讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

2023年6月_北海道旅行記その23 名寄市「道の駅なよろ」⇒「北国博物館」⇒「なよろ市立天文台きたすばる」⇒川上郡和寒町「わっさむ町食と観光情報案内所」⇒「塩苅峠」⇒比布町「比布駅」

2024-03-23 20:00:00 | 旅行

 道の駅名寄からのスタートです。ここには、名寄のコミュニティFM局「Airてっし」78.8MHzのサテライトスタジオがあります。訪問時にはこのスタジオからの放送はありませんでしたが、次回の予定は書いてました。Airてっしは、インターネットにも番組を流しているので、ネット環境があれば聞くことができます。N村も、福岡でこの放送局を聞いたことがあります。

 北海道名寄市風連町西町334番地1

 すごいオーディオシステムがあります。(スタジオ外)真空アンプ管(6CA7p-p)と、Tannoyのスピーカーという超絶マニアックな音響システムです。音は出ていませんでしたが、イベント時にでも使われるのでしょうか?

 道の駅で情報収集したところ、北国博物館が良さげです。

 北海道名寄市緑丘222 Pあり 入館料:220円

 町営(市営)の博物館は、概してお手頃値段で入館できるので、今回の旅ではかなりの頻度で訪れています。6月なのに、寒そうですね。エゾユキうさぎやキタキツネは雪の中でも元気です。

 羆は冬眠中です。

 北国らしく、ストーブの種類が豊富ですね。

 昔の真空管式白黒テレビの上には、こういう蝶が羽根を広げたような室内アンテナがありましたね。映りが悪くなると、方向を変えたり角度を変えたりしながら見たものです。真空管TVは良く故障して、出入りの電器屋さんに来てもらいました。真空管の交換だけなら早いのですが、抵抗やコンデンサーの故障だとちょっと時間がかかっていました。はんだこてを片手に、どんな故障でも直してくれた電器屋に感謝してました。最近のデジタルTVは壊れませんね。ほぼ、製品寿命まで故障なしで使えることが当たり前みたいになって、技術の進歩はすばらしい限りです。

 館内の見どころも多いのですが、特筆すべき展示物が屋外にあります。

 ただのSL展示ではありません。現存する唯一の「キマロキ編成」のSL排雪列車構成なのです。豪雪地帯で線路の除雪をするためには、SL+ロータリー車だけでは力不足なので、キマロキ編成にしてパワーアップを図ります。

 先頭から以下の編成がキマロキです。

①9600形蒸気機関車⇒機関車の「キ」

②マックレー車(かき寄せ式雪かき車)⇒「マ」

③ロータリー車(回転式雪かき車)⇒「ロ」

④D51形蒸気機関車⇒機関車の「キ」

➄車掌車(おまけ)

 唯一保存されたキマロキ編成は、かつて活躍した旧名寄本線のレールの上で保存されています。旧国鉄から無償貸与されたもので、ボランティアの手によって、素晴らしい状態で保存展示されています。

 運転席にも乗車できます。

 美しい姿ですね。

 次に行くのは、道の駅で情報を仕入れた「なよろ市立天文台きたすばる」です。もう事前の旅行日程は、全然あてにならないので都度観光地の情報を得るしかなくなっています。

 北海道名寄市日進157-1 Pあり 入館料:410円

 一般に開放されている天文台で、1600mm反射鏡の日本で2番目に大きいピリカ望遠鏡があります。13:00~19:00までは一般公開されており、19:30~21:30は研究のため見学はできませんとあります。

 鉄隕石の展示です、表面にはスペースシャトルが張り付いていますね。

 ここもプラネタリウムがあり、入館料のみで見ることができます。普通は中央に1つ、または2つの大きな球体があり、それがプラネタリウム投影の機器なのですが、ここにはそういうものが見当たりません。最新式のようですね。投影中は、もちろん撮影禁止です。

