VISIT BOOK-Pub&Bar-

PubとBarの訪問記

ケルシュ

2006-11-26 21:48:03 | ドイツ・ベルギー旅行
 フランクフルトから今日の宿のデュッセルドルフに荷物を置き、ケルンに出かけました。ケルンにはケルシュというビールがあり、そのケルシュを飲むためです。

 お店はフリュー・アム・ドーム。駅から見るとケルン大聖堂の裏側にあります。お店の前にはテントも張っていて、店内は奥行きもあるとても広いお店です。
 店内はかなりの人。私は1人でいたこともあり、壁に寄り添ってスタンディングでビールを飲んでいました。その目の前をスタッフがケルシュの入った小さいグラスを次々と運んで行きます。

(ビールを受け取るため、並ぶスタッフ)
 
 ケルシュを入れるグラスを大きくすればいいのに、と思うのですが、確か法律かでグラスのサイズが決まっているとのこと。そのため、スタッフの方はいくつものグラスを置くステンレス製の道具を使っていました。
 次から次へと大きな樽から注がれるケルシュをスタッフはとにかくお客さんのいるところに運んでいくと、客の誰かが声をかけてその場でオーダーするので、運べるだけ運んでいました。

 頂いたケルシュはとても薄い黄色で、1杯目は少し口に泡が残るような感じがしましたが、2杯目は甘く感じ、飲みやすいビールと思いました。

 次に行ったお店はブラウハウス・ジオンです。テーブル席は埋まっているものの、こちらは店の前にテントやスタンディングがないためか、人は比較的少なかったので静かに飲むことができました。おそらく地下にも座席があるように思いました。
 このお店で飲んだケルシュも時間が経つほどに甘く感じることができました。


「世界最強のIPA」

2006-11-26 02:05:06 | Pub
 24日の金曜日の帰り道に渋谷のアミューズメントに寄って行きました。

 オーダーしたのはアンカースチームドラフト。グラス越しに向こうが見える薄い赤銅色でした。僅かな苦味を感じたくらいで飲みやすいビールでした。お通しの肉と合っていたように思います。

 メニューを読んでいるとアメリカのローグ社のブリュワーというビールの紹介に「世界最強のIPA」と記載がありました。IPAはあまり飲まないのですが、メニューに引かれてオーダーしてみることにしました。スタッフの方からは確認なのでしょうか、「かなり苦いですが、良いですか」というようなことを聞かれました。


 ブリュワーは香りがグレープフルーツに近いとのことでしたが、言われたらそうかもと思うくらいで、むしろホップの香りが強過ぎて、香りの元がホップだということが分からなかったです。
 無濾過のビールのため、よどんだ黒に近い色をしています。そのためか、ボディが重いビールでした。また度数は8.8%です。
 飲めない苦さではありませんでしたが、このビールは勢い良く飲むことは、私にとっては難しく、少しずつ飲みました。ゆっくり時間をかけて飲みましたが、味の変化はなく、ずっと苦味が強かったです。
 「世界最強のIPA」かどうかは私には分かりませんが、しっかりと苦味がある個性的な味でした。
 飲んでみられたい方はお早めに。

 このお店では私が普段飲まないアメリカのビールを樽生で置いているなど、私にとればユニークな存在です。また行ってみようと思います。