沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

ニューデリーで暴動、多数の死傷者。   トランプ訪印を荒々しく歓迎したインドはどうなる?

2020-02-29 23:30:52 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和弐年(2020)2月27日(木曜日)
       通巻6377号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ニューデリーで暴動、多数の死傷者。
  トランプ訪印を荒々しく歓迎したインドはどうなる?
***************************************

 昇龍の勢い、イカロスの翼が墜落した。中国である。
 対照的に中国のサプライチェーンとは無縁だったインドは、すくすくと経済成長を続けてきた。スズキの新車販売は軽々と百万台、トヨタもホンダもインドで本格生産に入り、南のチェンナイには東京からの直行便も就航した。

 安部首相はモディ首相と親しく、出身地のグジャラート州へも飛んで、新幹線工事を決めた。日本企業のインド進出は1000社を突破し、ニューデリー近郊には日本人村も出現、デリーの高級ホテルには日本食堂も多数。

 暗転の様相が生産現場や建築サイトに出た。個人破産が増えて新車販売が減少し、インド景気がマイナス局面に陥落した。

 トランプ大統領がインドを訪問した。この時を狙ったかのような荒っぽい歓迎が、デリーの暴動だ。すでに死傷者多数、治安悪化、トランプは「これはインドの内政問題」としてコメントを避け、帰国の途に就いた。

鳩山元首相が付き合う中国謀略機関-肺炎拡大に乗じ日中団結を演出

2020-02-29 23:30:17 | 日記
メルマガ台湾は日本の生命線!】鳩山元首相が付き合う中国謀略機関-肺炎拡大に乗じ日中団結を演出

鳩山元首相が付き合う中国謀略機関-肺炎拡大に乗じ日中団結を演出

ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3436.html

2020/02/21/Fri

■台湾でも話題の鳩山由紀夫「媚中」ツイート

武漢肺炎の感染拡大でマスクの品薄が問題視される中、国民を怒らせたのが鳩山由紀夫元首相の次のツイートだ。

───私は日中友好継承発展会という団体の代表として、ある企業の応援をいただき、中国の対外友好協会に百万個のマスクを送ることができた。

───中国の人口からすれば微々たるものだが、有効に活用されることを期待したい。なお、この結果日本のマスクの流通に影響が出ることはないのでご安心下さい。

これでネット上では鳩山非難の声が高まった。そのあまりの激しさに、台湾ではメディア各社が報道したほどだ。きっと台湾人には、日本の元首相のここまでの中国迎合が興味深かったに違いない。

さて、私も鳩山氏の「百万個のマスクを送る」行為に呆れる一人だが、更にもう一点気になることがある。それはそのマスクの寄贈先が「対外友好協会」(中国人民対外友好協会。以下、人民友協)であることだ。

■中国人民対外友好協会という統一戦線機関

この組織は自称民間団体であるが、実際には中共の謀略機関である。その章程に「本会は民間外交のための組織で、中国人民を代表し、国際社会、世界各国と広く深く友人として交わり、中国と世界各国との友好関係の社会的基礎を築き、中国の特色ある社会主義事業のため、広範な国際的支持を勝ち取る」とある如く、「民間」の名を借りて各国の人々を籠絡し、中国シンパを増殖させ、各国政府を中共に有利な方向へと向かわせるという統一戦線工作を担っているのである。

ちなみに現在の会長は習近平主席の幼馴染である李小林氏。習近平指導部が覇権主義を剥き出しにすればするほど、この組織の危険度も自ずと高まっているのであるが、そのようなものに操縦を受ける日本の大物の一人が、「元首相」の肩書を持つ鳩山氏である訳である。

人民友協は目下、各国からの医療などの支援の受け入れ窓口ともなっている。つまりこれまで築き上げてきた各国との「友好」ネットワークを駆使し、各国人民との団結を演出しているところなのだ。そして鳩山氏は今まさに、それに加担しているところである。

