ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

寝台特急北斗星で東京へ行く旅 その6

2015-02-17 23:29:57 | 旅行(道外)2012〜2017
2月7日(土)

おはようございます。東京2日目です(^-^)
本日はまず、東京に来たらぜひ行ってみたかったあの場所を目指します。

午前8時 ホテルを出発。

朝日を浴びるスカイツリー、キレイです♪

朝の雷門と仲見世



土曜の朝にも関わらず、すでに写真を撮影する観光客が結構いました。参道のお土産屋さんはさすがにまだ開店前…。

浅草駅から地下鉄銀座線に乗車!

銀座線初代の車両を意識したという可愛らしい黄色の車両に再び乗ります(*^_^*)
終点・渋谷まで一気に完全乗車です。

午前9時 渋谷駅に到着!


…これが…。かの有名なスクランブル交差点ですか…。
日本の中心部を象徴する名所ともいえる存在。ぜひ来てみたかったんです!

…にしても、渋谷駅が複雑すぎて1階の「ハチ公前出口」まで行くだけでも一苦労(笑)。
地下鉄に乗って来たはずなのに、なんでいきなり到着ホームが3階になってるんだよぅ!

ようやく駅を脱出(笑)。

ほえ~。すんごいよぉ~東京~!

渋谷駅と「渋谷ヒカリエ」

渋谷周辺エリアって、いまだに増殖しているんですね…(汗)。
向こう側に巨大ビルが建設中でした。

忠犬ハチ公発見!

言わずと知れた渋谷駅前の有名待ち合わせスポット。現在は2代目だとか…。
まだ朝なのでそれほど混んでいませんでした。
ハチ公といえば、上野の国立科学博物館に剥製として健在らしいのですが、見に行きたいと思いながらもまだ訪問できていません…。
次に東京に行った時に「目黒寄生虫博物館」とセットで見に行きたいと思います(笑)。

ずっと気になっていたコイツ。

テレビの街頭インタビューでいつも後ろに映っていて「なんだアレ?」とずっと気になっていました。
勝手に「待合室」とか「喫煙スペース」(←なわけないだろw)なんて思っていましたが、正体は渋谷の観光案内所だということが判明。


10時のオープンを待って内部に入ってみると、意外にも運転台や座席がキレイに残っていました!(網棚もね。)
イイネイイネイイネ~♪

東急電鉄の「5000系」という車両らしいです。

1954(昭和29)年から1959(昭和34)年まで製造され、その緑色のカラーと丸みを帯びた車体から「アオガエル」という愛称が付けられていたそうです(←ピッタリすぎるネーミング!!)
現在でも熊本電気鉄道に払い下げられた個体が現役らしい。
…で、この車両は東横線で活躍していた第1号車なのだそうです!車体番号や製造年のプレートも残っていて感動。

ご親切に、内部にいた案内のおじいさんが解説をしてくださいました。
写真では3ドアなのにこの車体が2ドアなのは、設置する際に長すぎたのでカットしたためらしい。

さぞ「アオガエル」のニックネームで渋谷民に親しまれているのかと思って聞いてみたら、「いや~、知る人ぞ知る名前ですよ~」とのこと。
ただ単に「ハチ公前の緑の電車」と呼ばれているらしい(^_^;)。な~んだ。


センター街の喫茶店で朝食を食べたり、しばらく周辺でお土産選びなどをして遊びました。


午前10時半。

山手線に乗り、3つ向こうの新宿駅へ。

新宿駅西口……。ふっ、懐かしいぜ…。
1年半前に訪れた時は、ここで感動のドラマ(栃木県で別れたバイト仲間と奇跡的な再開)が繰り広げられました(笑)。

なお、新宿駅は乗降客数日本一の駅らしいです。

超高層ビル街を目指して歩きます。

あぁ~、確かココだよ~!1年半前に写真撮った場所。
あの時は東京都庁に向かおうと思ったんだけど、あまりの暑さに耐えられなくて止めたんだよな…(^_^;)
今回はもっと向こう側に行ってみたいと思います。

次回、
あの超高層ビルに無料で登れるんだよ~。知ってた~?

