今回の旅は、「中国・貴州省の棚田と少数民族を訪ねる旅」です。
貴州省は「天に三日の晴れなく、地に三里の平地なく、人に三銭の金なし」と言われています。

ここは貴州省・従江県・加榜郷・加車です。
加榜郷の棚田地帯です。
「党幾領の棚田」です。地元の棚田名です。
地元のガイドさんが案内して頂いています。
棚田の中心地を散歩しています。

ミャオ族はもとは長江の中流域に住み、漢民族の武力に対して
たびたび反乱を起こしてきましたが、次第に山間部へ追いやられ、
その多くが貴州省に逃れて来たと伝えられています。
ミャオ族は、山の斜面を切り開き、棚田や畑を作り暮らしてきました。

貴州省は、「天に三日の晴れの日なし、地に三里の平地なし、
民に三分の銀もなし」という古いことわざが伝えられるほど厳しい土地で、
平均標高は1000m、総面積の90%以上が山地と丘陵地で占められています。

牛による代掻きです。
今の日本では、見られない風景です。
昭和30年代前半まで、日本でも牛、馬で代掻きをしていました。
馬耕(ばこう)、牛耕(ぎゅうこう)と言う言葉がありました。