巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

チュイルリー公園の移動遊園地

2006年08月30日 00時15分58秒 | Weblog
 もうじき夏休みもおしまい。っていうか、地域によっては、この月曜日から新学期がはじまった学校もあります。それに気候的には、もうまるっきりの秋って感じ。
 8月のフランスは寒すぎて、海辺のリゾート地は活気がなくてさんざんだったみたい。パリのセーヌ川沿いに毎年恒例で作られる人口砂浜の『パリ・プラージュ』も、ひっそりとおしまいになってましたもの。
 でも、パリは世界一の観光都市、この夏もワンサと観光客が花の都を訪れました。でもって、観光客がいっちばん多い公園はどこか? っていうと、これはダントツで、チュイルリー公園!
 映画『ダ・ヴィンチ・コード』のおかげで入場客がどど~んとふえたルーヴル美術館に隣接した公園だし、それに公園の真ん中を突っきれば、コンコルド広場、そしてシャンゼリゼ通り、凱旋門が直線上に続きます。パリを訪れてここを通らない観光客はいないほど連日ゾロゾロ歩いています。
 で、さらに夏にチィルリー公園に、いっぱい人が集まるのは移動遊園地が来てるからです。映画の『アメリ』に出てくるニノがアルバイトしてるお化け屋敷もあるし、それにパリのパノラマを楽しめる観覧車もあります。「ちょっと~、この観覧車、ジェットコースターよりこわい」と感想をもらした友人もいるほど、チィイルリーの観覧車はスリルがあるんです。フツー、日本の観覧車はゆ~っくり回るから、お客は動いた状態で乗り込むでしょ? でも、ここのは一旦停止! そして安全ベルトもなんにもないお椀に乗り込みます。で、ウィ~ンとスタート、観覧車にしてはスピードがあるし、風のある日はゆ~らゆら。しかもいちばん上に行くと、下のお客が乗り込むのに一旦停止。日本だったら絶対に安全基準に引っかかりそう……。でも、こっちじゃ、自分の安全は自分でしっかり守ってね、というノリだから、おとなしく座ってるしかありません。まぁ、お椀の中で立ち上がったり、身をのり出したりする客はいないらしく、事故のニュースはま~るで聞いた事ありませんけど。参考までに観覧車の料金は大人が6ユーロ、子供が4ユーロです。