巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

パリの馬サロン開催中!

2006年12月03日 22時12分45秒 | Weblog
 昨日12 月2日(土曜日)から10日(日曜日)まで、パリ15区にある見本市会場、ポルトゥ・ドゥ・ヴェルサイユでは、パリ馬サロン(Salon du cheval de Paris)が開かれてます。このイベントは毎年の恒例なので、12月に入ったとたんに馬好きの娘はソワソワ。で、初日の開場ぴったり10時にはぜったいに駆けつけます。たしか3歳の時から行ってるから今年で8回目ってことになります。
 さて、64,000㎡の広い会場には、なんと1600頭もの馬とポニーが集まってます。で、ショーやコンクールや体験乗馬などが行なわれる馬場が屋内会場に7つも作られてるんです。
 とーぜん、会場は馬糞と馬具の革の匂いがプンプン。でもって会場の隅に設置されてる仮設の厩舎から馬場に馬たちが頻繁に移動するから通路の絨毯の上にはお馬さんたちの落とし物が散乱。時間が経つにつれ、匂いは強烈になっていきます。動物アレルギーの人なんかは、その場で倒れてしまうでしょう。が、私たちの週末は馬のいるところに行くのがお決まりなんで、近ごろじゃすっかり慣れちゃいましたけど。んで、パリッ子たちもこういった自然の匂いは大好きみたいで、若いカップルも家族連れもじいちゃんもばあちゃんもワンサと会場にやってきます。
 さてさて馬サロンでは、どんなことが行なわれてるかというと。まず子供エリアにはポニーたちが集まっていて、ここには小さな馬場がふたつ。ひとつでは幼児たちが乗馬を体験します。で、もうひとつの馬場では6歳以上の子供に、なんと馬のアクロバットを体験させちゃうんです。指導が上手なのか、初心者でも10分くらいの間にポニーの背中に綱一本を持って立てるようになっちゃう、しかもポニーは疾走してる状態です、驚き!
 それから馬のエリアでは、フランス、スペイン、アメリカ、アルゼンチン、アイルランドなどなど各国の馬たちが登場し、ダンスや曲芸を見せてくれます。さらには馬の売買が行なわれるエリアもあって、ここでは各国から集まった馬主たちが目を光らせてました。
 さらに、メインの馬場では、オリンピック・チャンピオンなども参加する、乗馬のコンペティションやショーが行なわれます。
 そして馬具やアクセサリーや本など馬関係のお店がなんと450も出てるんです。
 入場料(大人12・5ユーロ、子供7ユーロ、6歳以下は無料)だけで、あれこれ楽しめちゃうから馬好きにとってはもうたまらないイベントってわけ。で、今年は娘につられて乗馬のはじめたばかりの親友エメリーヌをさそって、私が引率してふたりを連れて行きました。ふたりは大コーフンで、10時の開場には突入したのに閉会の19時までの時間はあっという間だったみたい。「また来年も来ようね」と呟きつつ、名残惜しそうに会場を後にしてましたもの。