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ダニー食堂

右往左往の日々。

高齢者に対抗意識はないけれど。

2017-11-26 | 本日のおススメ
感謝祭は特別な事は一切せず、夫婦で引きこもってました。

ダニーもそれで良いって言うから、感謝祭当日の夕飯なんて炒飯と中華スープだったわ。


そんなことより今朝方3時半頃、ダニーに起こされてね。

救急車がビリー宅前に停まったみたいだから、外の様子を確認してくれないかって言うわけ。

ダニーは体がああだから、目線が低いために窓から見える景色にも限界があるのよ。

お隣のビリーおじいちゃんは奇跡のアラ卒で、80代後半なのにピンピンしている上に現役バスドライバーでさ。

リタイアする気もさらさら無くて、数ヶ月に1度の適性審査に通る限り仕事は続けるって宣言しているの。

シフトは決まって始発から昼までで、どの路線に配置されても毎朝3時頃に起床だって聞いていた我々。

でもダニーの言う通り遮光カーテーンの隙間から赤いライトがチカチカ見えたので、急いでカーテンを捲って外を確認すると、ビリー宅に救急車ではなく消防車が停まってるじゃない。

でもそこには緊張感はなく、リラックスした感じの消防士さんと、ビリーじゃない側のお隣さん達も外に出て野次馬しているのが見えたから我々も外に出てみたわけ。

何とビックリ。

窓からは全部見えなかったけど、そこには消防車2台、パトカー2台、救急車1台、事故車2台、その為に通行出来ない他の車でまぁ明るい事!

どうやら路駐していた車に他の車が突っ込んだらしく、突っ込まれた車は歩道を超えてビリー宅敷地の建物スレスレまで飛ばされてるじゃない。

何に驚いたかって、これだけの大騒動なのにダニーに起こされなければ眠っていた自分よ。

独身の頃は決まって地震発生数秒前に目が覚めるほど敏感だったのに、あの日々は夢だったのかしら。

そんな事を考えていたら、制服に身を包んだビリーがようやく家から出てきてさ。

我々を見つけるとすぐに寄ってきて「なんだなんだ、何の騒ぎだ?物音ひとつ聞こえなかったのに何事だ?」って。

そんなビリーをダニーは笑っていたけど、自分と全く同じ反応だった後期高齢者を前にあたしは複雑な心境だったわ。

因みに騒動のために車が出せず、ビリーは出勤出来ませんでした。


今日の夕飯
・(多分)カレーうどん