巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

バレンタインデーとガトーショコラと落馬と……

2010年02月14日 22時13分29秒 | Weblog
 バレンタインデー。日本では女性から男性にチョコを贈る日ですが、フランスでは「愛の日」なので、男女を問わずささやかなプレゼントを交換し合います。フランスは女性の方が強い国なので、恋人や夫がパートナーの女性に2月14日に花束を贈る習慣があり、いつもなら日曜日は開いてない花屋が今日はいっせいにオープンしています。

 さて、今日の乗馬のレッスン後、クラブハウスでクラスメートのアントワーヌ(写真の娘の後ろで栗毛の馬に乗ってる男の子)がみんなにガトーショコラをふるまいました。それは先週、アントワーヌが落馬したからです。
 クラブでは落馬すると「アン ガトー!」コールが沸き上がります。もちろん怪我のない小さな落馬のときにですが。で、馬から落ちた人は次のレッスンのときにガトー(ケーキ)を持ってこなくてはなりません。それは落馬をトラウマにさせないためなのです。次のレッスンも休まず来るんだよという先生や仲間の願いと、それとガトーをみんなで食べることで落馬した人の”アンラッキー”を消化してしまおうというわけです。なんか、ほほえましくていい習慣だなと私は思っています。
 さて、アントワーヌが持って来たガトーショコラは彼がママンに手伝ってもらいながら焼いた手作りケーキでした。フランスではどんなときもガトーは手作りが基本。たとえ有名なパティスリーのケーキを持参しても、それは作れなかった言い訳にしかならないんです。
アントワーヌのガトーショコラ、ちょっぴりこげてたけどみんなでワイワイ食べておいしかったですよ。

 で、なんと来週はウチの娘がガトー持参になってしまいました。そう落馬してしまったのです。日頃から落馬に備えて”柔道の受け身”の練習を毎日やっているので、今日も表現はヘンですが馬場の砂の上を受け身でキレイに転がってました。かすり傷ひとつなくホッ……。
 というわけで、次の日曜は娘と私がガトーを作り、皆にふるまうことになってます。

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