ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

札幌→稚内 ママチャリ激走400キロ その13

2014-09-22 02:07:12 | チャレンジ企画
3日目 午後1時  ~分岐点~


丘の道を過ぎて、再び海沿いの道へ。
…ここにきて向かい風が強くなってきて、今までよりもペースダウンしています…。
前方100メートルぐらい先に自転車旅行者が見えているんですが、彼も結構ツラそうです(笑)。

3日目にして新たな敵「向かい風」の登場ですね(^_^;)


しばらく重いペダルに耐えながら、延々と道なりに進んでいくと…。



…文明がある!!!

いや~…久々に見る家々の集合地帯。安心します。
あれが、北の果ての小さな集落「抜海(ばっかい)」です。

なんとか自転車トラブルに見舞われることもなく、サロベツ原野を縦断できました!!(^_^)


13:33 抜海(ばっかい)に到着。

いちおう近くにはJRの駅がありますが、稚内市街地ともそれなりに離れているのでまさに「僻地」と呼ぶにふさわしい。
こぢんまりしているのであっという間に通過。
なお、「抜海」の駅は味のある駅舎や立地ゆえに「秘境駅」としてファンに人気です。

再び何もない道が…。



14時08分。


いよいよ分岐点に到着です。

左が「ノシャップ岬」経由で海岸線をぐるりと廻るルート。市街地までは遠回りですが、平坦な道が続きます。
そして右が市街地へ直行する内陸ルート。近道なので当初はこちらを通って行く予定でしたが…。


こりゃ登りたくない(笑)。

予想以上の急勾配で、さっきのお兄さんが言っていた通りにいきなり心が折れた。
あまりの坂道ゆえに抜海を出たころから遠くに見えていたほどで、その時からやる気ナシでした(笑)。

ということで、予定を変更して「ノシャップ岬」経由で行きます♪



…このあたりは「無事カエルロード」なんていう微笑ましい名前が付けられていて、道沿いには可愛らしいオブジェがあちらこちらにあります。


…またキミたちか!


どうやら、ブイアートは漁村の定番のようです♪この家の敷地内にはひときわ大量の作品が飾られていました。
なお、付近の家の敷地内や道沿いに飾られている作品たちも同じ作風。
もしかしたらココの家の方が制作して、近所の家々に配っているのかもしれません。


自転車を止め、休憩がてら作品を鑑賞していると元気が出てきました♪

よし、チャリ君!
明日ゴールして、無事に札幌にカエルぞ!
絶対に!



稚内市街地まであと9キロ!…ホントだな!?


ノシャップ岬までは5キロとありましたが、またここからが長かった…。
若干フラフラになりながら、ほとんど気力だけで前に進みました。

ノシャップ岬周辺

結構にぎやかです。水族館や青少年科学館もあり、観光客もいっぱい♪


そして…。


14:59  ノシャップ岬に到着!



やはり「宗谷岬」に比べると地味ですが、達成感はあります♪
いや~、ママチャリでよく来れたもんです(*^_^*)



寂しい最北の海…。

晴れている日は利尻富士をキレイに望むことが出来るらしいですが、あいにくここからも見えず…。
結局見られずに終わってしまうのか…。


次回!3日目ラストです。
いよいよ稚内の街へ!ちょこっと観光します。

続く。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 札幌→稚内 ママチャリ激走4... | トップ | 札幌→稚内 ママチャリ激走4... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
余談。 (北の旅烏)
2014-09-22 08:41:28
私がいま乗っている自転車は、5年前に購入したクロス
バイクモドキ。(前カゴ&泥よけ付き6段変速。^^;)
購入条件が買い物した荷物を積むをトップに上げたため
見た目はママチャリと変りません。自重も18㎏と重く
持ち上げるにも難儀します。(^^;)でも質実剛健?
よき相棒として愛着も増しています。
同時期にサイクル・コンピュータ(サイコン)を買って
一日の走行距離やスピードなどを確認しています。
そして自転車を冬眠させる時点で記録した一年間の累計
距離を見て来年の励みにしています。値段は2000円
台のがありますのでお試しあれ。果てのない道を走って
いるときなど励みになりますよ~♪(^^)
返信する
ノシャップ経由 (ヒデ)
2014-09-22 16:13:25
懐かしい画像が次から次へと出てきます。
私がここを走った時は体調が悪くて凄い不安でした、
カロリーメイト数個で乗り切ったことを思い出します。
私はノシャップ岬は予定通りのコースでしたが、利尻島を
見るために反対側から上りました、結局見えなかった
けどね。
ここはいつも強い風が吹いているみたいです、運が悪いと
最悪ですよね。
返信する
ノシャップ岬 (ぱるるん)
2014-09-22 20:56:30
 坂道を回避してノシャップ岬に向かったのですね。
宗谷岬に比べて地味ですが、水族館がありますし、岬近くに自衛隊のレーダー基地があったりと重要な場所なのかもしれませんね。

 無事カエルロードのブイアート、最果ての地から事故に遭わず無事に家に帰ってほしいという思いなんでしょうね。
心も和んで、気をつけようと思い直すいいオブジェですね。

 
返信する
北の旅鳥さんへ (ホルマリン)
2014-09-23 16:59:31
旅鳥さんの相棒も、ちょうど僕のと同じ5年選手ですね。
重さ18キロという事は、これも僕の自転車と同じぐらいでしょうか…?でも普通のママチャリよりはもちろん乗りやすいのでしょうね。
サイクルコンピュータでの計測、とても楽しそうです。1年間の記録は、ちょうど電気店のポイントカードみたいに蓄積されていく感じが気持ちよさそうです~!(*^_^*)確かに1年間でどれぐらい走行しているのか知りたくなってきました。
実は2年位前から購入をうっすら検討しているままです…。意外と安い物もあるのですね。
返信する
ヒデさんへ (ホルマリン)
2014-09-23 17:14:47
約1カ月前の画像をようやく更新しました(^_^;)
そうだったんですか、体調が悪い中でよくぞ稚内に辿り着いたものです。あの辺は抜海を過ぎてからと、ノシャップ岬へ向かう数キロがだいぶ長く思えますよね。ずっと同じ景色なので…。
自分も旅の道中では利尻島は見えず。帰りの特急列車から、うっすらと霞んだシルエットが遠くに見えただけです…。
やはり、このあたりは地形の関係で強風も止まない場所なのでしょうね。最北の厳しさを感じます。
返信する
ぱるるんさんへ (ホルマリン)
2014-09-23 17:22:33
やはり、半日走った後にあの坂道は登る気が起きませんでした…。
ノシャップ岬はあまり長居はしなかったのですが、観光名所も意外とあるようでしたので時間があれば楽しみたかったですね(^_^;)。

ノシャップへ向かう一本道は疲れも出てきていたので非常に辛かったのですが、所々にあるブイの作品を探しながら進み、なんとか走破できました…。
返信する

コメントを投稿

チャレンジ企画」カテゴリの最新記事