巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

熱波のとんだ置き土産

2006年08月09日 21時57分55秒 | Weblog
 今日のパリは涼しくって、最低気温が12度、最高気温は22度しかありません。先週までのジリジリの熱波がウソのよう。んで、過ごしやすくなったのはいいんだけど、熱波がとんだ置き土産をしてってくれちゃったのよね、ウチの犬のジュエルに……。
 連日37度、38度の暑さで、ジュエルは池にも川にもジャボ~ンしなければいられませんでした。散歩ではひたすら「水」を求めてましたもん。わずかでもクールダウンできれば、きったない水たまりにも平気でお腹をつけちゃってたし。で、もちろん散歩から帰ると、水シャワーできれ~いに洗ってはあげてたんだけどねぇ……。でも、泳いでる間に耳の中に入った水のせいで、耳道が炎症を起こしてしまったのです。ラブの耳は垂れてるから、高温でムレちゃったんだよね、きっと。
 で、昨日の朝、しきりに頭を振って耳を掻くんで、耳をめくってみたら、真っ赤! そんで「キャー大変!」と叫びつつ、ヴェテリネール(動物病院)へ駆け込みました。手術をするような事態になったらどうしようか、とドキドキ。
が、ドクターが耳鏡で耳をのぞきつつ、「ああ、大丈夫、大丈夫。へんな虫もいないし、耳道が荒れてるだけだよ」と言ってくれ、ホッ。炎症を抑える注射をし、耳にさす薬が処方されました。診察代と注射、薬を合わせて、51ユーロ。ヴェテリネールに行くたび、ジュエルのことは心配なのだけど、もうひとつすんごい気がかりなのが治療代。心の中で「ど~か、100ユーロは超えませんように」って毎回祈るんです。まぁ、今回は予算内(?)で済み、こちらもひと安心。
 そして帰り際「そうそう、これから2週間は水泳禁止だよ」と、ドクターはジュエルに言いました。リードを離すと水のある場所へまっしぐら、だから、しばらくはかわいそうだけど、リードつきのお散歩を楽しんでもらうしかありません。
 *写真は、ウチの子の健康手帳と耳のお薬です。