 宇宙めだかが飼育されています。これは、向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビアで宇宙旅行に連れて行ったメダカの子孫たちです。

 天気がいいと、この1600mm反射望遠鏡で星を見ることができます。昼間でも金星などの明るい星は、はっきりと見ることができました。

 わっさむ町食と観光情報案内所を訪れました。

 北海道上川郡和寒町字北町200番地

「道路を走っていたら、SLみたいなものがちらっと見えたのですが見学できますか?」

「ここから少し離れた公園にあります、大きな道路から1本入ったところです。歩くと少しあるので、自転車貸しましょうか?」

「あ、いや車なので大丈夫です。有難うございます」

 ということで、「公民館恵み野ホール」の隣に、D51 337が保存展示されていました。北海道に保存されているSLは、どれも良く手入れされており、塗装もし直されているものが多いように思います。九州地区でも静態保存されているSLはいくつかあるのですが、保存状態が悪く放置されているのではないかというSLも少なくありません。

 このD51形SLは、日立製作所で昭和14年12月27日に製造され、昭和51年9月1日に廃車になるまで、約230万Km(2,294,956.8Km)もの距離を走っています。しかし、走行距離など正確に管理されているのには感心します。

 さらに南下すると、塩狩峠記念館があります。ここも一番最初の日程には入れていたのですが、リ・スケジュールで外れた所です。しかし、すでに閉館時間となっており、外観のみの見学になりました。

 塩狩峠には「塩狩温泉ユースホステル(YH)」がありました。夜は、ジンギスカン食べ放題で人気の宿だったので、大昔連泊したことがあります。んー、こんな建物だったかな? (記憶にございません)看板には「塩狩ヒュッテ」と書いてあります。

 塩狩駅が廃止候補になってしまったため、存続運動のために「ステッカー」を売っていると書いてあります。

 塩狩ヒュッテで販売しているということなので、微力ながら協力することにしました。

「たしか、ここに塩狩温泉YHがあったと思うのですが」(塩狩ヒュッテになったのかな?)

「YHはずいぶん前に無くなって、建物も無いんですよ。あの当たりにありました」(塩狩ヒュッテのすぐ近くだったらしい)

「あー、そうなんですね。ずいぶん昔に訪れたことがあるので」

 塩狩温泉YHは跡形もなく無くなっており、痕跡もほぼ無くなっていました。

 塩狩ヒュッテから坂を下ると、JR北海道宗谷本線の塩狩駅があります。

 北海道上川郡和寒町

 ちょうど運良く列車が来ましたが、乗降客はありませんでした。列車自体には、そこそこ乗っているようには見えました。(時間的に学生が多いようでした)

 どんどん南下して、札幌方面に向かいます。直線道路で見通しがいいので車の流れは速いのですが、一台のレンタカーが対向車線に出て複数台ごぼう抜きしていきます。(追い越し禁止区間ではない)危ない運転するなあと思って、ゆっくり(といっても法定速度+α程度)走っていくと「比布駅」という看板が目に入りました。おー、あの比布かと思って寄ってみるかと交差点での右折車線に入ろうとしたら、先に行った例のレンタカーが直線車線からいきなり右折車線に入ってきました。どうやら比布駅という看板を見つけて急遽寄ってみようと思ったのでしょう。比布駅前の駐車場に入ったので、どんな人が乗っているのかなと思ったら、高齢のご夫婦でした。どこから来たのか知りませんが、対向車線を高速で長い時間走るのは危ないと思いますけどね。あと、交差点直前でいきなり車線を変更するとか。無理して追い抜いていっても、それほど時間短縮にはなりません。(比布駅に着いたのはほぼ同時刻)何人たりとも自分前は走らせんという、自己満足だけのように思います。

 JR北海道宗谷本線比布駅

 北海道上川郡比布町西町2-6-1

 ピップエレキバンのCMご存じでしょうか?

 このCMでピップが一躍全国区になりました。ピップ応援大使もたくさんできたようですね。

コメント (2)
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