沖縄・台湾友の会

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ハマスの資金源は何処から、手段にビットコインも使われていた   SNSを武器にハマスの広報宣伝が展開、マスクのスペースXが使われた

2023-10-11 16:41:50 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月12日(木曜日)弐
         通巻第7951号 <前日発行>
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ハマスの資金源は何処から、手段にビットコインも使われていた
  SNSを武器にハマスの広報宣伝が展開、マスクのスペースXが使われた
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 ハマスが資金的な裕福なのは表の看板を社会事業、慈善活動においているからで、これを名目にアラブ諸国の財閥から寄付を募る(事実上の「みかじめ料」である)。
ハマスがガザを実効支配している背景は、この活動によって学校や難民救済をしてきたからで、庶民の人気を得た。

これはレバノンのヒズボラも同様、したがって表の活動を評価する人は、裏の彼らの真実の顔を知ろうとはしない。だから西側ですらハマス、ヒズボラに同情があつまる。そのうえヒューマニズムに立脚してパレスチナ人は可哀想だ、イスラエルは傲慢だという論理が構築された。

 このほかにハマスが資金源としてきたのがビットコイン、イーサリムなど暗号通貨取引での詐欺、窃盗である。
被害地のひとつがインドだった。デリートアーメダバードが拠点で、モサドとインドの諜報機関が2021年から内偵の結果、40億ルピーが巧妙な口座からの盗取でハマスの口座に入金されていたことがわかった。

被害額はビットコインがおよそ6・2億ルピー、イーサリムが9・7億ルピーと、ビットコインのキャッシュが2・4億ルピーとだった。

 世界のテロリスト団体で資金が豊富なのはヒズボラが11億米ドル、タリバンが8億ドル、ハマスが7億ドル、アルカィーダが3億ドル、ISは2億ドルとなっている。


イスラエル、イラン核施設空爆の合法性を得たか    シリアも参戦、イスラエル三方面に戦線拡大

2023-10-11 16:40:14 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月12日(木曜日)
         通巻第7950号 <前日発行>
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 イスラエル、イラン核施設空爆の合法性を得たか
   シリアも参戦、イスラエル三方面に戦線拡大
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 10月10日、シリアがゴラン高原にミサイル攻撃を行った。またレバノンに陣取るヒズボラがイスラエルに十五発のミサイルを発射した。三方向をイスラエルは敵に囲まれてことになる。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは「イランがハマスの奇襲計画を支援し、資金提供し、協力した」と報道した。

イラン最高指導者は、ハマスによるイスラエルへ奇襲攻撃への関与を強く拒否した。
 パレスチナ空襲でのイランの役割を声高に拒否したのは極めて珍しい発言であり、やはりイスラエル空軍の核施設空爆を懼れているからでなないか。

 イスラエルのイラン空爆は過去にも何回か話題となった。核施設のコンピュータネットワークにウィルスを仕掛け、開発を遅らせ、さらには関与する科学者をドローンなどで殺害してきた。イランは厳重な警戒態勢を敷き、国内にイスラエルのスパイがいると国民に呼びかけてきた。

 しかしイラン国民は狂信的宗教指導者に飽き飽きしており、テヘラン政権とイラン国民との間に名状しがたい距離があるのも事実である。
 イランは米国の制裁のため日本などへの石油輸出が出来ず、おもなイラン石油の買い手は中国である。
イランの経済的困窮化に拍車をかけているのがハマスのイスラエル奇襲という構図になる。

イスラエル軍、地上戦の長期化を覚悟   予備役30万人を導入し、ガザとの国境に10万を配置

2023-10-11 16:38:38 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月11日(水曜日)弐
         通巻第7949号 
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 イスラエル軍、地上戦の長期化を覚悟
  予備役30万人を導入し、ガザとの国境に10万を配置
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 報復としてハマスの拠点に空爆を敢行したイスラエル軍は、ハイテク機器と通信を利用しての空爆主体の作戦から地上戦に移行する。
『戦争』を宣言しているイスラエルは同時にレバノン国境からのヒズボラの信仰にも備える。米最新鋭空母「ジェラルド・フォード」打撃群は、すでに東地中海海域に入った。ヒズボラへの抑えと分析する軍事専門家が多い。

すでに予備役30万人を導入し、ガザとの国境に10万を配置した。兵士へ献血を呼びかけると、イスラエル国民は二時間、三時間の長い列に並んだ。
これは911に匹敵するとネタニヤフ政権はとなえたが、過去四年間に五回の総選挙を繰り返して連立工作ばかりに国内政治のエネルギーを費やしてきたイスラエルには、これまでになかった「団結」の空気が溢れた。
ネタニヤフ政権の一本化ができたかに見える。

米国が911テロの後、振り上げた拳の落としどころがイラク戦争だった。イラクは泥沼と化して、次がアフガニスタン、完全な厭戦気分に蔽われた米国はウクライナで兵器供与にとどめ、それも長期化すると議会にはウクライナ支援疲れ、打ち切りの声が高まった。
今度はイスラエル支援だが、具体的に何をするかは不明である。

 ユダヤ教の連休を狙われたイスラエルはたしかに油断があった。諜報機関の失態はいずれ責任問題となるだろう。
 ハマスがいつ、いかなる方法で3000発のロケットを運び込んでいたのか。エジプトとの秘密トンネルからと推定されるが、エジプトの立場も微妙となった。
 これらは2024年の大統領選挙に大きな影響をもつことになる

RKJが独立候補として出馬。これでバイデン大統領再選はなくなった。 バイデンは何時「不出馬」を表明するか?

2023-10-11 16:37:54 | 日記
 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)10月11日(水曜日)
         通巻第7948号 
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 RKJが独立候補として出馬。これでバイデン大統領再選はなくなった。
バイデンは何時「不出馬」を表明するか?
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米大統領選で民主党の候補指名レースで次点にあったロバート・ケネディ・ジュニアは第三党を結成し、民主党からは独立したかたちでの出馬を表明した。
これでバイデン大統領再選の芽はなくなった。あとはバイデンが何時「不出馬」を表明するかであろう。
 独立候補の奮戦は過去にも、ウォレス、アンダーソン、ペローの例があり、いずれも与党分裂の結果惨敗となる。

 RKJは、小さな政府を唱えワクチン不要、ウクライナ支援停止、とくに「腐敗した利権」構造の政治体制を批判してきた。
「国民の期待を裏切り、分断を増幅させてきた政治エリート」からの決別を訴え、「両党から権力を奪い取り、国民に与える」と呼びかけた。

 ロイター通信などが5日発表した世論調査によると、大統領選がバイデン、トランプ両氏の決戦の場合、支持率はともに35%。これがケネディ氏も加わった三つどもえになると、トランプ氏が33%、バイデン氏が31%に低下し、ケネディ氏が14%を得た。