巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

パリからも「まさお君、さようなら!」

2006年12月14日 05時53分27秒 | Weblog
「これは絶対に泣ける」と言われて、最近になってやっとビデオで観た韓国ドラマでも、いちおうハマってるくせに涙はまるで出てこない(まだ数本しか観てないからエラそうにこの分野は語れないけど)。それと数年前にベストセラーになった「セカチュー」も皆泣きながら読むって評判だったから、どこでじんわりくるか、どこだどこだ、と読み進むうちについに一滴の涙もこぼさずに読み終えてしまったワタシ。ウ~ム、相当にひねくれているのか、はたまた冷血漢か?
 が、そんな私が今朝ネットのニュースで見つけた、たった6文字に涙がポロポロ……、あっという間にパソコン画面がにじんで見えなくなってしまいました。
「まさお君死ぬ」飛び込んできたこのニュースはショックでした。『ポチたま』は東京に住む親友が娘のためにビデオ録画をためて定期的に送ってくれてるので、我らがその流れを知っている日本の唯一の番組。そのメインキャラだったのが、イエローラブのまさお君。娘はまさお君の大、大、大ファンなんです。ウチのジュエルもイエローラブだし、他人(いや他犬か)とは思えなかったみたい。それが、たった7歳でガン死なんて悲しすぎる……。
 夕方、学校から戻った娘に伝えたら「……」無言。そして私が夕食のしたくをしてる間に描いてたのが写真の絵。「おかあさん、これ今日のTEXTE(娘は私が書いてるブログのことをそう呼んでる)にこれ載せて」と手渡されました。ペガサスに乗って天国に向うまさお君と、それを見送るダイアンちゃんと7匹の子供たちを描いたもの。で、それからはジュエルを抱きしめて「あ~あ、もう会えないね、まさお君。……残念」を30分毎に、ため息まじりに呟いてました。そう娘は日本でまさお君に会うのが夢だったのです。
 で、さっき寝入りばなには「ジュエルお願いだから20年生きてて」と犬に語りかけてました。人間のよきパートナーの犬だけど、その寿命はあまりにも短かすぎる。誰かが犬の一生は早送りのビデオを観てるみたいだと表現してたけど、そのとおりって気がします。……20年は無理だろな……、でもヨボヨボになってもがんばってほしいです。
 それにしても、7年はあまりに短かったよね、まさお君……。心から冥福を祈ります。