「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)10月12日(木曜日)弐
通巻第7951号 <前日発行>
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ハマスの資金源は何処から、手段にビットコインも使われていた
SNSを武器にハマスの広報宣伝が展開、マスクのスペースXが使われた
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ハマスが資金的な裕福なのは表の看板を社会事業、慈善活動においているからで、これを名目にアラブ諸国の財閥から寄付を募る(事実上の「みかじめ料」である)。
ハマスがガザを実効支配している背景は、この活動によって学校や難民救済をしてきたからで、庶民の人気を得た。
これはレバノンのヒズボラも同様、したがって表の活動を評価する人は、裏の彼らの真実の顔を知ろうとはしない。だから西側ですらハマス、ヒズボラに同情があつまる。そのうえヒューマニズムに立脚してパレスチナ人は可哀想だ、イスラエルは傲慢だという論理が構築された。
このほかにハマスが資金源としてきたのがビットコイン、イーサリムなど暗号通貨取引での詐欺、窃盗である。
被害地のひとつがインドだった。デリートアーメダバードが拠点で、モサドとインドの諜報機関が2021年から内偵の結果、40億ルピーが巧妙な口座からの盗取でハマスの口座に入金されていたことがわかった。
被害額はビットコインがおよそ6・2億ルピー、イーサリムが9・7億ルピーと、ビットコインのキャッシュが2・4億ルピーとだった。
世界のテロリスト団体で資金が豊富なのはヒズボラが11億米ドル、タリバンが8億ドル、ハマスが7億ドル、アルカィーダが3億ドル、ISは2億ドルとなっている。
令和五年(2023)10月12日(木曜日)弐
通巻第7951号 <前日発行>
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ハマスの資金源は何処から、手段にビットコインも使われていた
SNSを武器にハマスの広報宣伝が展開、マスクのスペースXが使われた
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ハマスが資金的な裕福なのは表の看板を社会事業、慈善活動においているからで、これを名目にアラブ諸国の財閥から寄付を募る(事実上の「みかじめ料」である)。
ハマスがガザを実効支配している背景は、この活動によって学校や難民救済をしてきたからで、庶民の人気を得た。
これはレバノンのヒズボラも同様、したがって表の活動を評価する人は、裏の彼らの真実の顔を知ろうとはしない。だから西側ですらハマス、ヒズボラに同情があつまる。そのうえヒューマニズムに立脚してパレスチナ人は可哀想だ、イスラエルは傲慢だという論理が構築された。
このほかにハマスが資金源としてきたのがビットコイン、イーサリムなど暗号通貨取引での詐欺、窃盗である。
被害地のひとつがインドだった。デリートアーメダバードが拠点で、モサドとインドの諜報機関が2021年から内偵の結果、40億ルピーが巧妙な口座からの盗取でハマスの口座に入金されていたことがわかった。
被害額はビットコインがおよそ6・2億ルピー、イーサリムが9・7億ルピーと、ビットコインのキャッシュが2・4億ルピーとだった。
世界のテロリスト団体で資金が豊富なのはヒズボラが11億米ドル、タリバンが8億ドル、ハマスが7億ドル、アルカィーダが3億ドル、ISは2億ドルとなっている。