和7年に小樽商工会議所会頭や札幌証券取引所所長を務めた寿原外吉が譲り受けました。彼の死後、奥様が小樽市に寄贈したものと書いています。

 小樽市が一部改修し、無料で一般公開しています。無料といっても係の人はいらっしゃって、説明などをしてくれます。また、地元の人たちのサークルの場としても活用されているようです。

 2階は和室になっています。

 おや、古いものが格安で売られています。

 もったいないコーナーがあり、家屋解体などで出た昔のものが売られています。火鉢や衣装入れ、壁掛けの振り子時計・日本人形などもあるので、お宝があるかもしれません。

 これは売り物ではないのですが、古いマジックアイ付き真空管ラジオがありました。珍しくトーンコントロールも付いているので、当時の高級ラジオですね。

 Pは、近くの旧堺州学校校庭が指定されています。

 さて、運河に向かって歩いていくのですが、生憎の雨です。観光客は多く歩いていますが、アジア系の外国人観光客の姿が目立ちます。

 事前に考えていた、小樽運河ツアーは天候不良で欠航になっていました。

 うーむ残念だ。終日運休のようです。

  プランBの「小樽総合博物館」に向かいます。運河からは少し離れてはいますが、歩いても行けます。

 北海道小樽市手宮1-3-6 Pあり 分館(運河館)共通券500円

 小樽総合博物館には運河近くに分館があり、お得な共通券が販売されています。後で分館にも行ってみましょう。

  ここは鉄道博物館かと思う程、昔のSLや国鉄時代の車両が大量に展示されています。

 実に綺麗に保存されています。

 機関庫まであります。

 なんとSLが動態保存されており、転車台で回転する様まで見ることができます。

 というもの、敷地内には北海道鉄道開通起点(ゼロマイル)があり、北海道の鉄道はまさにここから始まりました。

 屋外展示も見ごたえがあります。一部をご紹介します。

 キハ82特急用ディーゼル動車1961年製

 キハ03 ディーゼル動車1956年製

 DD13ディーゼル機関車1966年製

 ED76 交流電気機関車 1968年製

 スエ78 救援車1947年製造

 脱線事故の時、かけつける工具を積んだ車両です。レアですね。ほんの一部しか紹介できませんが、非常に多くの車両が保存されているのは圧巻です。

 敷地内を運行する「アイアンホース号」(Porter4514)は、入場すれば無料で乗ることができます。予約は必要なく、発車時間前に乗り場に並べばOKです。

 自由席なので客車に乗ってもいいし・・

 貨車に乗ってもOKです。生憎の小雨なので客車の方が人気でしたが、復路の時は雨も気にならなくなったので、貨車の方が人気でした。

 鉄っちゃんではありませんが、十分に楽しめました。

 この博物館には、アマチュア無線のクラブ局、JA8YAAがあります。コールサインから分かるように、北海道で最初に免許されたクラブ局です。懐かしい無線機が展示されています。

 懐かしい、YAESU無線のFT-401です。この無線機は、自分が高校のクラブ局にあったものと同じです。真空管式のHFトランシーバーです。

長くなるので、小樽観光その2に続く

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2023年6月_北海道旅行記その3 京都「舞鶴港」⇒(新日本海フェリー)⇒北海道小樽市「UCHIリビングスティ小樽」

2024-03-03 20:00:00 | 旅行

 新日本海フェリー(舞鶴⇒小樽)で一晩過ごしました。出航後、1時間程度船内の風呂が使えますが、混みそうなのと深夜になるので利用はやめました。翌日は入港前まで使えるので、後日ゆっくりと入ることにしました。

 オープンスペースや個室にはTVがあり、衛星放送を見ることができます。船のアンテナでBS受信⇒VHFのアナログ波に変換しケーブル伝送⇒各TVはアナログCHで受信する。という方式みたいです。なので、部屋のTVではアナログCHで放送を選択することになります。(アナログ・デジタルが受信できるタイプの、ちょっと前のTV)アナログ波なので画質は良くありませんが、全く見られないよりはましです。昔の船では、アナログ地上波が受信できれば各TVに配信していたようですが、海上伝搬波は安定せず、次々に放送局が変わるためあまり実用にはなっていないように感じました。また沿岸から大きく離れると、当然受信は厳しくなります。かなり改善されてはいますが、昼間のBSチャンネルは、あまり見たい番組がありません。(但し、個人差がある)