こういうのを外国の走狗というのではないのか。

■鳩山元首相とともに村山元首相も中国に奉仕

鳩山氏はほかにも、李小林氏宛と武漢住民宛のビデオメッセージを送るなど、人民友協への演出協力に余念がない。

人民日報電子版「人民網日本語版」によれば、鳩山氏はメッセージの中で、「『山川異域、風月同天』(離れた場所にいても、同じ風を感じ同じ月を眺め同じ空の下にいる私たちの心は一つ)という漢詩の一節に触れ」ながら、「中国で新型コロナウイルスと雄々しく戦っているすべての友人たちと私たちは運命共同体であり、すべての人が難関を乗り越えることを願う。私たちは友好国として必ずみなさんとともに困難に直面し、肩を並べてウイルスと戦う。2011年に日本で地震が発生した時、中国が日本にしてくれた支援を忘れない」と述べたという。

また鳩山氏だけでなく、もう一人の元首相、村山富市氏もまた動画を作り、「自ら筆を執って「武漢加油」(がんばれ武漢)としたため、中国の感染拡大防止の取り組みを激励し、中国に祝福の言葉を送った。この動画は瞬く間にネットワークで話題になった」という。

歴史問題であれ尖閣問題であれ、更には日米安保問題であれ、つねに日本の国益より中国の政治宣伝への協力を優先するのが鳩山氏であり、そしてこの村山氏だ。

「元首相」の肩書の日本、あるいは国際社会における影響力は小さくないため、中共からすればこの二人は極めて重要な協力者となっているに違いない。

■肺炎拡大で「日中関係の好転」を目指す中共

さて、この二人の元首相の中国激励の行為などを紹介するため、「人民日報海外版日本月刊」の編集長が日本語で一文を書き、ネット上で公開されている。

タイトルは「新型肺炎の拡大阻止で日中関係が好転」。これを見れば明らかだろう。中共が何を求めているかがである。目下対日関係の改善を急いでいる中共だが、武漢肺炎が拡大するのに乗じ、それへの対処における日中協力の演出を展開しているのである。人民友協などもそれに呼応しているところだろう。

その文章には、こうある。

───現在日本側は春に習近平国家主席を国賓として日本に迎える準備をしており、それには中日両国の指導者が署名する政治文書の準備も含まれている。今、日本側は習近平主席の提唱する「人類運命共同体」建設の重要性を深刻に受け止めており、今後中日両国が疫病の拡大防止で協力するという内容も入れたいとしている。

───このたびの新型肺炎の流行は、明らかに中日関係の政治主導と制度設計をさらに触発した。歴史がそれを証明するだろう。

中共が望んでいる今後の日中関係の展開とはこういうことに違いない。そしてそれの実現のため、せっせと奉仕する鳩山氏。

かつては中国を主軸とする「東アジア共同体」の構築を懸命に唱えていたが、今や「人類運命共同体」構想への参与に夢中らしい。「中国で新型コロナウイルスと雄々しく戦っているすべての友人たちと私たちは運命共同体」との上記のセリフを吐くのも、そのためと思われる。

「疫病の拡大防止」のために根本的に求められているのは、健康という基本的人権より独裁政権の安定を優先させ、疫病情報を操作、隠蔽し続ける中共への批判ではないだろうか。それを行うことなく中共に迎合する者は、実は日本の敵というだけでなく、何の罪なき中国人民の敵ということにもなるのである。

幸い武漢肺炎の脅威は、多くの日本国民には中国の脅威の一環と受け止められており、習近平氏の訪日を望む政官財の中国迎合への抑止力を形成しそうだ。


トランプのインド訪問はどれだけの成果をあげたのか    「凡庸な会談」とメディアは酷評した。

2020-02-29 23:28:15 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和弐年(2020)2月26日(水曜日)
       通巻6376号 <二・二六事件から84年>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 トランプのインド訪問はどれだけの成果をあげたのか
   「凡庸な会談」とメディアは酷評した。
****************************************

