巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

スキー・ヴァカンス

2011年02月12日 14時28分15秒 | Weblog
 今日から2週間、フランスは冬のヴァカンス(別名スキー・ヴァカンス)です。もっともいつものごとく、わが家では日常生活が続くだけですけどね。

 で、中学生の娘にとっては、この時期こそフランス人たちに追い付き追い越すチャンス。馬好きの娘は将来はもちろん何かしらの馬の専門家になりたい、という夢を持っています。でも、そのためには、理数系の猛勉強をしなくてはなりません。フランスで馬のスペシャリストを目指す場合、バカロレアのS(サイエンス)取得が、絶対条件なのです。でも、この理数系がいっちばん難しい! バカロレアの試験は高校終了時ですから、まだまだ先のようですが、その選抜は中学からはじまります。この学年末(6月)までに、好成績を残さないと、来季にバカロレアSを目指すクラスには入れなくなり、そうするとそこで道は閉ざされてしまう、というわけ。フランスの教育制度はかなり厳しいのです。
 乗馬クラブの先生たちも「馬と共に生きていきたい、馬の仕事に就きたいなら、もっと勉強しろ!」と言っています。言葉の壁はなんとか乗り越えた娘ですが、やはり外国人というハンデがありますから、フランス人が遊んでる間にこそがんばらないといけません。
「人の倍やれ、五倍やれ、それで勝負は五分と五分」そう水前寺清子の歌の歌詞のスピリッツです。
 まぁ、娘本人もすべては”馬のため”なので、「よ~し!」と思ってるみたいです。