ダニー食堂

右往左往の日々。

彼らは何かを恐れている

2017-11-07 | 本日のおススメ
毎年ホリデーシーズンになると、マット君の女友達から焼き菓子が届く我が家。

彼女と我々夫婦は年に2−3回、グループで会う程度の仲なんだけど、年末の挨拶代わりにお菓子を焼いて配る風習がアメリカにはあるらしくてね。

有難いことにうちにも持ってきてくれるの。

中でも彼女の作るスノーボールクッキーは絶品で、甘い物をあまり欲しないあたしでさえ毎年楽しみにしてるわけ。

ナッツが香ばしくてサックサクで日本でも売れるんじゃないかってくらい美味しいのね。

ところが、それ以外の殆どはダニーですら無言で固まる程のシナモン量でさ。

あたしなんて香りだけでアウトだから、我が家じゃ食べられないわけ。

シナモンの量だけが問題なのに。
勿体無い話よね。

そこで去年、我々はマット君に白状しました。
「スノーボールは毎回夫婦で奪い合いだけど、それ以外は手も出せない」って。

すると彼も似たような状況らしく、特にキャロットケーキは毎回そのまま近所の人に持って行くとのこと。

今年もその季節がやって来るのであたしは二人に打診したの。



そもそも料理上手な彼女なのだから、話せば分かってくれるのではないか。

外国人しかも同性のあたしは不適任だけれども、あなた方のどちらかが軽くシナモンの量について触れてみるべきではないか。

彼女と最も親しいマット君が一番適任だと思う。





そしたらおっさん二人声を合わせて




オ〜〜ゥ   ノ〜ゥ



ノー  

ノー  

ノー

ノー

ノ〜ゥ






あたしにも同じくらい気を使え