続く。
コメント (4)
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寝台特急北斗星で東京へ行く旅 その5

2015-02-17 01:09:40 | 旅行(道外)2012〜2017
2月6日(金) 午後3時半。

お土産屋さんに寄り道しながら、仲見世をぶらぶら…。


浅草寺に到着!



相変わらず、かなりの観光客です。
本堂にお参りし、3月から始まる就職活動が上手くいくようお願いしました。

そして、これまた「内定がもらえますようにその他うんぬん…」を願いながらおみくじを引いてみたところ…。
大吉でしたよ~♪

頭の中で失敗や結末を恐れることなく、どうどうと目標達成に努力しましょう。」By浅草寺観音籤
……はい。

いや~、これはなかなか幸先が良くて気持ちがいいですね!(*^_^*)



浅草寺周辺を散策。

浅草寺のすぐ近くにあった「浅草観音温泉」。
錆びた看板にツタの絡まった暗~い外観、てっきり閉館した施設なのかと思ったら現役でした…。ゴメンナサイ。
色あせた看板がいかにも昭和で素敵。

・浅草花やしき

浅草といえば…の脱力系有名スポット(笑)。良い感じにレトロな裏通りに突然現れます。
なんと1853年開業の「日本最古の遊園地」とのことで、狭い敷地内に昭和的なアトラクションがギッチリ詰まっています。
…ものすごく興味があるので、ここはいずれ友達を誘って来たいと思います(笑)。


静かな浅草の裏通りに、「スペースショット」(右)からの絶叫が響いていました。意外と怖そうです(^_^;)
左の「Beeタワー」は恐らく強風で運転停止中。
…コレ、一回夢に出てきたんだよなぁ…。

ずっと見ていると、なんだかあの時見た変な世界に迷い込んでしまいそうだったので……。逃げるように後にしました(笑)


午後5時。


周辺をぐるっと一周して浅草寺に戻ってくると、もう日も暮れる寸前でした。
観光しっぱなしで疲れたので、そろそろ予約したホテル方面に向かう事にしました。

…しかし、予約したチェックインの時間にはまだ早い。
ホテルに行く前に少し寄り道です♪

・かっぱ橋道具街

巨大なコックさんの頭が目印となっているこのエリア、台所用品、包材、調理器具、ユニフォームに食品サンプル等が集まる専門道具の商店街
品ぞろえがとにかく豊富で見るだけでも楽しい!と、もはや立派な観光名所となっています。
よくテレビで拝見して「面白そう!」と思っていたので歩いてみました。

ちょうちん&のれん専門店

ラーメン屋、定食屋などののれんが大量に並ぶ光景は何だか面白いです(^-^)。

各種容器専門店

ドレッシング、塩&コショウ、化粧品、シャンプーや飲料などあらゆる入れ物が集結!

食品サンプル専門店!!コレが見たかった!

お店の方に許可を得て撮影。
閉店直前にもかかわらず無理を言ってすみませんでしたm(__)m


レストランの前にサンプルが置いてあると触らずにはいられない管理人・ホルマリン(←子供かよ)
こういうお店は滅多に見られないので、まさにワンダーランド!!
レストランに飾る本格的なものから、観光客向けのストラップやスマホケース等いろいろあります♪
やはりこういう商品にもコレクターやマニアの方がいて、近くの別のお店ではジックリ物色中の女性の方がいました。
…とろとろのバターがたっぷり乗った恐ろしくリアルなトースト模型が猛烈に欲しかったのですが、高額すぎるので諦めます(^_^;)