 低気圧が近いため日本海は時化てます。フェリー「はまなす」は、フィンスタビライザー搭載なので横揺れをある程度抑えられるのですが、それでも多少の揺れは感じます。大型船なので、かなり波が高くても大きくは揺れることはないのですが、やはり気になる程度の揺れはありました。

 トイレでの出来事ですが、自分の部屋近くの男性用トイレと女性用トイレは別の通路にあり多少離れています。男性用トイレに入ろうとしたら、ドアの前でおっちゃんがスマホを操作して立ち尽くしています。「なんだ?」と思って入ろうとしたら中からおばちゃんが出てきました。えっ一瞬女性用トイレと間違えたのかと思いましたが、間違いなく男性用トイレです。おそらく、女性用トイレに行くのが面倒くさいor個室が埋まっていたという理由で、男性用を使ったのかなと思います。おっちゃんは女性の旦那さんで、見張り役だったのかもです。

 まあ、それはいいとして(いいのか?)、トイレに入ってみたところ手洗いの水が派手に出しっぱなしになっていました。船舶の水は有限なので大事にしないといけません。「蛇口は使ったら閉めろよ」というか、「自動で止まる蛇口にしておいた方がいいんじゃね」という出来事がありました。

 船内レストランはありますが、営業時間が細かく決められています。朝食は何時~何時まで、昼食は・・、夕食はというようになっています。営業時間は船内放送で流すので、希望者はレストランに行くといいでしょう。もちろん食事の持ち込みもOKなので、事前に弁当・パン・カップラーメンを持ち込めば、食費を節約できます。カップ麺用に熱湯も用意されていますし、船内でもカップ麺は売っています。

 朝昼はパンなどを持ち込みましたが、夕食はレストランを利用しました。注文⇒無線の呼び出し器を受領⇒席を確保⇒ピーピーと鳴ったら取りに行くというセルフ方式です。営業時間が短いので多少は混みますが、席がないということはありません。ただし、海側の見晴らしがいい席から埋まるようです。

 フェリー最後の夕食は、ビーフシチュー定食(ライスorパンをチョイス可)にしました。値段相応でいい肉を使ってます。もちろん味は一流です。

 ビーフシチュー定食:1,400円(税込み)

 小樽港には定刻の20:45に到着しました。小樽の宿は、R天で予約した「UCHI Living Stay Otaru Suite」です。カーナビに住所をセットして楽勝だぜと思ったら、大きな間違いでした。ナビに案内されたのは神社の階段の下です。なんで、どうして? ホテルなんか無いじゃないですかい。周辺を探し回ったが、見当たりません。しかたないので、連絡先の電話番号にかけます。ちなみに、ホテルは無人なので電話は事務所or在宅勤務者にかかります。

「すいません、ホテルの近くだと思うのですが場所が分かりません」

「神社の階段を前にすると左に行って、一本目を右折です。さらに右折するとあります」

「うー、わっかりました。行ってみます」

 行ってみたところ、神社の階段を上がった近くでした。カーナビだと近くまでは行けますが、こういう階段があると厳しいことが分かりました。

 ホテルは無人と書きましたが、リモートでチェックインします。これが最初は難しい。四苦八苦していると、ホテルの宿泊者から「そこに書いてある電話番号にかけるといいですよ、自分もそうしたから」というアドバイスをいただきました。

 電話でアドバイスを貰いながら、チェックイン成功です。普通のビジネスホテルではなく、自炊ができる広めの部屋でした。マンションをホテル用に改装した感じです。

 調理器具や皿もあります。

 道具は揃っていますが、22時過ぎにチェックインして自炊はきついので、コンビニに買い出しに行きます。どうも歩いていける範囲には無いようなので、車で小樽中心部近くまで行き弁当を購入しました。

 ベル食品成吉思汗たれ使用の「成吉思汗おにぎり」どうだぁ!

 怖いもの食べたさで買ってみましたが、意外といける味でした。

 明日は、小樽観光です。小樽運河までは歩いて行ける距離なので、車は置いていきます。小樽運河付近の駐車場は、観光地なので高価なのです。このホテルには連泊するので、翌日はジンギスカンでも作るかな。

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