 1月24日から二日間、トランプ大統領はメラニア夫人を伴ってインドを訪問した。観光の目玉タジハールに立ち寄ったあと、モディ首相の地盤であるグジャラート州で十万人の歓迎集会に出席した。

 首都のニューデリーを避けたのは、過去二ケ月に亘って暴動が発生しており治安が悪化、「市民法」をめぐって反対派の暴力によって、11名が死亡している。また首都圏ではモディ首相の支持率が低迷しており、地域の選挙でモディ与党が大敗している。

 1月24日に開催された米印首脳会談は、貿易、安全保障、地政学、5Gなど多岐にわたる議題を討議した。しかし見える形の成果は30億ドルの武器供与だった。シーホーク24機、アパッチヘリ6機、レーダー、通信機器など。

 インドはロシア製武器で防衛システムがほぼ完成されているため、基盤となる兵器体系が、F16戦闘機など、いきなり全体のシステム変更を余儀なくされる米国の兵器体系を供与されても、効率が悪いとされ、小規模な武器商談に留まった。

 インド太平洋戦略では日米にインドと豪を加えての防衛システムの構築が急がれているが、インドが強く議題としたのはパキスタン問題だった。とくにカウンター・テロリズムへの協同、そして中国問題だった。

 消息筋に拠れば、中国問題では両国の意見はあまり噛み合わず、とくに5Gの排斥を求める米国に対し、既に基地局や工場、販売の普及などでファーウェイ製品はインド市場に浸透しており、5Gの完全な排斥は無理というインドの立場は変わらなかった。

 トランプは「最初の段階に過ぎない」と演説したが、トランプのインド訪問の果実は凡庸だったとメディアの多くが酷評した。

【NHK特設サイト】NHK側の迅速な対応を評価する

2020-02-29 23:27:05 | 日記
【NHK特設サイト】NHK側の迅速な対応を評価する

【NHK特設サイト】
『新型コロナウイルス』特設サイトの「台湾」と「中国」の併記問題について、NHK側の迅速な対応を評価する

この度、全日本台湾連合会は、NHK特設サイトのコロナウイルス感染状況を説明するカテゴリー分けの中の「中国・台湾」という間違った併記を発見し、2020年2月22日深夜、同社に抗議文を送信した。感染発生国中国と、防疫に奮闘し成功している台湾を一括りにするのは全くナンセンスだからである。

続いて全日本台湾連合会所属の各団体が抗議の声を上げ、同時に自由時報が報道したこと、並びに翌23日には事の重大性を察した台湾外交部が抗議したことが功を奏し、NHKを動かしたと思われる。

連休中にも拘らず、台湾人の抗議を真摯に受け止め、迅速に対応し、問題の併記を訂正したNHKを評価します。

台湾は中国の一部ではないので、今後は事実と違う表記・併記の再発防止を強く呼びかける次第です。

全日本台湾連合会
会長 趙 中正
常務理事会一同
2020年2月24日


--
台湾の声

【速報】NHKが新型コロナウイルス特設サイトの「中国・台湾」併記表示を削除

2020-02-29 23:24:53 | 日記
「台湾の声」【速報】NHKが新型コロナウイルス特設サイトの「中国・台湾」併記表示を削除
NHK特設サイト新型コロナウイルス
http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=IK+QjTeG0pu7bhf/fdmhPO+8Ue6A8xaFr5g9R5VO+CGtoPZ0nJVpa674vTtHYffk

NHKの特設サイト新型コロナウイルスの7つのカテゴリーの中で「中国・台湾の状況」というカテゴリーを設け、台湾を中国の一部、あるいは疫病発生地であるかのように表示しているとして、全日本台湾連合会が2月22日に、さらに台湾外交部が2月23日に抗議を行っていた問題で、2月24日、同サイトから問題の表示が削除されたことが確認された。

これまで表示されていた「中国・台湾の状況」のカテゴリーが消え、「世界の状況」に変更された。現在表示されている7つのカテゴリーは「すべて」「国内感染状況」「国内影響」「経済影響」「特徴・注意点」「クルーズ船」「世界の状況」となっている。