午後7時。

念願の食品サンプル専門店が見られたのでかっぱ橋を後にし、近くのファミレスで夕食を済ませてホテルへ。
「ホテル浅草&カプセル」というホテルです。

個室とカプセルが選べるのですが、今回はカプセルを選択。なんと学割で1700円。北斗星で贅沢したので今回はケチりました(^_^;)。
安いホテルといえば、去年のとんでもない京都の宿を思い出しがちですが(笑)、さすがに今回はネットで安全確認済みなので問題はありませんよ!
むしろカプセルにしては広めの内部で、金庫も付いているので大当たりだと思いました。大浴場もあるし(ボロいけど)。


…さて、明日は東京2日目ですよ~!
出発前は「鎌倉か静岡方面に行くかも」と言っていましたが、結局はおとなしく東京都内をぐるぐる周る予定です。
(出発前にアドバイスをくれた方、申し訳ありませんm(__)m)

次回、東京2日目!
日本一の交差点&日本一の乗降駅へ突入します。

続く。

今回の旅行シリーズはあっさり10回ぐらいで終わる予定です。
コメント (8)
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寝台特急北斗星で東京へ行く旅 その4

2015-02-15 11:04:34 | 旅行(道外)2012〜2017
2月6日(金) 12時半。


東京へ行ったらぜひやってみたい事がありました。
「スカイツリーを真下から見上げる。」


…という事で、地下鉄銀座線に乗り浅草を目指します♪

ずいぶんと可愛らしい色の電車が来ました。
どうやら銀座線開業当時の車両をイメージした新型車両のようですね!(*^_^*)

思えば、銀座線は1927年開通の日本最初の地下鉄。路線は「近代化産業遺産」にも認定されており、駅構内もレトロな雰囲気が漂います。


12時37分、浅草駅に到着。
地上に上がったとたんに目に飛び込んできたスカイツリーと巨大ウン(…以下自粛)!!


・スーパードライホール(アサヒビール吾妻橋本社ビル隣接)



いや~、面白いデザインですね~♪横の金色の建物と共にアサヒビールの敷地だったんですね~。だからビルもビール色だったのか~(←ダジャレではない)
ニュルッとしたオブジェはどうやら燃え盛る炎をイメージしているようで、決してアレではない。
台座部分(黒い建物)にはレストランとイベントホールが入っているとのこと。
…案の定、付近の住民からは「う●こビル」と呼ばれているらしいです(^_^;)


スカイツリーが近づいてきましたよ~♪


浅草駅から、日本一の巨大タワーを目指してひたすらテクテク歩く。
地図なんてそんなもの要りません!見えている方に向かえばいいんですから。


…すんばらしい!
青空に映えますね~(*^_^*)

午後1時、「東京ソラマチ」に到着!

内部は大きめのショッピングモールになっていました。
ここならではのお土産屋さんや限定品を扱うショップが色々あり、しばらく見て回りました。


建物の屋上には「スカイアリーナ」という広場があり、ここからスカイツリーを見上げる事ができます。







!!


いや~、ついに来たぜ東京。
しばらく見上げていましたが、傍から見るとおのぼりさん感満点でダサいですよね(笑)。
展望台に登ってみようかな~とも思いましたが、お客さんが多くて長蛇の列が出来ていたので止めました。入場料も高いし(2000円)。
どうせ一人の僕が登ってもまわりから浮くだけだし…ボソボソ。


…浅草駅方面へ戻ります(笑)。


隅田川の向こうに、東武鉄道の「スペーシア」が!懐かしすぎる!!

2013年の夏休みに栃木県で「リゾートバイト」をしていた関係で、コイツは飽きるほど見ました(^_^;)。
鬼怒川温泉の皆さん、元気でしょうか。
…にしても徐行しすぎじゃないか!?全然進んでいません(笑)

東武鉄道 浅草駅



浅草はぜひ一度散策してみたかったんですよね~。
駅前通りから次第に素敵な雰囲気になってきましたよ~♪


そして浅草といえば…。

雷門!!


…金曜日の昼間だというのにスゴイ人です!!写真もコレで精一杯。
みんな触るからちょうちんがブランブラン揺れまくり!!

仲見世とその周辺



外国の方と修学旅行生ばっかり。
主に外国人向けのお土産屋さんや小物屋さんが多かった気がします。


次回、
浅草寺&浅草散策!おみくじ引いたら●●!!

