熊本日独協会/熊本・ハイデルベルク友の会

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「ハイデルベルク市民訪問団交流夕食会」

2015-11-08 18:37:26 | インポート
熊本最後の夜、熊本市と熊本日独協会が協力して「交流夕食会」を開催。
あいにくの小雨の中、KKRホテルホテル熊本の金峯・市房の間に75名(訪問団23、熊本市9、熊本日独協会43)が集う。
熊本城天守閣の眺望が見事な部屋である。

国際室作成の式次第の内部資料には次のような時間配分が書きこんであった。(下線は筆者)

 18:20 熊本市長到着・着席
 18:30 ハイデルベルク市民訪問団入場(熊本市側起立・拍手で迎え)
 1 開会(司会による進行)
 2 オープニング (熊本日独協会合唱団コール・クライゼルによる合唱2曲)
 3 熊本市挨拶   熊本市長 大西 一史(通訳込5分)
 4 訪問団挨拶   ハイデルベルク熊本友の会会長 ハンス=ユルゲン ホーボルト様 (通訳込5分)
 5 乾杯挨拶    熊本日独協会挨拶 会長 重浦睦治 (通訳込5分)
   (19時までには市長退席)
 6 会食および歓談
 7 合唱ステージ  熊本日独協会合唱団コール・クライゼルによる合唱 (20分)
           ~ドイツ愛唱歌集完成記念発表を兼ねて~
           ハイデルベルク市民の皆様方もご一緒に歌いましょう!
 8 閉会挨拶    熊本市混交文化交流局長 西島 徹郎 
 20:30 閉会

実際のところは、入場が4分遅れて始まる。ホーボルト会長の挨拶も熱が入り、乾杯挨拶の時点で市長が退席すべき19時の2分前となっている。
乾杯後、大西市長は退席せざるを得ないことをステージ上で述べるあいさつ。立ち去る際に友の会のゾンターク名誉会長が握手と短い言葉。
会場を去られたのは19時7分であった。

この交流夕食会は熊本日独協会にとっては『ドイツ愛唱歌集』の正式のお披露目の機会であり(それゆえ会長から乾杯挨拶の時、ゾンターク名誉会長と大西熊本市長に1冊ずつお贈りした)、また、設立が1962年11月16日であることから創立53周年の記念パーティーの意味も持っている。
愛唱歌集を編集したコール・クライゼルにとっても晴れ舞台であり、ステージにも熱がこもる。
途中で進行役の中村国際室室長が協会の側の責任者に「終わりはきっかり8時半でないといけないですか?」と尋ね、「その時間は市が決められたこと。こちらは延びるのは少しもかまわない。」というやり取りもある。

歌による盛り上がりとともに、どのテーブルをみても会話がはずんでいるのだ。
これをいきなり打ち切るのはしのびない。ホテルも「大丈夫ですよ」とのこと。
  今回の夕食会では、部屋の基本的な収容人員を超える参加者、頻繁な人数の変更、特別の料理への対応、などホテルの皆さん
 (特に担当の大村さん)には良くしていただいた。ここに記して謝意を表したい。


「最後に皆で歌いましょう」と水本団長がアナウンスした「歓喜に寄す」では会場が一つとなって大合唱となる。
そして、ホーボルト会長が「バーデナーリート」のメロディーに歌詞をつけた「Kumamotolied(熊本賛歌)」が本当の締めとなり、同会長や訪問団のベッカー氏、ロレンツ氏もステージに上がり「Frisch auf! Kumamoto!」の楽しいリフレインが響きわたる。

予定の午後8時半をはるかに過ぎて西島局長の閉会あいさつ。
その後も手作りのプレゼントが渡され、あちこちで別れを惜しむ輪ができ、なかなか散会とはならなかった。
一連の写真でその雰囲気を感じてください。   (M.S.)

             
            
            
             
            
             
             
               

            
 



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訪問団員に小さな事故

2015-11-07 14:30:39 | インポート
6日は訪問団は阿蘇行き。天気も良い。さて、明日、7日の交流夕食会の準備を少ししなければと考えていると、勤め先から電話がある。
「ハイデルベルク市民訪問団の一人が具合が悪くなられて病院に行かれたと国際室から連絡がありました。専務はきょう一度は来られる予定とは伝えました。」

「具合が悪い? (前回のブログに書いたように、)訪問団員には医師のゾンターク教授、トホターマンさん、ブランデリク夫妻がいらっしゃる。そう心配いらないだろうと楽観的に考えながら10時過ぎ国際交流会館に。今週は、エクサンプロヴァンスから高校生訪問団15人がホームステイ中で、会館が集合場所となっている。本日担当される国際室の職員お二人がロビーにおられ、ハイデルベルク市民訪問団の状況をお話しいただく。

「今朝、風呂場で女性のお一人が滑って転倒、足の小指を骨折、病院に運ばれた。ホーボルト・永井さんが付き添われていたが、阿蘇に行かなければならないと離れられた。手術が必要で、今、室長とビリーが付き添っています。」

何かあったら、また知らせていだたくようお願いして部屋に入る。夕食会の出席者やレイアウト、料理の確認でホテルと数回の電話のやりとり。座席表の作成。合間にリバーサイドホテルに訪問団ホーボルト会長からの預け物を受け取りに。今回は熊本市と協会でそれぞれの負担分を別々に支払うのでその方法の確認もホテルからある。

