今回の旅は、「晩秋の信濃路を訪れる」です。
ここは大町市・美麻大塩です。
正面に鹿島槍ヶ岳の双耳峰(2つの顕著なピークを持つ山)が見えます。
連日の冷え込みで田んぼに霜が降り、白くなっています。
大町の北東の高原に広がる旧美麻村は、素朴な山村です。
仁科三湖(木崎湖)から東方向に山ひとつ隔てた所です。
それだけに自然もたくさん残った場所です。
村名である美麻は、その昔、奈良の正倉院に献上される
良質の美しい麻の特産地として有名であった。
麻作りの歴史は古く、弥生時代から麻の栽培が始まったと云われています。
裏作として始めたソバ畑は、現在では信州を代表するソバの名産地となっています。
裏作として始めたソバ畑は、現在では信州を代表するソバの名産地となっています。
左から鹿島槍ヶ岳の双耳峰、五竜岳、唐松岳、白馬三山
(白馬鑓ヶ岳、杓子岳 、白馬岳)が連なります。