続く。


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寝台特急北斗星で東京へ行く旅 その3

2015-02-13 11:11:15 | 旅行(道外)2012〜2017
2月6日(金) 午前6時。

福島駅停車で目が覚める。

少し前に仙台駅に停車したはずなんですが、グッスリ寝ていたらしく気付きませんでした。
夜中に何度か目が覚めましたが、一応それなりに眠れたようです。

次第に空が明るく…。


洗面所が混む前にサッサと洗顔を済ませ、ついでにデジカメ君をちゃっかり充電(笑)。
今回の新品デジカメ君は非常に使い勝手が良いのですが、先代のに比べてバッテリー消費量が早いのが少々残念です。

近くの通路に付いている折り畳み式のイス(バタンと倒すと座面が出現!!)に座って景色を眺めながら、バッテリー満タンになるのをしばらく待ちました。


午前8時、食堂車で朝食タイム!

昨日の夕食時は事前予約制でしたが、朝食時は不要なんです。
座席が空いていれば自由に利用可能です(^-^)
いまや食堂車が付いている列車というのも貴重な存在。せっかくなので利用しなければ♪

朝食セット(洋) 1600円

和/洋と種類があり、どちらも同じ料金。少々お高めなんですが、朝食にしては充分すぎるくらいのヴォリュームです(しかも食後のコーヒー付き!)
今回はフルーツヨーグルトと夕張メロンゼリーでしたが、時期によっては果物盛り合わせの時もあるようです。

満席だったので2人席でおばちゃんと相席になって食べました。
それにしても、こんなに揺れる車内で次々と料理を運ぶスタッフに感動。

ゆっくり朝食を味わっていると、ちょうど栃木県の宇都宮駅に停車。
ホームは通勤・通学の人で溢れており、皆さんこちらを羨ましそうに眺めています(^_^;)。
「自分だけこんな事していて良いのだろうか…」と少し申し訳なくなりました(笑)。


優雅な朝食タイムが終わると、終点の東京・上野まで残り1時間になっていました。
部屋に戻り、すっかりマンションばかりになった車窓を眺めながら最後のひとときを満喫。


線路の本数も増え、通勤電車と並走する場面も多くなってきました。ある乗客はこちらの列車に気付くや否や、横に座っている奥さんらしき人をつんつん突いて「見て!あれ!」みたいな仕草をしていました(^-^)
通過駅のホームでも携帯電話のカメラで撮影するサラリーマンの方が見えたり、沿線では三脚を構えた「撮り鉄」の方々がたくさん居たりしました。
いかに北斗星が「特別な列車」として見られているのが分かります。

そして、そんな列車の車窓からこうして風景を眺められている自分はどれほど恵まれているのか、それを実感しなければいけませんね。


…すばらしい体験ができました。


午前10時5分―
無事に上野駅に到着!


いや~お疲れさま。
充実した時間だったので長さは全然感じませんでした。


先頭は見るからにパワフルそうなゴツい電気機関車になっていました。青森~上野間はコレが運んできてくれたわけです。
皆さん完走記念として写真撮影するので非常に賑わっています。


うわ~。1、2号車ボロすぎwww

今年の北斗星廃止は「車両の老朽化」もひとつの要因であったといいます。
車両によっては製造から40年以上という耐久年数ギリギリの物もあるという事なので、これは仕方が無いのかもしれませんね。
…このボロい1、2号車にも乗ってみたかった気もします。

しばらくしてリネン類の運び込み作業が完了すると、列車はバックで上野駅ホームを出ていきます。
乗って来た皆さんは最後の最後までお見送りを行うので、ホームからはなかなか人が減りません。


あ~、さよなら北斗星……。

長年の憧れだった寝台特急北斗星、最初で最後の乗車。
たぶん僕がこの列車を見られるのは今日で最後だと思います。

とにかく、乗る事が出来て本当に良かったです。


さぁ!気持ちを改めて東京観光だ!!

