(「河北新報」平成27年5月14日(木)付け記事より引用)
県教委は13日の定例教育委員会で、女川町に2016年4月の開校を予定している「支援学校女川高等学園(仮称)」の学科概要を発表した。
産業技術科1学科に食品製造、福祉、サービスの3コースを設ける。既存の小牛田(美里町)、岩沼(岩沼市)の両高等学園の卒業生が多く就職している分野を学べるようにした。食品製造、福祉両コースは高等学園では初めて。
いずれのコースも、講義と企業実習を組み合わせた職業教育を行う。立地する女川町の特性を生かし、水産加工業や地域の特別養護老人ホームなどとの連携を想定している。3年間の全寮制も支援学校初で、地域社会で自立した生活ができるよう支援。寄宿舎のほかに生活訓練棟も完備する。
女川高等学園は軽度の知的障害者が対象となる。現在、生徒数減少に伴い閉校された旧女川高跡地に校舎を建設中で、1学年定員は1学級8人の3クラス計24人。
※参考記事(「河北新報」平成26年11月28日付記事より引用)
女川高等学園校舎着工 16年4月開校予定
ことし3月に閉校した女川町の女川高跡地に2016年4月に開校予定の「県立支援学校女川高等学園」(仮称)の校舎新築工事が始まり、安全祈願祭が27日、現地であった。県や町の関係者ら約40人が出席し、工事の無事を祈った。
女川高等学園は軽度知的障害で中学校を卒業した生徒が進学する。同様の県立校では小牛田、岩沼に次いで3校目。職業訓練を重視した学科を設置する。全寮制で、3学年で計72人が学ぶ。
新築するのは鉄筋コンクリート3階の校舎と寄宿舎棟、実習棟などで、延べ床面積は計約6200平方メートル。体育館や生徒会館は敷地内に残る女川高の施設を活用する。
県教委施設整備課の猪股信也課長は「社会で即戦力となる技術を身に付けてもらうための学校。東日本大震災からの復興に向かう女川町で、工場などで働ける担い手も育成したい」と話した。
県教委は13日の定例教育委員会で、女川町に2016年4月の開校を予定している「支援学校女川高等学園(仮称)」の学科概要を発表した。
産業技術科1学科に食品製造、福祉、サービスの3コースを設ける。既存の小牛田(美里町)、岩沼(岩沼市)の両高等学園の卒業生が多く就職している分野を学べるようにした。食品製造、福祉両コースは高等学園では初めて。
いずれのコースも、講義と企業実習を組み合わせた職業教育を行う。立地する女川町の特性を生かし、水産加工業や地域の特別養護老人ホームなどとの連携を想定している。3年間の全寮制も支援学校初で、地域社会で自立した生活ができるよう支援。寄宿舎のほかに生活訓練棟も完備する。
女川高等学園は軽度の知的障害者が対象となる。現在、生徒数減少に伴い閉校された旧女川高跡地に校舎を建設中で、1学年定員は1学級8人の3クラス計24人。
※参考記事(「河北新報」平成26年11月28日付記事より引用)
女川高等学園校舎着工 16年4月開校予定
ことし3月に閉校した女川町の女川高跡地に2016年4月に開校予定の「県立支援学校女川高等学園」(仮称)の校舎新築工事が始まり、安全祈願祭が27日、現地であった。県や町の関係者ら約40人が出席し、工事の無事を祈った。
女川高等学園は軽度知的障害で中学校を卒業した生徒が進学する。同様の県立校では小牛田、岩沼に次いで3校目。職業訓練を重視した学科を設置する。全寮制で、3学年で計72人が学ぶ。
新築するのは鉄筋コンクリート3階の校舎と寄宿舎棟、実習棟などで、延べ床面積は計約6200平方メートル。体育館や生徒会館は敷地内に残る女川高の施設を活用する。
県教委施設整備課の猪股信也課長は「社会で即戦力となる技術を身に付けてもらうための学校。東日本大震災からの復興に向かう女川町で、工場などで働ける担い手も育成したい」と話した。