夕方。何か起こると別のことも起きるもので、事業団でも1軒のホームステイ先探しが必要になり、担当からその相談を受ける。
「何しろ、桂林からも受け入れており、30余りの家庭にお願いしているものですから・・・」
「わかった」と知人、数人に電話する。
「事業団で受け入れているハイデルベルク(正確にはシュベッツィンゲンだが)からのインターンシップ中の若者を来週月曜日から1週間ホームステイさせてほしい」「いつから?来週月曜日!?」。まずは、本人のプロフィールを事務局からファックスで送ってもらう。
再度の電話で、ありがたいことに木曜日からは決定した。月曜日からの分も前向きに検討いただける家庭が2軒あり、返事は明日、いただけることになる。

国際室に交流夕食会の協会員の座席表をメール、会場に持っていく資料や小物を整え8時に職場を後にする。
帰宅すると国際室の立尾さんから携帯への電話があったことに気付く。電話すると、明日の座席表の件である。レイアウト図を職場に送ったので明日それに協会員の座席を手書きしファックスしてほしいとのこと。先ほど送ったメール添付の座席表を開いてもらい、この件は片付く。

念のため、自宅にも送ってもらったメールには、
 午後、無事、手術は成功。手術室までビリーが付き添ったので安心されたと思います。
 明日、10時に退院。11時からはホテルの部屋で休めるようになっています。
 専用の車椅子を旅行社が手配されたので、希望されれば水前寺公園などの見学にも対応できるようにしています。
と添えられていた。
 きっと本日、7日の「ハイデルベルク市民訪問団交流夕食会」にも出席していただけるであろう。   (M.S.)
 
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ハイデルベルク市民訪問団員の小さなプログラム

2015-11-07 13:06:33 | インポート
訪問団員の中には来熊前にホーボルト会長を通じて個人的な希望を出された方もいらっしゃった。

ヴェロニカ ミーツケさんは、バイオリンの鈴木メソッドの教室見学。
ハイデルベルク大学病院と熊本市民病院の交流に関わって来られたハンス=ギュンター ゾンタ―教授は市民病院の再訪。

協会員の協力でいずれも5日の日本文化体験の後、実施することにした。

ミーツケさんはバイオリニストの吉永誠吾先生の案内で猪本耀子先生のレッスンを見学。

ゾンターク教授は高田明病院長に応対いただく。
当日、ハイデルベルク大学病院医師で心臓外科医のウルズラ トホターマンさんとさらに二人(「Roentgologe」とホーボルト会長のメールにはあったが、ウィキペディアでは「Rentgenologe」。おそらくレントゲンに関連する専門科部門であろう)の医師、エルヴィン ブランデリク、イングリド ブランデリクご夫妻が急きょ同行を希望。これも快く受け入れていただく。

吉永教授、高田病院長は7日の交流夕食会にも参加される。それぞれ、訪問者と同じテーブルにしたので5日の話題で盛り上がるに違いない。  (M.S.)
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市民どおし歌もまじえ懇親の夕べ

2015-11-06 14:31:21 | インポート
5日午後6時半から協会が良く利用する「石松茶屋」で市民訪問団と協会の理事・事務局員・コール・クライゼルの有志との懇親会が開かれる。
司会は川田理事/事務局長、熊本日独協会/熊本ハイデルベルク友の会の重浦会長、訪問団代表ハイデルベルク・熊本友の会ホーボルト双方の短い挨拶の後、山内理事の音頭で乾杯。
参加者は偶然にも双方同数の23名。向かい合って座った掘りごたつ式のテーブルごとにすぐに賑わう。

旅行の添乗業務から開放されリラックスしたホーボルト会長も上機嫌。もともとが弁護士などで合間の歌の催促、雰囲気を盛り上げる言葉も巧みである。
むろん歌好きも多いので各テーブルで思い思いに歌われるが、時に誰かの発声で会場全体の合唱となり、やがてまた、波が引くように個々のテーブルへと音量が下がっていく。中に高音の男性二重唱で拍手を浴びたのはハンス エルク ベッカー氏とフランツ ヨゼフ ローレンツ氏のお二人。ベッカー氏は3年前、両市の友好都市締結20周年を祝っての訪問時に音楽交流をしたハイデルベルク ー キルヒハイム協会「メンナーコール&サウンドハーモニー」の団長であった。ローレンツ氏もその音楽の夕べにいらしたとのことで、タブレットで「これは誰でしょう」と写真を見せてくださる。

今回の訪問に際しての諸準備や充実したプログラムの実行、またこのような温かい集いへの感謝の印としてホーボルト会長から代表に、各訪問団員から向かい合った協会員にお土産が渡される。協会からは協会のロゴとくまモンがコラボしたオリジナルステッカーを店からもくまモンの胸当てがプレゼントされる。

さらに歌声は続き、終わりは『ムシデン』を全員で合唱。八戸理事の一本締めでお開き。   (M.S.)


                         
                         
                        

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「ハイデルベルク市民訪問団」日本文化を体験

2015-11-05 23:45:24 | インポート
5日午後1時半から国際交流会館5階で熊本日独協会が主催、同会館の協力でドイツからのお客さまに着物とお茶を体験する機会を提供。
現代和装研究会の皆さんのお手伝いで男性は2組、女性は3組に分け、順次着付けてもらう。
感想を聞かれると『素晴らしい」、「夢のよう」。また、隣の女性を「蓮の花のよう」と称える紳士もいれば、
「サイズが合わずに好みの色の振り袖が着れなかったの」とこぼす方もいらっしゃる。
着付けができた人からお茶を味わい、次の組にお茶をお出しし、済んだら部屋を出る ー この説明があったが手順通りにはいかない。

外の空気が心地よいとの勧めに従って何名かが御幸橋付近まで草履の歩を運ぶが、多くはお茶の部屋に固まり赤い傘の下で写真を撮りあう。
それでも全員揃っての記念写真は午後3時半と予定時間内に収まりめでたし、めでたし。   (M.S.)   
 






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