飛行機を使っていないのでイマイチ実感が無いのですが、とにかく東京に到着したわけです。
ホームにズラッと並ぶ電車や、複雑な上野駅を彷徨っているうちに気分も高まってきました♪
さっそく記念スイカで大騒ぎになったあの場所へ。
一度行ってみたかったんです。

山手線外回りに乗車!

おぉぉ~!東京都心部の動脈、山手線ですぞ~♪
朝のラッシュは終わっているので比較的空いています(よかった…)。

わずか数駅で…。

東京駅に到着!



大きすぎてキレイに撮れな~い!!

1914年に竣工し、2014年に開業100周年を迎えた東京駅。ホームの数は日本一多い(在来線18線、新幹線10線、地下鉄2線)らしく、まさに日本を代表する巨大ターミナル。
2003年に国の重要文化財に指定。
つい2年半ほど前(2012年)に、空襲で焼失した竣工当初の姿に復元されたばかり。


駅前には「KITTE(キッテ)」という日本郵便の商業施設がありました。


2013年にオープンしたばかり。旧東京中央郵便局の外装を一部保存し、後方に高層ビルを建てたそうです。
内部は真新しい普通のショッピングモールで当時の面影は無し…(泣)。
一応、4階部分には「旧東京中央郵便局長室」が申し訳程度に再現されていて、「局長机とかあるのかな?」とワクワクしながら行ってみるも、ただのガランとした展望室…(^_^;)
東京駅はキレイに見えるけどね。


6階には「KITTEガーデン」という無料の屋上庭園があります♪

ここは相互リンクさせていただいているぱるるんさんのブログを読み、存在を知っていました。(ありがとうございます)
ここから東京駅を眺めよう、という訳です(*^_^*)



東京駅ホームがよく見えます♪

いくつも新幹線が並ぶこの光景を見られただけでも感動です。
新幹線なんて6~7年前に「こまち」(真ん中に見えてるやつ?)に一度乗ったことあるだけですから…。
それにしても、新幹線も山手線も長いな~。

※注:今回の旅行記は何かと鉄道ネタが多くなっていますが、管理人ホルマリンは鉄道オタクではありません(笑)

次回、
ついにあの『空 樹』が姿を現す!

続く。
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寝台特急北斗星で東京へ行く旅 その2

2015-02-11 16:58:16 | 旅行(道外)2012〜2017
2月5日(木) 午後6時。

車内を探検することに。

こちらは6号車「ロビーカー」。宿泊部屋のすぐ隣の車両です。
自販機とテレビがあり、乗客は自由に利用する事ができます。

端っこには「シャワールーム」が。

2部屋あり、完全予約制で利用可能(確か30分で320円)。
のんびりしたかったので今回は利用せず。

さらに隣の7号車は食堂車となっていましたが、準備中ということで入れませんでした。


車内には到る所にレトロな雰囲気が残されていて、散策するのが楽しいです(*^_^*)。
揺れるので歩くだけでも疲れるんですが…。
なお、他の乗客の皆さんも車内に興味津々なようで、同じように車内をウロウロしていました(笑)。

乗客の皆さんは年配の方々が多く、たまにビデオカメラを持った家族連れが居るくらい。鉄道マニアの人があまり居なかったのが意外でした。
一人旅っぽい若い人は僕を含めて数人ほど…。

国鉄臭ムンムンのトイレ

こんな場所まで撮影するのは変態でしょうか…(^_^;)。生々しい写真を失礼しましたm(__)m
車両によっては洋式(それなりにキレイ)もありました。

なお、通路のドアは横にガシャーッと開けるタイプ、押すタイプ、自動で開くタイプと車両によってバラバラ。
部屋のドアも暗証番号式、カードキータイプ、通常の鍵タイプの3種類があるそうです。
新旧の車両が混在しているのでしょうか。

