泉区生活支援ネットワーク

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新しいまなびやよろしく 白石・不登校特例校「きぼう学園」(「河北新報」)

2023年04月09日 | 特別支援学校・特別支援教育
(「河北新報」令和5年4月7日付記事より引用)
自分の良さに気付く場に
 白石市の小中一貫不登校特例校「白石南小・白石南中(通称「白石きぼう学園)」の開校式が6日、同校であった。市教委や県教委、地元の越河・斎川地区関係者ら約100人が出席し、「学校らしくない学校」のスタートを祝った。

 山田裕一市長は「子どもたちか自分の良さや特徴に気づき、社会的自立に向かう学校として学び直しの時間を確保し、家庭や地域と連携した教育活動を推進する」と述べ、開校を宣言。

 佐藤靖彦県教育長は「自然に囲まれ、設備も整い、児童生徒が安心して学べる場だ」と期待を寄せた。

 入学予定者は小学5年2人、中学1年5人、2年5人、3年7人の計19人。登校は各自のベースに委ねられ、別室でクールダウンすることもできる。生徒の希望を取り入れた体験学習にも力を入れる。

 学校行事は入学式と卒業式に限る。今年は始業開始が10日、中学校の入学式は学校に慣れる時間を確保するため19日に設定した。

 式典後は校舎の内覧会もあった。小学校高学年のクラスは児童2人に対し、机五つを用意。市教委の担当者は「一人で机を二つ使ってもいい。図書スペースに漫画がたくさんあってもいい。居心地の良い環境を先生と子どもで一緒に考えてもらいたい」と語った。

 我妻聡美校長は「学校教育の場を多様で柔らかな形にして、子どもたちの学びをつくり上げる4月を過ごしたい。学校らしくない学校をどうぞ見守っていただきたい」と話した。
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