こちらはB寝台開放の車両。

2段ベッドが向かい合わせで並ぶ昔ながらの雰囲気。値段は「B寝台ソロ」の個室と同じ。
語り合う年配の方々、プランを練る外国人旅行者、スマホ中の大学生っぽい人など客層は様々でした。
ここだったらまた違った旅を楽しめるのでしょうね~(*^_^*)


午後7時。

優雅にディナータイム。…といっても札幌駅で買った駅弁です。
「せっかくなんだから食堂車使わないの?」という方もいるかもしれませんが、食堂車は豪華仕様、事前予約制だしフルコースメニュー6~8000円するんですよ~(汗)。
人気なので混むだろうし、それだったら個室でひとり旅情に浸りながら食べる方がいいな~と思いまして(^_^;)
お弁当はずっと極寒の札幌駅で待機していたおかげで冷たくなっていましたが、それでも美味しかったですよ。



長万部を過ぎ、列車は噴火湾沿いをガタゴト進みます。
真っ暗で景色もあまり見えませんが、月明かりが海面をうっすら照らしています。
何もすることが無いので電気を消し、ただただ車窓を眺めていると不思議な感覚になりました。


なんか、潜水艦に乗ってるみたいだな……。


漆黒の夜の海をひたすら進む、ちょっとレトロな青い潜水艦「北斗星」号。

ぼんやりとそんな事を考えているうちに、程よい揺れが心地よくていつの間にか寝ていました。


午後8時半。

車内販売のアナウンスで目が覚めました。
北斗星限定グッズ」が売られているという事なので、これは記念に購入しなければ。


…ということでストラップを購入(1200円)。
北斗星のグッズ、どれも値段が高めで商品も……う~ん、僕の心に響くモノがあんまり無かったな…。
古い客車がデザインされたキーホルダーとかあれば最高だったのですが。


午後9時37分、函館駅に停車。

ここで機関車の付け替え作業が行われるので、10分ほど停車します。
乗客も自由に外へ出て写真撮影ができます♪


コレが札幌から引っ張ってきてくれた…、え~……凸型機関車です(笑)。鉄道には詳しくないのでお許しください(^_^;)
客車とおそろいのブルーのカラーがよく似合っていてカッコイイです♪近くで見ると結構年季が入っているのがまたGOOD。
北斗星の機関車は2回付け替えられるようですが、コレが一番好きです。


そして、今度は反対側の客車に赤い電気機関車が付けられます。つまり進行方向が逆になるわけですね~。非電化/電化の関係でこのような機関車の付け替えを行うそうで、乗客にとっては楽しいイベントですね♪
…青と赤のコントラストがまた素敵だと思います。


函館を出発すると、ついに北海道と青森を結ぶ青函トンネルへ突入するのでワクワクです!(←子供みたい)。青函トンネルは中学3年の修学旅行で「スーパー白鳥」で通った以来だな~。

午後10時40分 ついに青函トンネルへ!


…当たり前ですが、何も見えなくなりました。
しかも列車の音が反響してスゴイ音!しばらくは寝られませんね…(^_^;)

廃止されてしまった「吉岡海底駅」「竜飛海底駅」(←降りてみたかった…)の姿をしっかり確認後、部屋着に着替えて横になりながら再びノンビリ。
…贅沢な時間ですね。


そのうちトンネルの反響音が消えました。
ついに本州か…」と起き上がって窓の外を見るも、北海道と何ら変わらない真っ暗な森ばっかり。
もう景色は良いか…と再び横になりました。

青森駅に停車し、2度目の機関車交換(今回は車外には出られない)が行われる頃にはウトウト。
そろそろ寝ます。


意外と揺れが心地良くフワフワしているので、思ったほど寝心地は悪くないですよ。
青森駅を出ると、朝の4時51分に仙台に着くまで停車しないので大きな揺れもありません。

付け替えられた機関車がパワフルなのか、先ほどよりもスピードが速くなったように感じます。
あぁ~、結構速いな~」と考えながら眠りに落ちて行きました。


次回、
食堂車で朝食&ついに東京へ!

続く。
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